クリエイティブな日本酒の楽しみ方 おしゃれ・おもしろいラベル
新型コロナウイルスがきっかけで宅飲みが増えているのだとか。そこで今回は、クリエイティブな日本酒の楽しみ方を取り上げてみたいと思います。
クリエイティブすぎる最近の日本酒のラベル
皆さん、普段は日本酒を飲まれますか?
あまりじっくりと目にしたことがないかもしれませんが、最近の日本酒のラベルがとてもおしゃれなんです!
クリエイターの皆さんの感性をくすぐること間違いなしです。
ここでちょっと、日本酒のラベルデザインについて遡ってみましょう。
現在のようにボトルにぺたりと貼り付けていたわけではありませんが、江戸時代にはすでにラベルデザインがあったとみられます。
当時のデザインの復刻……が話題になっていたのは最近のこと。びっくりするくらいおしゃれです。
明治・大正・昭和あたりまでは、筆文字×和柄のデザインが主流だったようです。
現在ほど多様性はありませんが、それでも銘柄ごとに個性があります。現在でも、当時のラベルをアレンジしているものがみられます。
ある酒造の営業さんは
「これは女性におすすめしたくて、女性らしいデザインにしたんですよ」
「ラベルがおしゃれなのでプレゼントに……というお客さんが多いですね」
「試飲なしでジャケ買いされてくお客さんがけっこういらっしゃいます」
というお話をしてくれました。ラベルに凝っているようです。
日本酒のラベルはセールスプロモーションの一環といえるのではないでしょうか。
SNS映えするものは拡散だってされるはずです。
最近の日本酒ラベルのクリエイティブポイント
最近の日本酒のラベルについて、クリエイティブなポイントを(独断と偏見で)分析してみたいと思います。
家紋アレンジタイプ
日本酒ならではなのが「家紋」です。歴史ある酒蔵のラベルには家紋が採用されていることも。
大胆に家紋を配しながらも、現代的なデザインに仕上げているラベルがたくさんあります。
調べてみると、おもしろい歴史が隠されていることも。
英文字・英数字タイプ
まるでワインのラベルみたいな英文字・英数字を組み合わせたデザインも増えてきています。
SNSではクリスマス前後に話題になっていました。
日本酒は洋食ともマッチします。日本酒を洋食で楽しむとき、英文字・英数字のラベルをチョイスしてみてはどうでしょう?
インスタ映えしますよ。
メディアミックスタイプ
普段、日本酒を飲まないのに購入するきっかけになったといわれるのが、アニメ・マンガ作品とコラボしたラベルです。
有名漫画家が愛飲していたから。
その地域の出身だったから。
などなど……コラボするきっかけは様々です。
全国各地に意外なラベルがあるので、アニメ・マンガマニアなら楽しめます。
まとめ……ラベルコレクションもおすすめ
緊急事態宣言で宅飲みを楽しむ機会が増えたというクリエイターの皆さん、ぜひ日本酒でクリエイティブな宅飲みタイムを楽しんでください!
日本酒のラベルは剥がしてコレクションするのもおすすめ。
ランダムにレイアウトしてポスターフレームにおさめればインテリアにもなりますよ。