あけましておめでとうございます。

2013年ですね。気付けば、ミレニアムとか、2000年問題とか言ってたあの時代から一回り以上経ってるってことですよね？！早い、早い（汗）　まさにTime flies。毎日、時間が飛ぶように過ぎていきます。1年なんて、本当にあっという間ですね。

さて、今回はいつもよりNYっぽい話題。

第49回のコラムで書いた、NYのテクノロジーカンパニーLivestream。先日、彼ら主催のパーティーに行ってきました。と言っても、私は彼らとはまったく関係がないのですが、友人のクライアントさんということで、ラッキーなことに誘って頂いたのです。

前回は、大統領選の討論会ウォッチパーティー＆即興で作られた大統領選のGIFアニメーションをウェブ上でリアルタイムに公開していく「LIVE-GIFFING」というイベントを主催した彼らですが、今回は、ダウンタウンにあるクラブで行われる「Jessica6」というバンドによるライブです。会場に入れるのは関係者とその家族や友人などの招待客のみですが、その模様はLivestreamでライブ配信されました。

 

Jessica6、バンドとしての知名度はまだそんなに高くないと思いますが、音もライブパフォーマンスも素晴らしかったです。バンドは2008年に結成、ブルックリンをベースに活動しており、ジャンルは「R&Bとnu-discoの間」だそうで、nu-discoというのは、今の時代の新しいディスコサウンドとのこと。45分間のライブでしたが、踊っている人たちも多く、会場はかなり盛り上がっていました。バンドのメインビジュアルであるボーカルのNomiさんは、セクシーな声をお持ちの上、モデルのように手足が長くスタイル抜群。特にバックダンサーズを従えてのセクシーなNomiさんのダンスに釘付けになりました。当日のライブ映像がLivestreamで見られますので、ぜひご覧ください。

実際にLivestreamがメインでやっているビジネスは、こういったイベントを開催することではなく、インターネット上での番組やイベントのライブ配信です。当初このパーティーは社内のみだったようですが、結局、クライアントのような関係者も招待しようということになったのだそう。イベントを自ら開催し、クライアントを招待することで、会社自体のパブリシティになっているんですね。

それにより人の出会う場も提供しています。社員も招待客も新しい人と出会ってコネクションを作り、そこで新しいビジネスチャンスに出会う可能性もあります。

さらにLivestreamはインターネットでのライブ配信とともにソーシャルな機能も持ち合わせていますし、もちろんフェイスブックやツイッターの効果もあって、結構な数のトラフィックがあったようです。フェイスブックでこのライブを「いいね！」登録をしている人は600人以上いました。

個人的には、Jessica6というローカルの新しく若いクリエイティブなバンドの音楽に触れることで、新しい刺激と発見になりましたし、「Jessica6、カッコイイ！」→「こんなバンド呼ぶなんて、カッコイイ会社だなぁ」という印象を持ちました。ちなみにLivestreamの社員の方、何人かとお話をさせて頂きましたが、CEO初め、男性も女性も、スマートでカッコイイ方が多かったです。

こうして書くと彼らは華やかな世界に身を置いているように見えますが、競争率がはてしなく高いこのNYで会社を維持すること、利益を上げて行くことは簡単ではないと思いますし、また、社員として働くことは結構厳しいことなんだろうなぁ、とは思います。

かと言って、私がお話した社員の方はお互いにギスギスした雰囲気もなく、「ニューヨーカーっぽくバリバリしている」というよりは、全然リラックスした感じで、みなさんとってもナイスでした。クリエイティブな業態柄か、若い会社というのもあると思いますが、魅力的な会社には魅力的な人が集まっている、ということなのでしょうね

■Jessica6　 nomionline.com ■Livestream　 livestream.com