⭐コロナに負けない!②『お金のサポート10選』(12/31更新)
⭐NEW 【12月】
新型コロナウイルスの影響による特例貸付は、
「緊急小口資金」「総合支援資金」ともに
受付期間は2021年3月末まで延長されています。
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みなさん、秋から冬のお金、大丈夫そうですか?
長い梅雨がようやく明けて窓の外にはムクムクの入道雲と青い空。
前回、う?こを連発したこともあり、ここはひとつ「バカンス気分で楽しむ仕事場」とか、
なんかそんな、ふわっと爽やかでイケてる原稿を書くつもりでした。
が、ふたたびの感染者増で、世の中またピリピリしてきましたね。
なので4月に投稿したお金の話、そのパート2を記したいと思います。
主にフリーランサー・業務委託として働く「個人事業主」の方々を想定しています。
10万円の定額給付金、そして100万円(最大)の持続化給付金はもう手にしましたよね?
いっぽう仕事の受注状態はどうでしょう。クライアントさんの店舗は再開されたけれども
媒体計画はまだ宙ぶらりん、納期は後ろにズレズレ、、、たぶん多いとお察しします。
寒くなってからアタマを抱えのではなく、イザとなったらどんな手が打てるのか?
この、特別に静かな夏休みのうちに少し勉強しておこうではないですか。
以下、「もらう」「減らす」「待ってもらう」「借りる」の4つのカテゴリーに分けて
申請が難しくない(たぶん)と感じた国や自治体などの、10コのサポートをご紹介します。
*
?「もらう」
昨年の売り上げに対して収入が減っている方は、以下の3つの給付金が申請可能です。
?1 【持続化給付金】
コロナ対策の目玉なので、今どきもう説明は要らないですよね。でもいちおう記すと、
「前年と今年を比べて、売上が50%以上減った月がひとつでもあれば最大100万円をさしあげます」というサポート。
パソコンからすぐ申請OK。役所へ住民票などを取りに行く必要がないこともうれしいですね。
?2 【家賃支援給付金】
当初はテナントを借りて商売されている方々への支援でした。でもその後、
「自宅兼事務所として仕事をしている個人事業主も対象」となったのが吉報です。最大300万円。
毎年の確定申告で経費として申請している家賃の割合をベースとして申請ができます。
必要書類は難しくなく賃貸契約書・家賃の送金記録の提出以外は、持続化給付金とほとんど同じ。
1点だけ気をつけることは、給付が決まったら大家さんにも連絡ハガキが行くということです。
住宅として賃貸契約書を取り交わしている場合は注意が必要ですね。
(事前に大家さんへ電話してご理解いただけるよう相談するのがベターかと)
7/14から受付が開始されています。
?3 【小学校休業等対応支援金 小学生の子供がいる業務委託の方が対象】
業務委託で仕事を受けている方などが、小学校等の臨時休校によって契約している仕事を
休まざるを得なかった場合、1日あたり4,100円~7,500円が支給されるものです。
該当する方はある程度限られると思いますが、小学生のお子さんのいる方は
面倒くさがらずに自分が該当するか確認してみてください。
?「減らす」
毎年お高い「国民健康保険税」、そして「国民年金」の納付額を抑えることができます。
支出を減らして手元のキャッシュを残しておくためにも、ぜひ確認を。
?4 【国民健康保険税の減免】
納税額を減らせる。これはぜひとも確認しておくべきサポートと感じました。
もう手元に国保の納付書は届いてますよね? すでに納付済み? その分も含めて申請可能です。
一例を挙げて説明すると、たとえば前年の所得額(収入ではなくて経費を抜いた「所得額」)が
400万円以下の方がいるとして、その場合は8割が減免されます。
前年の所得額が550万円以下の人は6割が減免されます。
今年の収入見通しや世帯収入によっては、半額やそれ以下になるケースも。
すでに納付済みの今年の7月、8月の分も、申請が通れば後日に還付されます。
さらに今年の2月が納付期限だった「令和元年度・第8期分」も、併せて申請すれば
後日に差額が還付されます。わお!
申請に必要なものは「2019年の確定申告書(青色・白色)の写し」「身分証明書の写し」
「通帳や帳簿の写しなど現時点までの売上」「今後の売上見通し(主観的な予想でOK)」など
簡単。持続化給付金より申請書類は少ないと感じました。
申請は郵送が推奨されています。心理的にもストレスフリーですね。
詳しい計算方法などは、お住まいの各自治体のホームページをご確認ください。
参考サイト・全国商工団体連合会
参考サイト・東京都国立市
(ページ下部からダウンロードできるエクセルに入力すると減免額の簡易判定ができます)
?5 【国民年金保険料の免除】
年金の納付額も減らせる。今年の収入見通しによっては最大で全額が免除されます。
免除が適用される期間は、今払っている今年の7月から令和3年6月までの納付ぶん。それと、
さかのぼって令和2年2月~6月納付ぶんも還付申請可能です。
ただし免除で減った分は、免除の期間に応じて将来の年金受取額に(わずかに)差が出ます。
なので収入が落ち着いたら「追納(追加納付・10年以内)」で埋めるのが理想的です。
申請は各自治体へ。口座引き落としの人は、引き落とし停止の手続きもあわせてお忘れなく。
参考サイト・年金住宅福祉協会
参考サイト・マネーの達人
?「待ってもらう」
「住民税」の減免は今のところありませんが、納付を待ってもらうことはできます。
それから「電気」「ガス」「水道」、そして「携帯電話料金」も。
「あ、このあと2カ月間だけ入金がヤバいんだっけ」なんて時のために覚えておきましょう。
?「借りる」
あまり想像したくはないですけれども、生活費にいよいよ困ったらどうするか?
クレジットカードのキャッシングに手を出す前に、各自治体の「社会福祉協議会」へ。
無利子・保証人不要の生活費を長期返済にて貸してくれます。
?9 【緊急小口資金 20万円】 ※ 令和3年3月まで申請期限が延長されています
お住まいの地域の社会福祉協議会へまずは電話予約を。
当座の生活費を、個人事業主なら最大20万円まで貸してくれます。
返済は1年後にスタートで、回数は24回。どうしても返済が難しくなった時のための
救済も用意されています。
社会福祉協議会で申請書類を受理してから7〜10日営業日ほど(審査の混み具合によります)で指定した口座へ振り込まれます。
これに関しては4月のクリエイターズステーションに記事を書いています。
?10 【総合支援資金 月20万円×基本3カ月間】 ※ 令和3年3月まで申請期限が延長されています
緊急小口資金でもまだ生活が苦しい場合は、月あたり最大20万円の貸し付けを3カ月間受ける
ことができます。もちろん無利子・保証人不要。
返済は1年後にスタートで、10年以内の返済計画で返すことができます。
社会福祉協議会で申請書類を受理してから4週間前後(審査の混み具合によりますが)で指定口座へ振り込まれます。
窓口は上記の「緊急小口資金」と同じく、お住まいの地域の社会福祉協議会です。
(ただし、基本的には「1.緊急小口資金」~「2.総合支援資金」のステップとなります。いきなり
総合支援資金の申請と難しいらしいです。詳しくは窓口へ)
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以上、役所の書類が苦手な私でも3時間ほどのネットサーフで理解できた
お金のサポート10本のお話でした。知っておくだけでも安心するでしょう?
不安を減らして、こころ晴れやかな夏を?