今月は3本立てでお送りします
暑いですね。猛暑日なので猫を洗ったらすごい怒られました。
さて、今月はサザエさんのように3本立てでお送りします。
●チンさんがいっぱい
ロバート秋山さんの中華料理店でのエピソードで、
追加のオーダーをしようと「陳さん!」って呼んだら
厨房の5人が一斉にこっちを振り返った。
というのがあって笑いました。
確かに多い気がします陳さん。麻婆豆腐で有名な陳建一さんもそうだし。
調べてみると、中国に多い名字の中で「陳」は5位。
1位は「李」、2位は「王」、3位「張」、4位「劉」、6位「楊」、
7位「黄」、8位「趙」、9位「周」、10位「呉」
だそうです。(2010年 中国政府調べ)
ちなみに中国語の発音だと「陳(チェン)」さんとなります。
さらに多いのが台湾で、2016年の台湾内政府の調査によると
「陳」さんは堂々の1位。台湾の総人口の11.4%を占めていて、つまり
10人に1人が「陳」さんなのでした。
台湾といえば屋台メシ、おいしいっすよね。
写真は錦糸町でお気に入りだった「劉(リュウ)の店」の鶏肉飯(ジーローハン)。
鶏肉と一緒に炊いたごはんに、ほぐした鶏肉と鶏皮を散らした台湾の鶏飯です。
胸肉なのにしっとりと柔らかで、夏場は瓜のスープがついてきます。
残念ながらご主人の勇退にともない今年閉店してしまいましたが
どこかでまた食べたいな。
●ことばロンダリング
旧統一教会の件で立憲民主党のある議員さんが
「統一教会って、原理研とかいろいろ名称を変えたり、これカルトの特徴なんですけど
正体を隠すわけです。名称変更ってのはその最たるものですから」
それ、民主党も同じじゃん。
こういうケース、「名前ロンダリング」とでも呼んだらいいのか。
また、ロンダリングが本来意味する「資金洗浄」とは違った使い方ですけれど、
ふわっとしたことばで煙に巻いてしまう、そんな手口もあります。
某総理大臣がよく使う
「緊張感をもって注視していく」とか、「しっかりとやっていく」とか。
何も言ってないけどなんか言ったように聞こえる。これも一種のロンダリングのような気が。
その反対もあって、知っていましたか? モスバーガーのMOSの語源。
以下モスバーガー公式サイトより引用
「モスバーガーのMOSはそれぞれ、M-Mountain(山)、 O-Ocean(海)、S-Sun(太陽)の
頭文字をとっています。この「山・海・太陽」にはそれぞれ、「山のように気高く堂々と」
「海のように深く広い心で」「太陽のように燃え尽きることのない情熱を持って」という
意味が込められています。創業者・櫻田 慧(さくらだ さとし)が、人間・自然への
限りない愛情と、このような理想の人間集団でありたいという願いを込めて名付けました。」
なんか小島よしおの「オッパッピー(オーシャン・パシフィック・ピース)~太平洋の平和」に
似ていなくもないと思ったけれど、音の並びの楽しさだけではなく、しっかりとした志の上に
作られている素敵なネーミングです。
野菜や手作りにこだわっているイメージは、そのあたりが源流でしょうか。
●顔認証の次は
初めてのスマホは「iPhone4」でした。東日本大震災の翌日に買ったからスマホ歴は12年。
パスワード、指紋認証、顔認証。
どんどん高まるセキュリティー、けれど突破法も次々と編み出されるみたいです。
次は何認証が来るのだろう。考えてみました。(見てますか~ Appleの方!)
「唾液認証」って、どうですかね。
画面をぺろん! と舐めることでロック解除される。ぺろん!
汚い?? 消毒液を持ち歩いている人も多いからまぁ大丈夫でしょう。
ついでに虫歯菌の有無や口臭の測定なんかもしてもらえるとありがたい。
そしてその次に来るのは、、、 ※ 食事中の方はスクロールしないでください。
「肛門認証」だよね、絶対。
かざすのである。画面をそこに。何ならくっつけちゃってもいい。
「肛門認証」が極めて優れている点。それは盗難が激減するであろうこと。
欲しくないでしょ、そんなもの。そんなふうにされたもの。
使い過ぎが減るメリットもある。何しろお尻を丸出しにしないと解除できないので
スマホ中毒の人もみるみる健康になること請け合い!! 紙の本もきっとまた売れる。
最後に。話は変わりますがiPhoneのデザインって代わり映えがしなくなりました。
でも凄い情報を入手しましたよ。写真は極秘にリークされた開発中の次世代iPhone。
なんと初代iMac以来となるスケルトン・ボディ! うぅ、かっこいい。
つま楊枝にとてもよく似たポインティングデバイスも内蔵されるようです。
今から楽しみですね。