ステイホームの心強い味方「水漬けパスタ」

神奈川
フリーライター
youichi tsunoda
角田陽一

ステイホームの今こそ
活用できるパスタ

いまだ収束の気配の見えないコロナの蔓延
ステイホームの掛け声の中、たびたび買い占めに見舞われるスーパーマーケット。
スーパーの棚を改めれば、4月中旬現在でもマスクはまず手に入らない。
トイレットペーパーも品薄。そして食料品のコーナーに行けば、なぜかパスタ類の棚もガラガラだったりする。
乾燥品で保存がきくパスタは、ステイホーム、家への「籠城」が叫ばれる昨今、まことに役立つ素材なのだろう。

 

だが、パスタにも欠点がある。
「茹で時間が長い」ということだ。
標準的なスパゲッティならば、茹で時間は9分。
寸胴鍋に大量の湯を沸騰させて麺を投じ、その間ずっと見守らなければならない。

案外、時間を食う。もちろん、光熱費もかなりロスする。
15分以上茹でなければならない本場モノの讃岐うどんに比べれば、短時間とはいえる。
それでも9分はあんがい長い。
 そんな悩みを解決するのが「水漬けパスタ」なのだ。

 パスタは一晩水に漬ければ柔らかい「生パスタ」に!

 

まずパスタは、たっぷりの水に漬ける。最低でも数時間以上は漬けこむ。
できれば一晩、つまり6から8時間はかけたい。
水温は常温でいいが、夏季ならすこし時間を短くしたい。

 

漬け込む前は透明な黄色だったパスタ、硬くピンと張ったパスタ。
漬け込み後はこの通り。
水をしっかり吸い込んで白くふやけ、持ち上げればフニャリと柔らか。
おなじみのパスタを見慣れた目には、多少はガッカリするようなルックスだ。

 水に漬ければ
1分でゆで上がる!

 

とりあえず茹でる。
まず水を沸騰させ、自ら引き揚げておいたパスタを投じて軽くほぐす。
たちまちのうちに、白く濁ったパスタは黄色に早変わり。
もともとフニャリと柔らかいから、すぐに茹で上がる。
固ゆでのアルデンテで1分、ナポリタン向けの柔らか茹でなら2分。

どちらにしても、光熱費、茹で時間は通常パスタの数分の1
前の晩から漬け込んでおけば、忙しい朝の食卓には大助かり!

 

さっそくベーコンや玉ねぎ、ピーマンと炒めて定番のナポリタン。
昭和の喫茶店メニューの懐かしいお味。

 

ステイホームで自炊が増えた昨今は、新たなレシピを思いつくチャンス

水漬けパスタの知恵でコロナを乗り切ろう!

 

 

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