ちょっとしたアイデアが欲しい！

発想を切り替えたい！

そんなアタマの体操を必要としている方にピッタリなのが「なぞかけ」です。

【A】とかけまして【B】と解く　その心は…どちらも【C】が～です

という定型で成り立っている「なぞかけ」！

これができるようになると、発想力がグンと高まります。

今回、専門学校の授業でもチャレンジしてみました。

では、やり方の順序を…

 【A】はお題です。今回は「学校」にしましょう。

「学校」から思いつくワードをまずはドンドン挙げていきます。

例えば…クラス、階段、後輩、登校…みたいな感じです。

次に思いついたワードを変換します。

（ここが【C】の部分）

「同音異義語」というものですが、音は同じで別の意味合いの言葉に変える作業。

クラス→暮らす　階段→怪談　後輩→交配　こんな感じ。

あとは、変換後の言葉をさらに発展させればほぼ完成です！類語くらいの軽さで。

（ここが【B】の部分）

暮らす＝住まい　怪談＝本当にあった怖い話　交配＝品種改良

はい！ととのいました～♪

３作品できましたよ！

学校とかけまして

「住まい」と解く　その心は　どちらも「クラス（暮らす）」がポイントです。

「本怖」と解く　その心は　どちらも「カイダン（階段／怪談）」が多いでしょう。

「品種改良」と解く　その心は　どちらも「コウハイ（後輩／交配）」が欠かせません。

要領が分かるとカンタンですね！

【C】のうしろの「～」の部分は、帳尻を合わせるフレーズなので何でもOK

まだまだいけます。

学校とかけまして

「SNS」と解く　その心は　どちらも「日々のトウコウ（登校／投稿）」が大切です。

「運転手」と解く　その心は　どちらも「コウシャ（校舎／降車）」にこだわります。

「悪の組織」と解く　その心は　どちらも「セイフク（制服／征服）」が基本です。

「ハロワ」と解く　その心は　どちらも「キュウショク（給食／求職）」が大事です。

「お笑い番組」と解く　その心は　どちらも「ズコー（図工）」があるでしょう。

「ツッコミ」と解く　その心は　どちらも「いいんかいっ！」があります。

「ボラギノール」と解く　その心は　どちらも「コウモン…　やめぃw

おふざけもご愛敬！

何かのヒントになるかもしれないのでボツにするのはもったいない。

授業では、次のお題「ラーメン」でもやってみました。

10作品挙げておきますね。

ラーメンとかけまして　

「スライム」と解く　その心は　どちらも「カンショク（完食／感触）」が大事でしょう。

「リゾート」と解く　その心は　どちらも「カイケイ（会計／海景）」がつきものです。

「神社」と解く　その心は　どちらも「ネギ（禰宜）」がいるでしょう。

「議員」と解く　その心は　どちらも「ニンキ（人気／任期）」が気になります。

「新商品」と解く　その心は　どちらも「コショウ（胡椒／呼称）」にこだわります。

「フライ」と解く　その心は　どちらも「アジ（味／鯵）」が良いでしょう。

「新潟の地酒」と解く　その心は　どちらも「カンバイ（完売／寒梅）」が喜ばれます。

「情報量」と解く　その心は　どちらも「バイト」が必要です。

「あの花」と解く　その心は　どちらも「メンマ」が欠かせません！

「法律相談所」と解く　その心は　どちらも「行列ができる」でしょう。

後半の作品で気づいた方もいると思いますが、

無理やり「同音異義語」にしなくても成立する場合があります。

「なぞかけ」、ぜひチャレンジしてみてください。

お題は、今取り組んでいるテーマをもとにしても良いし、

他の方が気になっているワードを出してもらっても良いと思います。

最初はアタマの中だけでやると難しいので

紙にアイデアをどんどん書く→変換する→発展させる！

この３ステップができるとすごく楽しい！

全く別なものとの共通項が見えてきますし、

「ひらめいた！」って脳内電球がパッとつく、あの感覚が体感できるのでかなりオススメです。