メーカーといっしょに レベルの高い仕事ができる 個人の力が100%発揮できる会社です
- 大阪
- 株式会社サボハニ
企画から制作までじっくり時間をかける 映画づくりとよく似ている
サボハニさんの業務内容を教えてください。
弊社はパチスロ機の液晶制作のデベロッパーです。業界大手メーカーさん(大都技研)のパートナーとして、映像の企画、開発、制作業務を行っています。
パチスロの映像はどのように作られるのですか?
まずはキャラクターづくりですね。キャラクターの性格や好み、スタイルなどを設定したうえでキャラクターデザインをし、そしてストーリーを考えます。そのモチーフをスロットにするための企画があり、それがマッチングしたところで細かい演出、映像や音楽などを作っていきます。それをスロットのゲームに構築していくわけですね。映画づくりと似てますよね。
開発にあたっての苦労や困難は何ですか?
困難ですか?んーなんだろう?(笑)。あまり考えたことがないなー。 弊社では2~3年じっくり時間をかけて、オリジナルコンテンツを作っています。ゴールを見据えて軌道修正しながら、作っていくのは苦労かもしれないですが、自分たちの企画を具現化できるのは楽しいですね。
メーカーといっしょに 今までなかったものを考え作り上げていく
企画開発に時間をかけるのはサボハニさんならではですか?
そうですね。一般的なデベロッパーは、メーカーさんからの受注、下請けといった位置づけでの仕事が多いかと思いますが、弊社の場合はちょっと違うんですね。 メーカーさんが考えていないようなことをいっしょに考えて作り上げて行きましょうと言うスタイルなんです。
なるほど。その違いは大きいですね。
遊技機はその都度その都度作り方が違うんですね。時代が変われば映像も変わる、法律が変わると具現化できないこともあります。市場のトレンドが半年ほどで変わるので、おおよそ3年の間で6回くらい変わるのです。ですから当然、3年前に想定したものは具現化できないのが現実で、方向性を確かめながら軌道修正するわけです。
じゃあ、3年前に企画したものがまったく違ったモノになることもあるのですか?
キャラクターやデザインが大きく変わることはないですが、先ほど言ったように法改正によってゲーム性が大きく変わることはありますね。
ギャンブルの中で唯一、人が作る遊技
パチンコ・パチスロと言う遊技は今後、どのように展開していくと思いますか?
パチンコ・パチスロは、ギャンブルのなかで一番身近で熱くなれる遊びだと思うんです。他のゲーム機などと同じように遊技人口は縮小傾向と言われますが、パチンコ・パチスロはゲーム感覚で楽しめるので、コアなユーザーは多いです。操作も簡単なので遊技人口もホールも減らないのではないでしょうか。
コアな年齢層はどのくらいなのでしょう?
パチスロは30~40代ですね。パチンコはもう少し年代が上がります。
タテ社会ではなく、ヨコ社会 いいモノづくりのための環境が整っている
スタッフの方は若手が多いのですか?
平均年齢32歳です。黙々と制作しているイメージがあるかもしれませんが、実際にはコミュニケーションも活発で、社内の雰囲気がいいですね。攻撃的な人間がいないと言うか。若手の社員は代表にもフランクに言いたいことを言ってますよ(笑)。でも、もちろんトゲのある言い方ではないですね。代表をはじめ、うちでは誰も役職では呼ばないんです。規則があるわけではなく、社風ですね。タテ社会ではなく、ヨコ社会。部署をまたいで話すことも多々あります。
良いモノを作るための環境が整っているのですね。
そうです。大手メーカーさんのパートナーなので、コンプライアンスがしっかりしてるんです。給料や休日、パワハラなどの対策なども。 先ほども言いましたが、じっくり時間をかけるので何事においても丁寧に仕事ができます。売れている機器を作れていることで、レベルの高い人間が集まっているんですね。とはいえ、もともとレベルの高い人間しか採用してないか?と言うとそうではない。 興味があれば仕事をしながらレベルアップしていってもらえばいいわけです。 自分たちが企画したものを作りたいと言う情熱がある人にとっては、弊社はやりがいのある会社だと思いますね。
取材日:2014年9月3日
株式会社サボハニ
- 代表取締役社長:白山 雅貴
- 資本金:3,000万円
- 設立:2006年2月
- 業務内容:パチンコ、パチスロ機の映像企画、開発及び制作
- 事業所:〒556-0016 大阪府大阪市浪速区元町2-8-2 7F
- URL:http://sabohani.com/