マスクを着ける文化がなかったアメリカ、今はアートマスクも!デザインも進化
新型コロナウイルスにより、マスクを着ける文化がなかったアメリカでも、今ではほとんどの人がマスクをするようになりました。機能やデザインが進化し、その人の個性を表現するアイテムにもなっています。ファッション性も兼ね備えているものも多く見かけますよね。
アーティスト、セレブのマスクコーディネートはまさにそうですね。
View this post on Instagram
BILLIE EILISH@bilieeilish – Instagram
View this post on Instagram
Lady Gaga@ladygaga – Instagram
View this post on Instagram
Ariana Grande@arianagrande – Instagram
アメリカで、アーティスト、セレブがマスクをすることは、日本でしているのとは少し意味合いが違い、主義主張が含まれているような気がします。
一方、こちらはファッションではなく、完全アート作品になっているマスク。
コロラドを拠点とするアーティストによる作品。竹、ひも、アセテートでできているそうです。近未来的?なマスクですね。
View this post on Instagram
S c o ߚ i e B u r g e s s@scottie_burgess – Instagram
オレゴン州ポートランドを拠点とする繊維アーティストによる作品。不思議さと温かみを感じるアートマスクです。
View this post on Instagram
Felicia Murray@felicia_murray – Instagram
これはグッドアイディア!「あなた本人の顔のマスク」を制作するオンラインマスクショップ。自分用に1枚とマスク部分が全然違うものを買っても面白そうです。この会社の創設者は、自転車用カスタムヘルメットの会社も運営する、カリフォルニア在住のアーティスト。
View this post on Instagram
Maskalike@selfiemasks – Instagram
View this post on Instagram
Maskalike@selfiemasks – Instagram
さてこちらのマスクは、「ウェアラブルアーキテクチャー」というコンセプトを持つデコラティブアクセサリーブランドZIMARTYが手がけるもの。
ちょっとユニークですが、デザイン的にすごくカッコよくないですか?
View this post on Instagram
ZIMARTY-Wearable Architecture@zimartydotcom – Instagram
View this post on Instagram
「zMask – Origami Face Mask」
ZIMARTY-Wearable Architecture@zimartydotcom – Instagram
素材はナチュラルファイバーが使われており、洗うことができて、サイズの調節も可能です。
zMask – Origami Face Mask by Zimarty – Sizing
Zimarty – YouTube
「Dark Knight」と「Stone Gray」の二色があり、価格は45USドル。Etsyからの商品ページでは、海外からのオーダーも受け付けているようです。
マスクの他、こんなアクセサリーも手掛けています。どれも素敵なデザインですよね。
View this post on Instagram
ZIMARTY-Wearable Architecture@zimartydotcom – Instagram
View this post on Instagram
ZIMARTY-Wearable Architecture@zimartydotcom – Instagram
View this post on Instagram
ZIMARTY-Wearable Architecture@zimartydotcom – Instagram
木箱のパッケージもおしゃれです。
View this post on Instagram
ZIMARTY-Wearable Architecture@zimartydotcom – Instagram
その他、テック系のマスクも登場しています。こちらのマスクは、計測された顔のデータを基にAIによってデザイン、3Dプリンティングにより製造されるため、顔の形に沿ったパーソナルマスクを作ることができるというもの。
Nuo 3D Mask
Steven Avis – YouTube
Nuo 3D Maskは3Dプリンティングサービスを行うテクノロジー会社、Shapewaysと提携し、ニューヨークで製造されています。軽量で洗うことができ、子供用もオーダー可能。中に装着するフィルターは四重層で取り替えが可能、側面に着いた二つのバルブにより呼吸がしやすい構造になっているそうです。
View this post on Instagram
LuxMea Design Studio@luxmeadesignstudio – Instagram
Nuo 3D Maskを開発したLuxMeaは、ボストンを拠点にしているAIや3Dプリンティングをベースにしたデジタルテクノロジー会社です。マスクは、クラウドファンディングプラットフォーム「Indiegogo」で109USドルにてプレオーダーを受付していましたが、現在は終了しているようです。
新型コロナウイルスにより、これまでのやり方が通用せず、方向転換せざるを得なくなったビジネスもたくさんあることでしょう。反対に、こういう状況だからこそ、マスクアートを生み出しているアーティストや、新しいアイディアによりこれまで開発されてこなかった商品が生み出されていることも確かですし、個人的にも応援したいなと思います。
その一方でアメリカの現状ですが、トランプ大統領が新型コロナウイルスを軽視していることにより、未だにマスクを着けず、ソーシャルディスタンスも取らない人々が一定数います。先月には、ホワイトハウスのスタッフや側近たち、ついには大統領本人がコロナウイルスに感染してしまいました。そういう背景もあり、11月に入り、アメリカで一日に10万人という過去最多の感染者数が報告され、日々増加の一方です。このコラムが公開されるのは、大統領選挙の結果がわかっている頃ですが、もし大統領がバイデン氏に変わっているならば、この状態も少しは改善されるのではないかと希望を持っています。
(参考)