『クリスマス』の意味を添えて作るグリーティングカード
気が付けばあっという間に12月…。
2022年も残すところあと1ヶ月となりました。
12月といえば、お馴染みのイベントが全国、ひいては世界各地で行われます。
そうです、皆さんご存知の『クリスマス』です。
せっかくなのでクリスマス風のデザインカードを作ろうと考えたのですが、その時にふと思ったことがあります。
「クリスマスのモチーフってなにか意味があるのだろうか?」ということです。
気になったのでさっそく調べてみることにしました。
第7片は『クリスマス』の意味を添えて作るグリーティングカードを綴ります。
クリスマスとは
12月25日はイエス・キリストの降誕祭です。
簡単に表現すると「イエス・キリストの誕生をお祝いする日」となります。
日本では家族や恋人、友人などとごちそうを食べたり、プレゼントを贈ったりするのが主流ではないでしょうか。
クリスマスが近付くにつれて、町全体がイルミネーションやクリスマスカラーになっていく様子が伺えます。
スーパーやコンビニなどの小売店など、商業施設からもクリスマスソングが流れているので、より一層クリスマスムードを感じますね。
クリスマスのモチーフ
クリスマスカードを作るにあたって、クリスマスのモチーフをいくつか調べてみました。
☆クリスマスツリー
一番イメージされるものと言っても過言ではないくらいの、クリスマスといえば…の定番ですね。
クリスマスツリーにはモミの木などの「常緑樹」が使用されるのが一般的です。
寒い冬でも葉を落とさないことから「永遠の象徴」の意味が込められています。
☆トップスター
クリスマスツリーの一番上に飾る星形の装飾です。
東方の三博士にイエス・キリストの誕生を知らせた星の導きがトップスターの由来となっています。
☆クリスマスベル
イエス・キリストの誕生を人々に知らせるためのベルです。
その意味があるため、天使とセットになっていることもあります。
☆オーナメントボール
元々はアダムとイブが食べた知恵の木の実を象徴するリンゴが飾られていました。
今ではいろんな色のボールに「幸福」「豊かな実り」の意味が込められています。
☆靴下
プレゼントを入れる袋の代わりとして定番ですね。
聖ニコラオスが貧しい家の子供たちを助けるために金貨を投げ入れたら偶然にも靴下に入ったことが由来で、靴下にプレゼントを入れるようになりました。
☆キャンディ
杖の形をしたキャンディには「キリストが人々を導いてくれる」という祈りが込められています。
「羊飼いが羊を導く杖」と言われますが、それは聖書では私達が羊、イエス・キリストが羊飼いとして例えられているためです。
☆クリスマスリース
「神の永遠の愛」という意味があり、それが円の形となって表現されています。
また、そのリースに付いたリボンは「永遠の絆で結ばれますように」という願いも込められています。
☆イルミネーション
森の中で見た輝く星々を子供達のために見せようと、マルティン・ルターがろうそくの灯で再現したのがきっかけです。
今は電飾を巻き付ける形になりました。
クリスマスの雰囲気をデザインで味わう
クリスマスのことを調べつつ、デザインカードを作成してみました。
今回は筆の進み具合が早く、いつもよりアイデアも色々出てきます。
意味を知るだけでも、デザインへの取り組みが大きく変わることを実感しました。
まとめ
日本のクリスマスはパーティーや一家団欒、恋人や友人との交流などの意識が強く、意味や由来を気にしていませんでした。
クリスマスのことを知るとなんとなくのイメージではない、確かな説得力が増しそうです。
クリスマスは見た目だけでなく願いや想いもロマンチックなものばかり。
年に一度しかない12月のイベント『クリスマス』をとことん楽しみたいですね。