クリエイティブを刺激するおすすめの習慣
今年は暑さが長引き、最近やっと秋らしくなってきた気がします。
秋といえば、〇〇の秋とよく言われますが、今回はクリエイティブの秋!ということで、創造性を発揮するためのおすすめ習慣についてご紹介します!
やる気を起こさせたい
①好きな香りのアロマを焚く
早稲田大学の研究結果によると、好きな香りが漂う空間での脳活動を計測したところ、モチベーションに関与する部位が活性化したとのことです。
作業環境をお気に入りの香りで整えると良いアイディアも浮かびそうですね。
クリエイティブなアイディアを生み出したい!
①脳を集中状態から解き放つ(デフォルト・モード・ネットワーク)
企画を生み出すことと、企画書を埋めることでは脳の使われ方が違います。
企画を出すためには、脳が余計なことを意識していない状態が必要になります。
例えば、朝、寝起きのぼーっとしたような状態が望ましいと言われています。
この状態はデフォルト・モード・ネットワークと呼びます。
お風呂やリラックスして散歩している時などにアイディアが浮かびやすいのは、デフォルト・モード・ネットワークの状態になっているからなのですね。
②創造性が高まる場所へ行く
イリノイ大学の研究によると、静かな環境よりも70デシベルくらいの騒音がある環境の方が創造性が高くなるとの結果が出ています。ざわざわしたカフェなどがそれに該当します。確かにカフェで作業をしている方はよく見かけます。
③カフェインの摂取について
さらにカフェとの関係性で、コーヒーについての研究結果もあります。
どうやらカフェインの摂取は集中力を高める反面、集中と反対、つまり創造性を必要とする作業には向いていないようです。
ただし、約1杯分のカフェイン(200mg)は創造性に影響を与えないとのこと。
これまでの内容をまとめると、朝、カフェで1杯のコーヒーを飲みながらぼんやりする時間を取るのはクリエイティブな人たちに適した習慣と言えそうです。
くれぐれも飲み過ぎには注意してください。
④ミストサウナに行く
朝カフェに行く余裕がない人は、ミストサウナもおすすめです。ぼーっとした状態、つまりデフォルト・モード・ネットワークはミストサウナとも相性が良いそうです。アルファ波という脳波が出ている状態がクリエイティブに適していると言われています。ミストサウナは、ただ入浴する状態に比べアルファ波の密度が高かったと報告されています。
最後に
「何時間も悩んだデザインが、一晩寝かしたらふっと良いアイディアが降りてきた」という話はよく聞きます。集中して考えるよりも例えるなら脳が脱力しているような状態の方が良いのかもしれません。クリエイターの人たちは長時間集中して座りっぱなしの人も多いと思います。適度に休憩を取り、夜はしっかり寝て、朝1杯のコーヒーと共にリフレッシュしてみてください。
脳をコントロールしながら創造性が開花するかもしれません。
参考文献:科学的に自分を思い通りに動かす セルフコントロール大全