今回はグチタビ!!

Nagoya
ライター
guchitabi vol.1
加藤 デコ

今月は、あちこち旅している合間に、「えええええー」と感じたことをご紹介します。

題して「グチタビ」。

 

路面電車に不親切なターミナル駅

某月某日

新幹線の駅がある観光地。市街の移動手段は、路面電車と市バスです。

観光客を受け入れるにふさわしいターミナル駅にしよう!と、駅は工事中。

駅前の車道は、工事用車両がけっこうなスピードでバンバン走っています。

路面電車のホームは、車道の真ん中にあります。

アイランド状態。横断歩道はありません。歩道橋を利用しないといけないみたいです。

すぐ近くにエスカレーターがあったのでそれに乗りました。

らくちんです。

 

が、しかし。路面電車のホームに降りるには、階段しかない!

周囲の観光客、特に年配の方からは「え、階段しかないの?」の声が…。

階段を見下ろしつつ困惑したみなさんが渦のように滞留、歩道橋上でも混雑が起きています。

 

新幹線もヨイけれど、昔から市民や観光客の足を支えてきた路面電車、

工事中とはいえもっと大事にしてほしいなあ。

 

花台になってたよ

某月某日

日帰り温泉にお出かけ。

この施設には、「地元の農家さんから届く旬の野菜を丁寧に料理します」というお店がオープンしたばかり。

平日にもかかわらず開店前からお客様が並んでいます。

カウンター席に案内されて、ふと見ると、

目の前に「●●町史」「▼▼町の地名」などの本が平積みされてその上にお花が飾ってありました。

 

それを見て思ったこと。

 

①本の上にお花を飾る。

花瓶が倒れたら中の水がこぼれて、本はだめになるよなー。

で、私のゴハンにも水がかかるよなー。

 

②昔は、「本をまたぐな」と怒られたっけ(年齢がわかりますな)。

本を花台として使うのはどうなんだろうか。

本そのものをインテリアとして飾るのはよいけれども、「台」だもんなー。

 

③地元の食材を使う=「地域」を意識したお店で、

こともあろうに(と敢えて言いたい)地域の歴史に関する本が「花台」になっている。

読み物としては考えられていない。

歴史や地名に関心は全くなさそうだ。それっていいのだろうか。

「●●町史」「▼▼町の地名」って、大事な文化だと思うんですよね。

最近はこうした古本が投げ売りされているので、

「お、アンティークな感じでいいじゃん」と花台にされてしまったのかもしれませんが…。

ま、私はあのお店にはもう行かないなあ。

 

 

********

 訪ねた街で、お茶を飲んでダラダラするのが好きだ。

しかし、お茶を飲むお店を探すのも最近は一苦労だったりする。

不景気にコロナ禍、泣きっ面に蜂とばかりに古い飲食店は閉店しているし、

旅先でまでス●バかぁ~とも思うからだ。

ふかふかの椅子とスマホの充電を目当てに、結局入っちゃうんだけどね。

身もスマホも充電しながら、旅先で印象に残ったことをこちょこちょとメモしたり、

写真の整理をしたり、

電車や飛行機の時間のチェックをしたりする。

紙のチケットや入館証は文庫本のしおりに使えるので、きちんとしまっておく。

そんな時間も楽しい。

むしろ、そんな時間を得るためにお出掛けしているような気もする。

 

さて、次はどこへ行こうかなー。

プロフィール
ライター
加藤 デコ
目指せ、ソロワーク、ソロ旅、ソロ温泉。 そのために、フリーライターとしてがんばって働きます。

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