Clubhouseとクラスタの話
1月末から徐々に増えてきたClubhouse。
音声SNSの中で、どんなことが起きているのか?起きようとしているのか?まだギリギリ「始まったばかりの空気」が漂っているので、ちょっとまとめてみようかなと思う今回です。
シナリオとコンテの話は次回からまとめて二回ということで!
早速ですが、まず前提としてclubhouseのゆるーいまとめから始めます。
・Clubhouseとは?
そろそろ「耳にタコできるわ」という人もいると思いますが、軽くまとめます。
大前提として
・音声のみのSNS(iPhoneのみ)
・紹介性(初回招待枠2枠のみ)
・グループチャット+ラジオのようなメディア
もう少し詳しく言うと
・「ルーム」という、グループを作るOR参加する形で始まる
・複数人でのトークが可能。
・ユーザーにはフォロー/フォロワーの関係がある
・ルームは「タイトル」がつけられ、興味あると登録したジャンルや、フォローした相手に関連して、スレッドのように並ぶ。
・ルームを管理する「モデレーター」と、聞き手がおり、モデレーターが発言を許可することで初めて会話ができる。
→逆に、許可あれば会話OK。
話してみたかった人や有名な人などなどとも交流できる。
・ルームは基本公開。
→興味がある「タイトル」を見て入ったり、気になるフォロワーの会話に入ったりが簡単。
・クローズにもできるので個人的な複数話に使える。
また禁止事項として(今確定のものと、若干検討中 ペンディングのものがありますが、一応予告文などをよむと)
・録音(絶対ダメ)
・メモ(全員の許可どり必須)
・相互フォローを目的とした部屋
などがあります。
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・映像と、Clubhouseの親和性について
あらゆる人が集まっているのですが、仕事を取る話/技術の話/憧れの話/SNS話/ビジネスの話/現場の話/その他……
わりとあらゆる話がある感じでした。
使い方アレコレについては、やっぱり音声SNSなのであまり相性がよいとはいえないのですが、気軽に困っていることを質問&返答という意味では、意見交換に使えるのかもしれません。
それよりも面白いのは、上記した以外の使い方でした。
全くちがう仕事の人や、普段お世話になっている&現場で出会う別の職種の方の話をきいたり、協力して仕事する際のヒントをもらうことができること。
あるいは、実際に一緒にあれこれやる機会がうまれること。
ここは、SNS全般に言えますが、特に映像制作の場合「レンダリングしながら」できる属性もあり、いいなぁと思いました。
正しい使い方やマナーみたいなもの、流行のSNS的な活用法などが出てくるとは思いますが、大事なのはこのコロナ渦で、「気楽に」「知らない人」「興味のある人」と、話ができることでしょうか。
機会があればぜひ試してみてください。
ただし大いなる時間泥棒にもなるために、十分にご注意を。
上にも書きましたが、映像のトピックは趣味・仕事含めめちゃくちゃあります。何を話したいのか、どの媒体なのか……どういう立ち位置なのか、個人的にお薦めなのは、ルームを立てるときはなるべくニッチにすることです。深い話をしたいときは特に。
逆にざっくり雑談、作業のBGM替わりには立てるのもありですが、もともと立っている部屋や大人数が集まる部屋から見ることをお勧めします。
気楽に、気晴らしに。
でも、新しいツールは食わず嫌いせず、ざっくりいじるのもいいかなと。映像がはれなかったとしても、かえってそこにこそヒントがあるんじゃないかなと思っています。
といいつつ、私はもっと別のジャンルの人と情報交換や交流をしたいので、こんな感じの部屋を立ち上げているのですが。
次回は戻ってシナリオ&コンテの話から、映像の構成について、二回連続でお話してきたいと思います。