素材ストック
無料素材があると、困ったときにアレコレ手を打ちやすくなります。普段から集めたい無料素材・素材関連……
前回は著作権の安全も考えて、「自作フォルダ」を作り、ある程度写真や動画などをいれておくことといい……というお話をしましたが、今回はもう一歩踏み込んで、使える素材サイトのお話。
独断と偏見によるものなので、もっといいところもあると思います。一例としてご覧ください。
無料素材をどう手に入れるか。
「ぐぐればいいんだよ」は確かですが、無料・有料がいりまじるサイトや、むしろ有料なのに広告で検索結果が上がっているサイトも多いのが現状です。
先に無料素材を探す時「やらない方がいいこと」を書こうと思います。
【1】イメージの言葉で検索してすぐ使う⇒著作権明記がなかったり、見当たらないけれど実は有料サイトからのイメージだったりすることがあります。特にPintarestのようなコレクションサービスで使われている画像は「ひっぱってきただけ」で、「見る分にはいいけれど、利用はダメ」ということが多いのでご注意ください。
【2】いらすとやさん(https://www.irasutoya.com/)
使いましょう。どんどん~といいたいところですが、こちらも注意は必要です。ちなみにラフで使う分にはいいと思います。商用利用の場合「点数制限」があるんです。これ見逃して使ってるところがたまにあるのですが、基本的にデザインの一部として使ってねという文言もあるとおり、「1素材」としてみてもらうべきで多用はNO!! 普段からストックするもなにも、検索ですぐ出てくるのでストックしておく素材には向きません。またタダピク(https://www.tadapic.com/)も使えるのですが、規約がちょっとものによってちがうのでこのあたりは無料素材サイト全般にいえることですが注意が必要ですね。「それぞれ確認してね」の表記がある場合や海外サイトに多いのですが、プライバシーマークや数値で決まる場合は特に念入りにご注意を。急に変わることもあるのでストックに向きません。
【3】後で払う、 あるいは 後からリンクすればいいよ、というパターン。
別に悪くはないのですが、忘れます。忘れると大変です。
音のサイトでいえば、有名どころ「オーディオジャングル」さんなど……。サンプル段階であてると女性の声が入っているのですが…、これ消し忘れると気付く人はすぐ気づきます。そのくらい有名。(そのまま使うミスを犯す人が多いんです)お洒落なので自分でも気づかず使っちゃう人がいるんですね。しかも1ファイルたしかライセンスが2000円程度のモノも多く、そのために「あの会社、払えないのかな?」という疑問と共に、ネガティブな視線がクライアントに向きます(汗)本当にいろいろな意味で注意してほしいところ。前回もちょっと書きましたが、「サンプル」や「参考にするもの」は絶対に別のフォルダにわけて素材のフォルダにいれないようにしましょう。この範囲ならば使えるというものも、別にしておくといいと思います。
さてそれらを踏まえたうえでのおすすめですが、
【写真・動画】
Unsplash(https://unsplash.com/)……英語なのですが、割と直観的に分かるサイトかと思います。Natureとか、Travelとかよく使うものをストックするのはおすすめ。高画質で便利です。
写真AC(https://www.photo-ac.com/)……ちょっと使いにくいUIでもあるのですが、無料登録である程度ゲットできる素材サイト。基本の空であるとか、乗り物であるとか……絶対つかうものに限っては狙っておいてもいいと思います。
ただ入れ替わりもある程度あるので、たまにライセンスが平気か確認はしましょう。
ぱくたそ(https://www.pakutaso.com/)……面白画像が多いですが、微妙に使えるんです。リアルタイム性があるものを、「仮あてしたい」ときはおすすめ。よって、ここもストックよりはその場の検索向きです。
Pixaboy(https://pixabay.com/ja/)……お世話になっているサイトです。日本語対応アリで、かつ高画質のものも多いのです。注意点はシャッターストック(いわずと知れた有料大手素材サイト)のものが広告としてまざっていること。
有料も含めて検討する際には絶妙に便利でもあるのですが、ストック探しの時はたまに時間がかかってしまうことも。とはいえ、動画もあるのがうれしいところです。
日本の景色じゃない方がいいな~という背景や、後で効果と混ぜて使いたいものを探すときは、ここ。
BURST(https://burst.shopify.com/)……ネットショップ開設サービスShopifyのサービスなので、とにかく商品系に強い!のですが、私はインサートの小物写真探す時や、食べ物系メインにストックしています。素材としてのストックというより、サンプルとしてこういう空気の写真がいいなぁと眺めるのに使っています。
食べ物なら Foodiesfeed(https://www.foodiesfeed.com/)もおススメ。ストックとしてよく使うのはコーヒーです。(※今回のメイン写真がそうです。美味しい絵はここ!)
O-DAN(https://o-dan.net/ja/) 迷ったらこれです。
横断……文字通りフリー素材サイトを横断して、素材を見つけてくれるので、時間がないときや、何となくストックをさがしたい・眺めたい時はこれで十分です。
以上、多くなってしまったのでここまで。
今回は無料素材 映像・写真編でした。