チュートリアルを極めよ ~「本」編~
最近増えてきた「動画のチュートリアル」。
編集を目指すなら、まずはここからおすすめしたいところですが、今回は前章!敢えての教「本」編です。
(※あ、もちろん、そもそも本が苦手な人は動画からでOK。次回ご紹介します)
私は最初現場に行く前に「教本」も一応目にしています。
本のいいところは、合う合わないが直感的に理解できること。動画だと「とりあえず見る」のに時間がかかるのですが、でかい書店が近場にある方や電子書籍をご利用の方はざざっと気になる教本を覗くとよいと思います。
ぺらぺら見て、「分かりづらいな」というものは、自分に合わない本。
反対に「何となくできるかもしれない」という印象のものは、合うもの。
よさそうだなと思ったら、その中で、「ファイルがついてくるORダウンロードできる」ものをぜひ選んでください。
実際、幾つかチェックし、買って使ってもみたのですが、「真似して作る」タイプのものが一番勉強になりました。
実はこれ、動画のチュートリアルでも同じなんです。
どういう作り方をしているのか、正解があること……
マルっと真似して学べること……
完成するたびに「達成感」があり、持続するポイントにもなると思います。
具体的に、どんなタイトルがあるか見ていきます。
私の場合、Premiere Proについては、正直なところ、軽く触った後、「現場」(ウェディングの編集)で十分できるようになってしまったので、そこまで本は読んでいません。
困ったときの辞書代わりに一冊、スタートで買っただけ。
それに対してAfter effectsは「いろいろできすぎる」ため、まず触るときに迷う方も多いと思います。
私は少なくとも迷いました。
そこで「初期に使えるなー」と思ったものが『これからはじめるAfter effects の本』。
付属のデータ(ダウンロード)がとても分かりやすく、それどおりに0から作っていくだけで「最低限」の知識は網羅できます。入門としてはとてもおすすめ。
また同じ初心者向けに『After Effects FIRST LEVEL:ゼロからはじめる映像制作基礎テクニック』がありますが、あえて一番簡単な前者をお勧めします。「めちゃくちゃ簡単にできると、やる気がアップするよね」という理由で(笑)
また作りながら覚えるという意味では、『Adobe After Effects トレーニングブック サンプルデータを触りながら学べるハンズオン形式の解説書』がありますが、こちらはボリュームたっぷりで、むしろある程度やれた後に「もう少し腕を上げたい」ときに見返したいなぁと思う本かなと考えています。
他にもう一冊おススメが、『プロが教えるAfter effects デジタル映像制作講座』。こちらは動画チュートリアルでもおなじみのTORAERA川原さんの解説が分かりやすいので動画と合わせておススメです。チュートリアル動画編は次回お話します。