インド・ブバネシュワルから戻ってきました!

東京
書道家・ライター
Tohku
桃空
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12年前に比べるとリキシャは少なくなったように思う。タクシーでなくたまには乗車。

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オリヤ(オディシャ)のトラディショナルな料理がカーラブーミの奥の食堂で食べられる。

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空海の臨書をシルクサリーに書きました。光沢ある布への筆はすべって難しい。初めての貴重な体験。

2019年、最後の旅「オディシャビエンナーレ2019」12月21日から31日の昼過ぎにブバネシュワルの空港へ。機内でのハッピーニューイヤーは初めてでした。

会場であるカーラブーミは最初の進み具合がスローペースで心配でしたが、素晴らしい会場にそれだけで満足できるようなスペースでした。ブバネシュワルの市内の中心地からクルマで15分くらいの場所にあるカーラブーミ(アート博物館)は公園が併設されており、そのなかに野外の円形劇場もあります。

景観も美しくカフェもあり、若者の出入りが多いことで活気もあります。自然を活かしたオディシャの自慢すべき施設です。

わたしは弘法大師の金剛般若心経の一節をシルクのサリーに書かせていただきました。そして、たまたまですが「ボーダーライン」というファッションショー(メイン画像)で題字も現地で書きました。テーマはもちろん「境界線」。わたしは隷書で境界線と書きました。

3日目あたりから書き始めたシルクサリーへの空海の臨書の内容が、たまたまリンクしていたので、いちおう記しておこうと思います。

「自分と他人の境界線をなくすことが「真理」への道でしょう。真理が見えれば公平な心が得られ嫉妬心はなくなり、人々の善をよろこび真理に背くことがなくなるのです。」という内容です。2020年が明け、冒頭から世界の平和が危ぶまれるニュースばかりで不安がよぎりますがオディシャでの様々な交流と、平穏なひと時を忘れずに過ごしたいと思います。

仕事始めで気持ちも切り替わっていらっしゃると思いますが、みなさまあらためて良いお年を!!

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