I LEGO NY!
- Dig It! NYC Vol.23
- Dig It! NYC 藤井さゆり
アイ・ラブ・ニューヨーク(I LOVE NY)ではなく、 アイ・レゴ・ニューヨーク(I LEGO NY)ってことで、今回はみんな知ってるあの丸いポッチが付いたカラフルなブロック、レゴのお話。
NYに来たら、ロックフェラーセンタにあるレゴストアをぜひ!覗いてみてください。子供のおもちゃストアと思ったら大間違い。ストア内で展示されているレゴ作品がすごいです。
ロックフェラーセンター全体や、敷地内の彫刻やオブジェがレゴで再現されており(レゴ風味にアレンジされていたりしますが)、かなりのクオリティ。レゴ好きでなくてもその出来映えに関心します。
まずはこちら。写真左下は実写です。写真が同じ角度から撮られていないのでわかりづらいかもしれませんが、冬のロックフェラーセンターで、万国旗が立っている真ん中部分がスケートリンクになっています。各万国旗がきちんと再現されていて、スケートリンクではたくさんの人が滑っているのがわかりますか?
次はそのプロメテウス像。ストア入り口の高い所に展示されており、窓越し撮影のためきれいな写真ではなくて失礼。
ロックフェラーセンターの高層ビル入り口に掲げてある壁画(?)3点。
こちらも
そしてこちらも
ロックフェラーセンター敷地内にある彫刻2点。
写真下はノグチ・イサム氏の作品。 レゴ作品では、手がミニフィギュアの形になっているのがカワイイ。
実はこのレゴストア、7月にオープンされたばかり。オープニングイベントでは、レゴストア前のスペースに、NYのシンボルであるビッグアップル、高さ4m以上の大きいリンゴをレゴで作ったのだそう。制作期間は3日間、プロのレゴ職人と一緒に、イベントに参加した一般の人たちが組み立てたレゴで作られたようです。 こちらのビデオで子供も大人も楽しそうに参加している様子が見えます。ビッグアップルだけではなく、緑のブロックで街並みも再現しています。
動画入る
先ほどのロックフェラーセンターのレゴ作品の中で、オープニングイベントのビッグアップルを作っている様子を見つけました!ビッグアップルを作るために、レゴ職人がクレーンで赤いブロックを積み上げているところです。芸が細かいなあ。
ブランドショップが並ぶロックフェラーセンター、スタイリッシュなイメージが大きいにも関わらず、子供も大人も参加でき、かつこんなクリエイティブで大掛かりなイベントをやれる大都市と言えば、NYC以外ないかも。
8つのポッチのある同じ色のレゴブロック2個で24通りの組み合わせができ、3個では1,060通りの組み合わせが、さらに6個のブロックでは、何と 9億1510万3765通りにもなるのだとか!レゴはとてもクリエイティビティに満ちあふれているんですね。またレゴで大掛かりなものを作るイベントをやってほしいです。
Profile of 藤井さゆり
東京生まれ、アメリカ在住。日本とアメリカでの職務経験あり。
東京丸の内にある公益法人にて8年間勤務の傍ら、友人が企画したクラブイベントのフライヤーや、CDジャケットのデザインを行う。
公益法人では「地方の街づくり・街おこし」支援事業の一環で、ウェブサイト業務に携わる。 公益法人退職後、2004年より4年間、都内商業施設のサイト更新・管理、販促サイトのキャンペーンページ企画と取材・撮影を含めたライティングワーク、ウェブデザインを経験。
2008年ニューヨークに移住。ニューヨークではウェブマーケティング、サイト管理を企業にて経験、それと共にウェブデザインとライティングワークをフリーランスとして行う。現在は日本の着物をインスパイアしたオリジナルTシャツブランド「Foxy Lilly」を立ち上げ、オーナー兼デザイナーを務める。
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