【10代〜30代のマンガ好き約650人に聞いた実態調査】 現代の悩み“選択難民”に3択の選択肢が有効!? 約2人に1人が3択サービス「さんたクン」で新しいマンガに出会えた 「もっと自分の興味の幅を広げたい」が約8割の一方、過半数がマンガの検索疲れ
「タイムリーヒットプロジェクト」が開発・提供し、「honto」*1とのサービス提携でマンガの3択推奨サービスを行う「さんたクン」は、未来に飛躍的に増加するであろう“選択難民”を救う心地良い情報の提案を社会に広めるべく、10代〜30代のマンガ好き約650人を対象に実態調査を行いました。
調査結果では、マンガ好きの約8割が「もっと自分の興味の幅を広げたい」と感じている一方、過半数となる約56%が「動画やマンガなど新しいコンテンツを検索で探すのは疲れる」と回答し、まさに検索疲れをしている”選択難民”の存在が明らかとなりました。そんな中、約2人に1人が「さんたクン」を使用することで「新しいマンガに出会えた」と感じていることがわかりました。
あわせて行った「さんたクン」と「honto」のサービス連携におけるデータ分析では、立ち読みからの購入率が従来比約3割増*2となったこと、さらに約4割のユーザーが繰り返し「さんたクン」を使用している*3ことがわかりました。3択という選択肢は、心理的ハードルが低く、スムーズな体験かつ何度でもやりたくなる、「現代にちょうどいい」体験であると考え、「タイムリーヒットプロジェクト」はこれからも事業を展開していまいります。
*1:大日本印刷株式会社(DNP)が株式会社丸善ジュンク堂書店、株式会社文教堂及び株式会社トゥ・ディファクトと共同で運営するハイブリッド型総合書店。HP:https://honto.jp/
*2:2021年12月7日~2022年1月11日計測。2021年10月1日~12月31日のコミックの立ち読みからの購入率13.5%と比較し、「さんたクン」経由での立ち読みからの購入率が17.7%へ上昇した。
*3:2021年12月7日~2022年1月11日計測。42%のユーザーが「さんたクン」を繰り返し2回以上使用していた。
【10代〜30代のマンガ好き約650人に聞いた実態調査サマリ】
「もっと自分の興味の幅を広げたい」が約8割の一方、過半数となる約56%が、「動画やマンガなど新しいコンテンツを検索で探すのは疲れる」と回答
約2人に1人が「さんたクン」を使用することで「新しいマンガに出会えた」と感じている。「今までありそうでなかったサービス」「良い出会いのきっかけに」との声も
「さんたクン」のサービスに満足したと回答したのは10代がトップ。3択という気軽な選択方法を若年層ほど好む傾向か
【「さんたクン」と「honto」のサービス連携におけるデータ分析サマリ】
「さんたクン」経由により、「honto」での試し読みからの購入率が従来比約3割向上
「もっと自分の興味の幅を広げたい」が約8割の一方、過半数となる約56%が、「動画やマンガなど新しいコンテンツを検索で探すのは疲れる」と回答
コロナ禍でおうち時間が増えた昨今、「自分の興味の幅を広げたい(79.6%)」との回答は約8割にのぼりました。
その一方で、「動画やマンガなどのコンテンツを検索で探す」ことについて、「疲れる(16.7%)」、「やや疲れる(39.3%)」との回答の合計が過半数(56%)に達しました。
さらに、「動画やマンガなどのコンテンツを教えて欲しいですか」という質問についても、「やや簡単に教えて欲しい(40.1%)」へ回答が集中し、「簡単に教えて欲しい(17.7%)」と合わせて約6割(57.8%)ものマンガ好きが、簡単に、いわば“ゆるく”新たなコンテンツに出会えるサービスを求めていることがわかりました。
2022年におけるマンガ好きのリアルは、新たなコンテンツとの出会いを望みつつも、出会いを探すことに疲れている、まさに “選択難民”が多く存在するといえるのではないでしょうか。
10代を中心に「さんたクン」支持、若年層ほど3択の選択肢を好む傾向か
“選択難民”が大半を占めるマンガ好きに「さんたクン」を利用してもらったところ、「満足した(12.7%)」、「やや満足した(34.5%)」に5割近くの票が集まりました。おすすめされたマンガを3択から選ぶことへの心地よさが一定の支持を集めたことがうかがえます。
また、10~30代までの世代別に「さんたクン」への満足度についての回答をみると、各年代で半数近くが「満足した」と回答しており、特に10代を中心に(「10代女性(66.2%)」「10代男性(55.8%)」)満足度が顕著に高く、スマホ世代と呼ばれる若年層に、3択がより支持されていることを示唆する結果となりました。
約2人に1人が「さんたクン」を使用することで「新しいマンガに出会えた」
加えて、「さんたクン」を利用してみて「新しいマンガと出会えましたか」という問いへは、「出会えた(17.3%)」、「やや出会えた(37.5%)」との回答が過半数にのぼりました。マンガ好きの約2人に1人(54.8%)に、「さんたクン」つまり3択を通して新しいマンガに出会えたと感じていただけました。
また、「今までありそうでなかったサービスだと思った。簡単にオススメの漫画をみれるのも面白かった」「良い出会いのきっかけになりそう」などの声もあり、3択サービス「さんたクン」が「新しいマンガに出会える」という、前向きな意見が集まりました。
まとめ
上記調査と合わせて行った「さんたクン」と「honto」のサービス連携におけるデータ分析では、「さんたクン」を経由した場合の「honto」での試し読みからの購入率が従来比約3割向上したこと、さらに約4割のユーザーが繰り返し「さんたクン」を使用していることがわかりました。
興味の幅の理想と現状のギャップを抱える“選択難民”にとって、“3択“が、まだ見ぬコンテンツへストレスなく誘う処方箋となれるかもしれません。
■調査の背景
2021年12月8日から提供開始されている「さんたクン」は、未来に飛躍的に増加するであろう“選択難民”を救う心地良い情報の提案を社会に広めていきたいという思いから調査を実施いたしました。調査結果は、溢れる情報の中からその瞬間・その人に心地よいと思われる情報を、独自のアルゴリズムにより選定し、3つの選択肢で提案する「さんたクン」の、今後のサービス展開に応用していきます。
調査実施概要①
調査名称:10~30代のマンガ好き実態調査
データ集計期間:2021年12月22日〜12月23日
調査対象者:全国の10~30代の男女
調査方法:インターネット調査
有効回答数:868名(全国)
うちマンガ好き:646名
調査実施概要②
調査名称:「さんたクン」と「honto」のサービス連携におけるデータ分析
データ集計期間:2021年12月7日〜2022年1月11日
調査対象者:期間中の「さんたクン」利用者
■「さんたクン」のご利用方法
https://santakun.jpへアクセスいただき、表示される3択の質問に、その時々の気持ちにそって回答を選択していただくと、最適なマンガを3択でご提案します。
■“3択”の理由
テクノロジーの進化、文化的成熟により、これまで以上にたくさんの選択肢が提示される現代。たくさんの可能性から行動を選べる反面、選択肢の豊富さゆえに「選択疲れ」ともいえる悩みを抱える方が増えているのではないでしょうか。人間は元来、少なすぎる選択肢にも、過剰な選択肢にもストレスを感じる性質があるといいます。では、氾濫する選択肢からその瞬間、その人に最適な提案をするうえで、選択肢はいくつであるべきなのでしょうか。私たち「タイムリーヒット」が出した答えは、図形を安定させる線分数であり、また“三大○○”など日本人が歴史的に親しんできた “3”という数字だったのです。
■「さんたクン」のデザインコンセプト
「さんたクン」は3つの選択肢「3択」で答えてくれる、3本の耳を持つうさぎです。この形は手を3にした様子からイメージしました。「さんたクン」は眉毛がよく動き表情が豊かです。適当に3択を出しているように見えますが、実は裏ですごく悩んでいたりします。隣にいるのは「さんたクン」の相棒の犬です。数字の3の形をしています。犬は「さんたクン」のように表情はあまり変わらないし、喋りませんが、いつも隣であたたかく「さんたクン」を見守っています。
■「タイムリーヒットプロジェクト」概要
未来に飛躍的に増加するであろう“選択難民”を救う心地良い情報の提案を社会に広めていきたいと思い株式会社WATERが中心となりプロジェクトを立ち上げました。小西利行がクリエイティブディレクターを務めます。また、企画協力として株式会社電通、株式会社電通テック(+tech labo)、株式会社SIGNINGのメンバーが参加しています。
野球における「タイムリーヒット」がもっとも嬉しいヒットであるように、私たちは日常生活において、その瞬間もっとも嬉しい情報だけを提案する「タイムリーヒット」な仕組みを生み出します。
「さんたクン」から始まる「タイムリーヒット」は今後、大学などの研究機関と連携して、有益な情報とはなにか、それをいかに情報収集し、社会に提案できるかを研究する「タイミングリサーチ研究所」の設立や、世界中の様々な企業とコラボすることで、新しいサービスを生み出す活動「タイムリーコラボレーション」の実現を目指します。
社会はすでに成熟し、情報化技術も高度になっていきます。しかし、だからこそ、私たちはもっと人間的な歓びに近い情報を提案したいのです。情報は、量から、タイミングへ。その大きなパラダイムシフトをつくり出していきます。タイムリーヒットプロジェクトは、こうした試みへの参加を希望してくださる企業・団体・個人を募集しています。
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