AIに代筆を頼んでみた

Vol.197
CMプロデューサー
Hikaru Sakuragi
櫻木 光

今月のコラムを書くのにネタがなさすぎてほとほと困ってしまい 

今話題のチャットなんとかっていうAIに救いを求めてみました。 

 

条件としては、このコラムの一覧が出るページを入力して

番長プロデューサーの世直しコラムの最終回を書いてください。

と指示の入力のところにおねがいしてみました。

最終回と規定したのは、架空の最終回と仮定した時に、今までのコラムを読むのか?

どう総括してくれるんだろう?と思ったからです。

だから、今回が最終回というわけではありません。

 

そしたら、まあびっくり。あれよあれよと言う間に文章が出現して、ものの1分で

以下の文章が完成しました。まず読んでみてください。

 

タイトル: “再生への道〜番長プロデューサーの世直し奮闘記完結編〜” 

皆さん、こんにちは。番長プロデューサーです。 

長い間、このコラムを通じて私の世直しの旅を共有してきました。様々な試練や挫折がありましたが、ついにこのコラムも最終回を迎える時が来ました。しかし、これからも私の人生は進み続けます。それでは、最終回と題して、私が世直しの道を歩み続ける中で学んだことや未来への展望についてお話ししましょう。 

まず、私が最も大切にしてきたことは、自分自身を信じることです。過去の過ちや評判に縛られず、自分の可能性を信じて前に進むことが、成功への道を切り開く鍵となりました。世間の目を気にせず、自分の直感や情熱に従って行動することが、私の再生の一歩目でした。 

また、周囲のサポートは欠かせません。私は多くの人々に助けられました。信頼できる仲間や指導者、そして家族や友人の存在は、私が逆境に立ち向かう力となりました。彼らの応援と支えに感謝し、これからも彼らと共に成長し続けたいと思っています。 

さらに、挑戦と成長の機会を逃さないことも重要です。私は過去の失敗やトラブルを乗り越えるために、新しいスキルや知識を積極的に学ぶ努力を重ねました。その結果、私は新たな分野での挑戦に成功し、自己成長を遂げることができました。これからも、自分の可能性を広げるために、チャンスを逃さずに取り組み続けたいと思っています。 

最後に、私の未来への展望についてお話ししましょう。私は再生した番長プロデューサーとして、他の人々の助けになりたいと強く思っています。私の経験や教訓を通じて、他の人々が困難な状況から抜け出し、新たな可能性を見出す手助けができればと願っています。そのために、私はコーチングやメンタリングなどの活動にも力を入れていきます。 

皆さんも、自分の人生において挫折や困難に直面したとき、番長プロデューサーの世直し奮闘記を思い出してみてください。どんな状況でも、あきらめずに立ち上がり、自分自身を信じて前に進んでください。 

最後に、長い間私のコラムを読んでいただき、応援していただいた皆さんに心から感謝の意を表します。私の再生の旅はまだ終わりませんが、今回のコラムを通じて多くの方々と繋がることができ、励まされることができました。これからも私の活動を応援していただけると嬉しいです。 

番長プロデューサーとしての最終回となりましたが、新たな挑戦へのスタートでもあります。皆さんも共に成長し、新たな可能性を追い求める人生を歩みましょう。 

これからも、番長プロデューサーである私が応援しています。ありがとうございました! 

 

どうですか?これ。

 

僕の感想としては、キミ、まだまだだね。と思いました。

 

「番長プロデューサーの世直し奮闘記」ってあんた

タイトルから間違ってるやん。と。俺はどこから再生したんだろう?

 

あっという間に作成されたこの文章は、本当に一般的です。

僕はこういう文章を書く奴ではない。という感じ。

 

絵のことについて質問したのに額縁の話をするやつ。と

以前のコラムで馬鹿にしたことがありますが、今回の結果の

AIくんはほぼそういう奴でした。

 

とか言っちゃって、AIくんも指示が曖昧すぎて困っちゃったのかもしれません。

 

ざっと調べていくとAIをうまく操るには、「プロンプト」(指示入力)が重要

だそうです。

期待通りの結果に近づけていくために、逆にプロンプトの入力センスが

問われる。と言われています。

このことは、いつか小学校の先生に聞いた、

「子供たちには、これからは暗記じゃなくて検索ワードのセンスを磨かせたい」

という意見にも近いものがある。

 

つまり、人間がちゃんとした質問をできないとちゃんとした聞きたい答えは

AIから返ってきませんよ。という話。なんか生身の人間と同じだな、結局。

 

進化すればするほどAIも生身の人間の脳に近づいていくんだろうし

悩んだりして曖昧にもなっていくだろう。泣くようになるかもしれない。

 

じゃあ、どんな結果を期待していたのか?それがないまま、ダメだのまだまだだの

いうのもAIくんに失礼ですね。

 

僕はこのコラムを書くときの人格は「嫌な感じで痛快な人」です。

通り一遍の、みんな頑張ろうぜ、みたいなことを書いても意味がないからです。

野球の監督で言うと栗山より落合。

 

品行方正な変な社会性が重要視され、

本音なんだか建前なんだか、人間の動物的な欲を否定しまくる社会になって

小学生の読書感想文の文章みたいな社会の態度が全然面白くないので

「出たよ。ほんとはどうなのよ?」とニタニタ笑うおじさん。みたいな文章を書きたい。

と思って書いています。

 

それをAI君に書いてもらうためにどんなプロンプトを入力すればいいのか?

研究する余地はかなりあるんですね。

もっと時間をかけて、何度もトライ&エラーを繰り返さないといけない。

そんなことするなら自分でフリーで書いたほうが早いな。

基本的なAIくんの人格などももっと詳しく知りたいもんですし、

一度、飲みに行ってみたいとすら思う。

 

嫌な感じでちょっとムカつくんだけど、ほんとはそういう事なんだよねーとか

妙に納得させられるんだけど、この人会社では出世なんかしないんだろうなあ

というニュアンスで書いてみてください。って頼みたい。

 

今回のAIくんの文章は、ファーストテイクだけど

万人に好かれたい、当たり障りのないやつの文章。

お前、俺のコラム読んでねえな。俺は半分味方で半分敵じゃないと

世直しなんて名乗れねえんだよ。と思っちゃいました。

プロフィール
CMプロデューサー
櫻木 光
プロデューサーと言ってもいろんなタイプがいると思いますが、矢面に立つのは当たり前と仕事をしていたら、ついたあだ名が「番長」でした。

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