安全地帯in甲子園球場〜ライブに行ってきました!
今年もなんと12月に突入してしまいましたね!
年を重ねるほど、1年の経過を早く感じるって、よく聞きますがとっても賛同します…笑
あと、ひと月、今年のやり残しを消化するために忙しくなりそうですね。
どうぞ、皆様、お体ご自愛くださいませ。
ところで、先月、久しぶりに甲子園球場へ行きました!
野球観戦ではありません! コンサートです。安全地帯の「さよならゲーム」という彼らにとって、約30年ぶりのおそらくここでのライブは、ラストになるであろう貴重なライブ。
安全地帯、玉置浩二…って言っても若い方には、響かないのでしょうね。
1980年代を中心に「ワインレッドの心」を始め、爆発的にヒットを飛ばしたロックバンドなのです。グループを継続しながら、玉置浩二は、ソロとしても活動を続け、最近では、クラシックのオーケストラとのコラボが人気を呼んでいます。
玉置浩二が大好きな私は、クラシックバージョンのソロコンサートにも、もちろん行きました。クラシック向きの音響抜群の会場で行うので、こちらは本当に上質な時間。玉置の切ないバラードがたっぷりと味わえます。
しかし、クラシックなので、静かに聴くという感じ。
コンサートといえば、聴き入るのもいいけど、弾けたいよね!
ということで、甲子園球場まで弾けに行きましたよ!
地元とはいえ、阪急沿線と阪神沿線の微妙に乗り換えがあります。
野外コンサートなんて、何年ぶりでしょう!?
10代の頃は、夏のロックフェスとかによく行ったものです。あの体力ってすごいなと懐かしい限りです。
今回の甲子園ライブは、だいぶ前から知っていましたが、野球場での野外ライブに私の体力がついていけないかも…って不安で、なかなか行く決意ができませんでした…笑。
でも、最近テレビで玉置浩二の歌を視聴して、やはり安全地帯のラストなら行くしかないと、慌てて取ったチケット…当然、良い席ではありません。
大きな球場をかなりぐるぐる歩いて、ようやくたどり着いたアルプススタンド。
コンサート開始前にもう疲労が…(早すぎる!)
確か前に野球観戦に来た時は、もう少しいい席でいい椅子だった…
こんなにちっちゃい背もたれなしの浴用椅子みたいなのに、2時間もじっと座っていられるかしら…おトイレに行きたくなったらどうしよう…
本当に若い頃だったら、コンサート前は興奮してドキドキするだけなのに、年を重ねると不安ばかり…苦笑
それでも、もう少しで玉置の歌が聞けるという思いでスタートの時を待ちました。
屋内のドームコンサートなら、スティングなど外国人アーテイストが好きなので、色々見てきましたが、野球場って新鮮!
ファンの年齢層はかなり高めですが、なんと38000人も集まったそうです。
コンサートが始まるやいなや、ダンサブルな曲に合わせて、私も含めもう若くないファンたちがノリノリに!!
相変わらず切なくてセクシーな玉置の声。
球場だから音響は、はっきり言って良くないし声がこだまする感じ。
それでも彼の味わい深い声が勝っていました。
みんなで大合唱するシーンもいっぱいありましたよ。
途中で甲子園名物のこんな風景も!!
圧巻です!!
実はドラムの田中裕二さんがコンサートの数ヶ月前に病に倒れ、無念の不参加となりました。
ラストに田中さんの名前も紹介しながら、スティックをVの字に掲げる玉置浩二。感動的な瞬間。
元々「安全地帯」というグループ名は、世界の全ての地域が戦争がなく安全地帯、平和であるようにという壮大なメッセージが込められています。
コンサートが終わった後に、スクリーンにこんな平和への願いが。
素晴らしい!!
あっという間の2時間。非日常にエスケープしていました。
青春時代を思い出していた人も多いでしょう。
感動の余韻に浸る間もなく、帰路は満員のごった返し。
人、人、人で進まない道。
疲れます。私の嘆きのつぶやきに
私のツイッターのフォロワーさんが
「コンサートは帰宅するまでがライブです」とコメントしてくれました。
確かに!! これがライブなのです。ヘトヘトで帰宅後、少し、放心状態…笑
野外ライブは、私にとっても今回が「さよならゲーム」でしょう。
心地よい疲労感に包まれた夜でした。
ありがとう、玉置浩二、安全地帯。