グラフィック2022.07.15

『コマ撮りアニメーションフェスティバル Vol.0』 ミニシアター「Morc阿佐ヶ谷」にて 7月1日~8月18日開催!

東京
コマ撮りアニメーションフェスティバル事務局

コマ撮りアニメーションフェスティバル事務局は、ミニシアター「Morc(モーク)阿佐ヶ谷」にて『コマ撮りアニメーションフェスティバル Vol.0』を2022年7月1日~8月18日に開催いたします。

ポスター画像

『コマ撮りアニメーションフェスティバル Vol.0』公式SNS

https://twitter.com/stopmo_anifes?s=20&t=Z4Kjv9wjvymhNqlOS7riPg

意志をもったかのような日用品、形を変える粘土、風雨にさらされた金属片、やわらかなゴムやシリコン、削りだされた木材、編み込み織られた糸や繊維の色彩、そして、言葉なく感情にうったえかける人形たち。

コマ撮りアニメーション(ストップモーションアニメーション)とは、1コマ1コマ少しずつ動かし撮影した写真を連続投影し、あたかもモノが動いているかのように表現する技法。世界でも有数のスタジオでも一日かけてたった6秒しか撮影できない。1人で7年かけて制作した作品もある。

この古典的な表現に、日本のみならず、世界中で今なお新しい作家が生まれ、新しい作品が生み出されている。

CG全盛期の今、なぜあえて時間と手間がかかるこの技法に挑むのか?

そして、なぜそんな作品に魅力を感じるのか?

この度、世界中から魅力に溢れたコマ撮りアニメーションを、阿佐ヶ谷に集めました。

有名なスタジオや巨匠の名作のみならず、学生の作品集や、遠く離れたエストニアの日本初公開の作品まで、言葉や時代の壁を超え、どうぞお楽しみください。

<主な上映作品>

■日本初公開!エストニアからの奇妙でシュールな作品群

バルト三国の1つエストニア。人口130万人ほどの小さな国で生まれたアニメーションは、一見では理解不能かも。でも、もう一度見たいと思わせる奇妙で、皮肉と不条理な笑いを含んだアニメーションは、シュールレアリスムが好きな方は必見です。

60年以上の歴史を持つアニメ制作スタジオ、Nukufilmから来春公開予定の『Sky Song』の先行上映を含む、3プログラムを上映します。

エストニア作品集

■おとなり韓国のストップモーションアニメ 2010~2020年代

実写やドラマ以外でも、アニメーションを見て韓国の“今”を体感する。韓国唯一のインディーズ・アニメーション映画祭「インディ・アニフェスト」から2011年公開の『Paradise』から2022年公開の『Starlight Soup』まで8作品を集めました。冒険物語から、かわいいキャラクターのほのぼのした作品、摩訶不思議なカエルたちの踊りまで。言葉の壁がない分、日本の作品??と思うものも。

韓国作品集

■映像詩人 ノルシュテインとロシアアニメーション

切り絵を用いた緻密な作風で知られ、「アート・アニメーションの神様」として世界中のアニメーターからリスペクトされる旧ソ連生まれのロシア人アニメーター、ユーリー・ノルシュテイン。代表的な6作品を一挙に上映!

ノルシュテイン作品集

チュブラーシカ

■日本で一番大きな人形アニメーションスタジオdwarf(ドワーフ)

NHK「どーもくん」を初め、「ぼくもくま」などで知られる日本で一番大きなコマ撮りアニメーションスタジオ、ドワーフの短編6作品と「こまねこシリーズ セレクション」のエピソード7本を上映します。その中でも「こまねこ」に登場する「こまちゃん」は、コマ撮りをするネコ!ストーリーを考えて、絵コンテを描き、背景や人物も作ったりして、コマ撮りを始めるきっかけになりそうな作品です!

dwarf作品集

■『ニャッキ!』伊藤有壱のライフワークと、東京藝大生作品セレクション

横浜のアニメーション・スタジオ、I.TOONを率いる伊藤氏のライフワーク「ハーバーテイル」を含む6作品上映!また伊藤氏が教授を務める東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の学生作品も上映。(その中には「PUI PUI モルカー」で知られる見里朝希氏の学生時代の作品も!)

伊藤有壱_ハーバーテイルのすべて

■その他多数

<豪華ゲストによる特別上映+トーク&ワークショップ開催!>

■ゲスト(予定)

7/30(土)

・I.TOON代表、東京藝大教授 伊藤有壱氏

・ドワーフ 合田経郎監督&アニメーターの峰岸裕和氏

・人形アニメーション作家 細川晋氏

・アニメーション作家 こぐまあつこ氏

7/31(日)

・アート・アニメーションのちいさな学校講師 眞賀里文子氏

・編み物のアニメーション「編みメーション」作家 やたみほ氏

・キャラクターフィギュアによるコマ撮りアニメーションで話題の篠原健太氏

8/14(日)

・「JUNK HEAD」監督 堀貴秀氏

<チケット種類>

一般   :1,200円 / 学生・シニア 1,000円 / 会員 800円(※一部を除く)

回数券  :5回券 2,900円 / 3回券 2,100円

おやこ券 :1,300円(おとな1名+子ども(小学生以下)1名

      子ども+1名につき+200円)

フリーパス:10,000円

※回数券、おやこ券、フリーパスは窓口での販売のみとなります。コマ撮りアニメーション全作品にご利用いただけます。

【フェスティバル概要】

名称  :コマ撮りアニメーションフェスティバル Vol.0

主催  :コマ撮りアニメーションフェスティバル実行委員会

開催場所:Morc阿佐ヶ谷

     東京都杉並区阿佐谷北2-12-19 B1F

     03-5373-5780

開催期間:2022年7月1日(金)~8月18日(木)

内容とスケジュール

Morcホームページ:

https://www.morc-asagaya.com/

フェスティバル公式SNS

https://twitter.com/stopmo_anifes?s=20&t=Z4Kjv9wjvymhNqlOS7riPg

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