擬人化のススメ

愛知
事務・web校正・ライター(見習い)
創作のススメ
kaneko

 

唐突ですが、皆さんは「擬人化」を考えたことってありますでしょうか。

私は擬人化とは少し違いますが、モノに感情を吹き込むという作業を初めてしたのは、おそらく小学生の頃、まだ慣れていなかった作文の授業で書いた鉛筆か何かのお話だったと思います。

ノートさんと会話をさせていた気がしなくもないです。

それから暫くは、家にあるような身近なモノの気持ちを考えるのが趣味だった気もしなくないです。

作文の内容自体はほぼ覚えていませんが、今思えばその授業がきっかけで、いろんな視点で物事を考えるということが楽しくなったのかもしれません。

 

話を戻しまして「擬人化」とは、簡単に言えばヒトではない「モノ」に対し、そのビジュアルも含めて「人間」に具現化させてしまうことです。

漫画やゲームだと、を擬人化した『刀剣乱舞』、を擬人化した『ヘタリア』や、細胞を擬人化した『はたらく細胞』などがパッと思いつきました。

恐れながら、私自身がそこそこに詳しいのは『はたらく細胞』のみではありますが、こういう普段着目しないものに対して大勢の人を虜にするくらい面白く描けてしまう制作者さん達の力はやっぱり凄いです。

複雑な理数系がサッパリ苦手だった私ですが、赤血球、白血球、血小板、キラーT細胞、樹状細胞……といろんな名称や役目を今更覚えられた上、”自分の身体の中には美少女やイケメンが日々ウイルスと闘ってくれている“と想像するだけで、何となく生きようって思えてしまうので凄いです……

個々の免疫力が試されているこの時期だからこそ、なおさらそんな細胞達を応援している自分がひっそりいます。

それと同時に、本当に面白い擬人化のストーリーを考えるのならやはり、ただ単純に感情をつけて終わりではなくて、当然その対象となるモノへの膨大な知識量と愛が必要になるなとも強く感じます。

大勢の人に負けないくらい「好きなもの」はありますか?

擬人化して広められたら、同じ趣味のファンをたくさん増やせるかもしれません!

 

プロフィール
事務・web校正・ライター(見習い)
kaneko
WEB関係の会社で事務・校正勤務。文章が好きなことから専門学校時代は雑誌編集分野のコースを専攻したり、脚本に興味を抱いてシナリオスクールに通ったり。将来的にはフリーライターを目標に、現在少しずつライティング実績を積むべく奮闘中。

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