オタク心覚醒?! 名作アニメ映画の再上映ラッシュ!

北海道
校正
徒然なるままに日々思うこと・感じること
こまこま

映画館は今、往年の名作アニメ作品の再上映ラッシュです!

公開延期になっていた大友克洋監督の「AKIRA」リマスターIMAX上映が映画館営業再開後から上映ラインナップに入っており、そして先週からは急遽決まったジブリ4作品が上映されています。
7月にはこれまた延期になっていた「機動警察パトレイバーtheMovie」の4DXも上映予定です。

 

ここ数年、再上映作品が増えてちょいちょい観に行ってはいたものの、こんなに連続して上映されるのは初めてのような気がします。

 

しかも今回は、私が生まれる前や小さかった頃に劇場公開されていた作品が多め!

SF映画やアニメが好きな父の影響で、子供の頃からリアルタイム放送アニメの他に昔のアニメも見ていたので、世代が違えどAKIRAやパトレイバーはものすごく好きな作品です。

ジブリも父がたくさん録画していて、また母も原作のナウシカを揃えていたこともあり、物心ついてからはジブリはとても身近な作品で何度も観て読んでいます。もう人生のバイブルと言っても過言ではないほど。

けれども、どの作品も家ではたくさん観てきたものの映画館で観れる選択肢がないゆえ、そんなことを考えたことすらなく、今回の再上映を知ったときはそれはもう驚きと嬉しさはひとしおでした。

 

今現在、見に行ったのが「AKIRA」と「風の谷のナウシカ」。
(今後「もののけ姫」「パトレイバー」を予定)

どちらも感想は「何十回家で観ても、一回の劇場鑑賞には及ばない!」
(AKIRAはもう2回観に行ってますが…笑)

 

初の劇場鑑賞で改めて感じたのが、映画館は映画を見ることにとても集中できることでした。
家だと照明や自然光が画面に反射して見えていなかったり、周りにものがある分、意識が映画に行ききれていなかったと感じますね。さらに長年見ている作品は話がわかっているているから流し見になりがちになっています。

一方、映画館は暗いため周囲が見えず、大画面と良質なスピーカーが鑑賞者を圧倒的な力で映画に引き込みます。

何十回観てきた映画でも、劇場で観たことによって初めて気づいた描写や音がいくつかありました。
また、家以上に映画に集中できているためものすごく感情移入してしまい、人生で1番観た映画のナウシカでさえ今回初めて号泣しながら見入っていましたね(劇中3回も)。

 

今回の劇場鑑賞で新しい気づきや家で見るのとは違う感覚を楽しめて、映画や映画館がよりいっそう好きになりました。

新作を映画館で観る今までのスタイルも良いですが、往年のさまざまな名作をもっとたくさん映画館で上映されてほしいですね。

 

あと今回の再上映で感じたのが、劇場パンフレットの再販を強く希望!!
何度も観ている映画とはいえ、もっと深堀して作品を楽しみたい気持ちがよりいっそう高ぶり、観終わった後でパンフレット売り場に速攻向かいましたが何もなく愕然…。
「オタクはそういうとこには惜しみなくお金を出すので担当者様お願いします!」と虚しくも脳内で呼びかけておりました。

 

 

さて、残り鑑賞予定の「もののけ姫」とパトレイバーですが、多少心配なこともあります。
・「もののけ姫」は大画面であの乙事主様のタタリ神を見ることができるのか?
初見の小3でかなりトラウマになって以来、大人になりだいぶ見れるようになったとはいえ今でも時々テレビ放送時にはチャンネル変えたりクッションでガードしているので…笑
・「パトレイバー」は4DXなので揺れたり何なりさまざまな体感があると思われますが、クライマックスの台風シーンはどうなるのかが不安…揺れすぎて映画に集中できないのでは?

 

 

残り作品には期待と不安でいっぱいですが、眠っていたオタク心が覚醒したので久しぶりに全力で作品を堪能したいです。

プロフィール
校正
こまこま
デザイン系の大学に行くも、就職で迷走。ライターをかすめる程度にやってみて、現在はウェブや誌面の校正の仕事をやっています。まだまだわからないことだらけで、失敗と勉強が重なる毎日。真冬の北海道生まれですが、寒さに非常に弱い。「風の谷のナウシカ」で物語終盤の王蟲の大群の音(鳴き声?)はギタリストの布袋寅泰さんのギター音なのは有名ですが、私のお腹の消化音も同じような音がなります。

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