WEB・モバイル2013.03.06

ギフトを贈る側も贈られる側もワクワク体験ができるWantful

Dig It! NYC Vol.53
Dig It! NYC 藤井さゆり

こちらでお世話になった方が日本へ帰国されるということで、ギフトを贈ることにしました。第50回で書いたFab.comでとんがったチョイスするもいいのですが、以前より試してみたかった、Wantfulを使うことに。

http://wantful.com/

http://wantful.com/

Wantfulはいわゆるオンライン上の選べるカタログギフトなのですが、贈る側も贈られる側もワクワク体験ができるような仕組みになっています。

見て頂いたほうがわかりやすいので、早速、始めてみましょう!

まず「CREAT A GIFT」ボタンをクリック。そうすると、下記のようなメッセージが現れます。

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ココで何のためのギフトか、贈られる側の名前、贈られる人との関係、ギフトの予算をプルダウンメニューから選ぶ、もしくは書き込めるようになっています。ちなみに、贈られる側の名前はフェイスブックの友人登録の中からも選べるようにもなっています。

基本情報が完了したら、次のステップへ。

次は、ギフトを贈られる側の好みやライフスタイルついて聞かれます。オンライン上のコンシェルジュのようなものですね。しかしWantfulはちょっと違います。

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例えば「その人は自由時間をどこで過ごしている?」「どんな家に住みたいと思っている?」といったことを聞かれます。面白いのは「食べ物が来るとその人は?」の質問では、

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「生きるために食べてる人」か「食べるために生きてる人」かを、真ん中の矢印をスライドさせて選びます。その人はどっちかと言えば「食べるために生きてる人」なので、矢印をちょっと右方向よりにスライド。

こんな質問もされます。「家の整理整頓は?」→「モノが多い感じ」か「きちっと整理されてる感じ」。「あの人は結構雑然としてそう…」など、こういうことを相手のことを想像しながら操作するのが楽しいです。

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このようにギフト選びのために、贈られる側のライフスタイルを想像するという体験も楽しい!そして何よりインターフェースが直感的に操作できるのが素晴らしく、さらにギフト選びをワクワクさせてくれます。

そんな一連の流れの後、Wantfulからのオススメアイテム一覧が表示されます。ココで実際のギフト選びです。ギフトは12個選び、選び終わると選んだアイテムがカタログになって表示されます。

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できました!いかがでしょう。表紙のイメージも選べ、相手へのちょっとしたメッセージも添えられます。画面上で出来上がったカタログを見ると、これまた素敵!これはまさにタブレット仕様な作り。iPadアプリが好評なのがわかります。 こちら(http://wantful.com/redeem/rrf4-rw3k-w59q)でカタログのサンプルが見られます。

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カタログはEメールで送られる電子版か、実際に相手先の住所に送付されるブックレット型かを選べます。私は今回、Eメールで送られる電子版カタログを選びましたが、贈る目的や相手によってブックレット型を贈るのも記念になりそうでいいなと思いました。ちなみにブックレット型は「プレゼントっぽく和紙に包まれ、エンボス加工された黒の封筒で届けられる」ようです。高級感が伝わる、こういった雰囲気も大切ですね。

贈られた側は、カタログに掲載されている12個の商品の中から1つを選んで受け取ります。カタログのデザインやプレゼンテーションも素敵ですし、相手がカタログを開ける瞬間など想像したりして、贈られた側もワクワクして商品を選んでくれそうです。

ギフト選びは「ギフトを買って贈る」という目的だけが全てではなくて、目的を達成するまでの体験(ワクワク感)やストーリーというのが大切ですよね。それをウェブ上でも可能にしたWantful。今のところ、海外へのギフト配送は行っていないようですが近い将来検討したいとのこと。近い将来、実現することを期待しています!

■Wantful wantful.com Wantfulのオフィスはサンフランシスコとニューヨークではブルックリンにあります。

Profile of 藤井さゆり

藤井さゆり

東京生まれ、アメリカ在住。日本とアメリカでの職務経験あり。
東京丸の内にある公益法人にて8年間勤務の傍ら、友人が企画したクラブイベントのフライヤーや、CDジャケットのデザインを行う。
公益法人では「地方の街づくり・街おこし」支援事業の一環で、ウェブサイト業務に携わる。 公益法人退職後、2004年より4年間、都内商業施設のサイト更新・管理、販促サイトのキャンペーンページ企画と取材・撮影を含めたライティングワーク、ウェブデザインを経験。
2008年ニューヨークに移住。ニューヨークではウェブマーケティング、サイト管理を企業にて経験、それと共にウェブデザインとライティングワークをフリーランスとして行う。現在は日本の着物をインスパイアしたオリジナルTシャツブランド「Foxy Lilly」を立ち上げ、オーナー兼デザイナーを務める。
Foxylilly.com
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