「特別展 りぼん -250万りぼんっ子大増刊号-」に行ってきた!
現在40代前半の筆者が、10代の頃一番好きだった少女漫画雑誌と言えば、間違いなく「りぼん」。
小学生の頃からおこづかいで購入して読み始めたのだが、初めて読んだ時は少し大人の漫画の世界に足を踏み入れたようでドキドキした。超スター級の漫画家の先生方が繰り広げる恋や友情、学校生活をこういう風に過ごしたいという夢のような世界がそこにあり、いっぺんに夢中になった。
発売日に購入して一気に読んでは、「来月号までが長い!」と、続きが読みたくてじたばたしては次の展開を予想するの繰り返しで、それほどにりぼんは毎月毎月どの作品も面白かった。間違いなくりぼんは自分の青春の1ページだったし、そういう方々も多いのではないか。
さて、筆者が一番夢中になった90年代のりぼんで大活躍していた、一条ゆかり、池野恋、吉住渉、矢沢あい、小花美穂、椎名あゆみ、水沢めぐみ、柊あおい、さくらももこ、岡田あーみん、彩花みんなど11人の作家陣の貴重な原画やふろくなどを展示した「特別展 りぼん」が今年7月に新宿タカシマヤにて開催されており、同じ漫画好きの友人に誘われて行ってきた。
足を踏み入れると、大好きだった漫画のキャラクターたちや美しいカラー原画や生原稿、先生方の当時の制作裏話の言葉など、ファンにはたまらないお宝の数々が惜しげもなく展示されており、小中高とドキドキしながらりぼんを読んでいた「250万乙女」のうちのひとりだったの頃の気持ちが一気に蘇ってきた。
こちらの「特別展 りぼん」は東京での展示は終了したのですが、今年秋には京都、長野、佐賀と今後も展示されていく予定です。
お近くの「あの頃のりぼんっ子」の皆様はぜひ観に行って、大好きだった漫画だけでなく「少女だった頃の自分」に再会してみるのはいかがでしょうか。
「特別展 りぼん-250万りぼんっ子大増刊号-」
京都タカシマヤ 2019年10月30日(水)~11月10日(日)
ながの東急百貨店 2020年1月下旬より
佐賀県立美術館 2020年3月14日(土)~5月10日(日)
※今後、会場が追加、変更になる可能性があります。
主催:りぼん展実行委員会