スー女も寂しい、前代未聞の「静かなる春場所」!
新型コロナウィルスが世界的に猛威をふるい、
私たちの日常も制限されつつあります。
3月と言えば、お相撲大好きなわたくし…スー女にとっては、
「浪花の春場所!!」
年間、6回開催される大相撲ですが、唯一大阪で開かれるのが3月なのです!!
何度か難波の春場所に足を運びました。
写真は数年前のものです。
今年はなんと! 無観客!! (悲)
写真のようなのぼりもなし。
触太鼓もなし!
ちなみに触太鼓というのは、お相撲の場所初日の前日に
呼び出しさんが太鼓を叩きながら、場所が始まることを知らせる相撲興行における行事の一つ。
町中を触れ回るから触太鼓と呼ばれています。
町に活気を与える景気付けの役割も果たしていて、
お店の前で太鼓を叩いてもらうと
客を呼ぶと言われ、とても縁起が良いとされています。
こちらは、私がかつて両国で買った暖簾。
和室に飾っています。
場所中は、館内で「相撲茶屋」というお店が沢山出されるのですが
このような暖簾、お湯のみ、うちわ、提灯、キーホルダー、タオルなど…
特定の力士の名前や顔が描かれたグッズたち。
ファンには、たまらない、いわゆる相撲グッズが所狭しと売られていて、お店だけでも熱気があります。
その他、お弁当やスイーツ…色々な食べ物も、もちろん売られています。
ところが、今回は「相撲茶屋」もなし。
お客がいないのだから、ないのは当然なのですが。
ないない尽くしで活気も、まるでないですね…
そもそもお相撲は、見世物なのです。
見せるものなのに観客がない…
寂しすぎます(涙)
力士たちも、ファンの声援に元気をもらっているから
「何のためにやっているかわからない」…と言っていました。
まるで練習の延長のようなのでしょう。
モチベーションが上がらないですよね。
だから、テレビの前で、懸命にご贔屓力士を応援する私(笑)。
私の声が届きますように!
22日の千秋楽まで静寂の春場所は、続きます。
優勝は、誰でしょう?
テレビの前で楽しみましょう。
いつもは「荒れる春場所」と言われていますが、
前代未聞の「静かなる春場所」でしたね。
途中、千代丸関が40度の高熱で新型コロナウィルスの検査対象となりましたが、
幸い陰性でした。陽性ならすぐに場所は中止となります。
しかし、土俵の上で、濃厚接触する力士たち、最後まで油断は禁物ですね。
本当に新型コロナウィルスが1日も早く終息することを願ってやみません。