日本中のクリエイターを応援するメディア
編集部コンテンツ
インタビュー
コラム
レポート
クリエイターズギャラリー
ニュース
掲載申し込み
クリエイターズ
ギャラリー
掲載申し込み
クリステ会員&メールマガジン。
簡単30秒で登録
今ならプレゼントがもらえます!
登録
個人情報保護方針
クリステについて
サイトマップ
お問い合わせ
Produced by
ニュース
WEB・モバイル
映像
グラフィック
ゲーム
アニメ
スペース
プロダクト
舞台・ライブ
その他
インタビュー
会いたい
好奇心
地域
会社伝
東京
札幌
仙台
新潟
金沢
名古屋
大阪
京都
広島
高松
福岡
沖縄
映画
コラム
井筒和幸
子連れ番長コラム
とりとめないわ
おやじPひとり言
NY
London
シンガポール
レポート
Creators Eye
クリエイティブ探検隊
ギャラリー
サイトトップ
コラム
井筒和幸の Get It Up !
映画の夢を追った70年代、天下御免の80年代、苦闘の90年代、そして新世紀へ、”わが映画渡世”を語ります。乞うご期待!(井筒和幸監督・映画監督)
2021.05.06
井筒和幸の Get It Up !
Vol.37
映画監督 井筒 和幸
「お伽話に近い『二代目はクリスチャン』も、やっぱり、周りの人物たちの悲喜こもごもを気を抜かずに描いてこそ映画だ、と思い直した。」
東映京都撮影所の門から入ってすぐ脇にある制作本部の廊下の一番奥に、我が「井筒組」スタッフルームはあった。その10畳足らずの部屋で、ボクは8月のお盆明けまで三か月
2021.04.07
井筒和幸の Get It Up !
Vol.36
映画監督 井筒 和幸
「ボクはそんな生ぬるいことを許すわけにはいかなかった。やっぱり、映画は監督が作るのだと、役者たちに思い知らせたかった。」
京都太秦へ単身赴任だ。 「どんな問題が起きようと、好きに暴れて、思いつくまま撮ってやれ。笑わせて泣ける話にしてやろうじゃないか。お宿(旅館)は撮影所の正門から3
2021.03.03
井筒和幸の Get It Up !
Vol.035
映画監督 井筒 和幸
「ボクにとっては、因縁の東映京都撮影所での初仕事だった。」
‘85年の初夏、京都の東映撮影所に乗り込んで、ボクの寝泊りに用意されたのは撮影所の正門から目の前の和風旅館だった。ここなら毎日、撮影開始時間のぎりぎりまで寝てら
2021.02.03
井筒和幸の Get It Up !
Vol.034
映画監督 井筒 和幸
「新しい角川の記念作品に挑む時がきた。思わず、武者震いがした」
振り返れば、‘85年は映画作りに没頭しまくった年だった。 私生活は単調で自宅に戻ったら寝るだけの日々だった。 春に日活のゲテモノ『金魂巻』が封切られて、6月から
2021.01.06
井筒和幸の Get It Up !
Vol.033
井筒和幸の Get It Up ! 井筒 和幸
鳴り物入りの娯楽作品を撮らされることになり、何もかもが、意外な展開に?
85年4月末からゴールデンウィーク向けに封切られた日活作品『金魂巻』は、人気スター俳優が一人も出ていないし、日活がロマンポルノ路線の印象を塗り替えようとして我々
2020.12.02
井筒和幸の Get It Up !
Vol.032
井筒和幸の Get It Up ! 井筒 和幸
「ハチャメチャな娯楽とは何か、喜劇とは何か?追求してみたかった。」
上岡龍太郎さんの弟子でもある九十九一(つくもはじめ)や浅草のベテラン芸人の由利徹さん等、“芸能の民たち”を一堂に呼び集めて作る日活作品は、常識的で倫理的で品のあ
2020.11.04
井筒和幸の Get It Up !
Vol.031
井筒和幸の Get It Up ! 井筒 和幸
実は、撮りたいのはシュールな映画だった。道徳的な娯楽モノを目指すより、枠からはみだした芸能を作りたかった。
84年、師走に入って、ボクは日活の“ゲテモノ”(下手物)映画、『金魂巻』の準備を進めなければならないものの、伊豆の山中にある修善寺温泉にまで電車で出かけて、映画
2020.10.07
井筒和幸の Get It Up !
Vol.030
井筒和幸の Get It Up ! 井筒 和幸
“ホン屋”と旅館にこもってシナリオの骨を決めていく、映画作りの至福の時間
日活撮影所の樋口所長に、仕事を引き受けるついでにご馳走になった江戸前寿司は美味かった。「寿司食わば皿まで」じゃなく、「来年の封切り映画までガンバって」だった。
2020.09.02
井筒和幸の Get It Up !
Vol.029
井筒和幸の Get It Up ! 井筒 和幸
“活動屋”とは何だ。寝ても覚めても映画のことばかり考えて生きていた
1984年は、アイドル映画からCM演出にビデオワークまで、映像の仕事なら何でもし始めた“活動屋”としては、次から次と忙しかった。しかし、オレはいったい何屋なんだ
2020.08.12
井筒和幸の Get It Up !
Vol.028
井筒和幸の Get It Up ! 井筒 和幸
「フィルムでばかり撮ってきて、ビデオワークは未経験だったが、決めギャグをこね回して吟味する現場の遊び方を知った、いい機会だった。」
脚本らしい脚本ではなかったが、おかしなギャクがいっぱい詰められた、『COMBATってんねん!』は、――米軍服の西川のりおサンダース軍曹が相方のよしお伍長が戦車に
2020.07.01
井筒和幸の Get It Up !
Vol.027
井筒和幸の Get It Up ! 井筒 和幸
「映画で見て憧れたニューヨークに渡って、色々と思った。映画のアイデアなど何も湧いてはこなかったが、とてもいい息抜きだった。」
知人の小さな制作会社のにわかな発案で、吉本所属の怪しい漫才師、西川のりお、上方よしおコンビと怪しい俳優の伊武雅刀のビデオ用コラボコント企画が急に進み出したので、
2020.06.03
井筒和幸の Get It Up !
Vol.026
井筒和幸の Get It Up ! 井筒 和幸氏
映画という祭りが終わると、虚しさしかない。祭りは一期一会。どこで封切ろうと結果がどうだろうとボクには無縁だった。
ヒッチコック作品の回顧上映もやっていた当時の日比谷のみゆき座や旧新宿武蔵野館をメインに、たかがアイドルものの『晴れ、ときどき殺人』は『湯殿山麓呪い村』というミイ
2020.05.06
井筒和幸の Get It Up !
Vol.025
井筒和幸の Get It Up ! 井筒 和幸
角川映画もバブル経済に乗っていく。映画は作品であって、商品などと思いたくなかったが。ボク自身が商品になっていった。
80年代の日本人は、それぞれが自分の虚構を追っていく時代だった。「虚構」というのは、ただ夢を抱くというより、現実を忘れて「快楽」を探すという意味だ。
2020.04.08
井筒和幸の Get It Up !
Vol.024
井筒和幸の Get It Up ! 井筒 和幸
映画界の追い風に乗りかけていた。とっととこの映画を片付けよう。次が待ってるんだから。
日活撮影所で『晴れ、ときどき殺人』の撮影はいたって順調に進んでいた。併映予定の『湯殿山麓呪い村』の池田敏春組の方は、東北の地にロケに出ずっぱりで、天気待ちだ諸準
2020.03.11
井筒和幸の Get It Up !
Vol.023
井筒和幸の Get It Up ! 井筒 和幸
よっし、肚は決まったぞ。映像とは、観客に投げつける不安、緊張感、つまり、サスペンスなんだ
『晴れ、ときどき殺人』は不良性感度を追うシャシン(映画)じゃないんだぞ、今度は大丈夫なのか?」とボクにもう一人の自分が話しかけてきたので、「何とでもなるわ。ピン
2020.02.05
井筒和幸の Get It Up !
Vol.022
井筒和幸の Get It Up ! 井筒 和幸
たかがミステリー、されど映像芸術。それじゃ、ヒッチコックかよ
「晴れ、ときどき殺人」という赤川次郎のポケット版の原作は、角川からオファーを受けた一週間後に、やっと読んでみた。この小説家の本は他にはほとんど読んでいなかった。
2020.01.08
井筒和幸の Get It Up !
Vol.021
井筒和幸の Get It Up ! 井筒 和幸
「肩ヒジ張らずにやればいいじゃないですか。たかがアイドル映画、されど映画。監督の名を売って下さい」
全国の茶の間のテレビに、朝、昼、晩と流れまくる角川映画の15秒宣伝スポットは、隣の家の飼い犬でも覚えてしまいそうだった。何億円だか分からないが、今までの常識を超
2019.12.04
井筒和幸の Get It Up !
Vol.020
井筒和幸の Get It Up ! 井筒 和幸
映画は、客たちの慰みものでもエンタメでもなく、監督が自分と向き合うもの だというのが、少し分かってきた頃だった。
1983年に公開された「アウトサイダー」の紅一点、ダイアン・レインは可愛かった。まさにアメリカン・ニューアイドルだった。色香があって気丈そうで可憐な女優たち…、
2019.11.06
井筒和幸の Get It Up !
Vol.019
井筒和幸の Get It Up ! 井筒 和幸
よっし、オレを奮い立たせてみろよ。『スタート・ミー・アップ』だ。ローリ ングストーンズだ。
〈自分〉から距離をおいたテーマだった「みゆき」(人気コミック原作の実写版)がどうにかこうにか完成し、初号試写を見たキティフィルムのゼネラルプロデューサーから、ま
2019.10.02
井筒和幸の Get It Up !
Vol.018
井筒和幸の Get It Up ! 井筒 和幸
『精神病になろうが映画は完成し、試写が終ると、「及第点だね」と製作者から言われた』
「ロケ中でも、忘れずに一日3回、抗鬱剤を飲みましょう。身体のバランスを元に戻すには2ヵ月かかります」と医大の女医さんに言われて、ちょっと気は持ち直したものの、こ
1
2
3
4
TOP