ダイアログ・ミュージアムおよび対話のプロを育てる「ダイアログ・アテンドススクール」オープンのご案内
2019年6月25日
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ
2020年、ダイアログ・イン・ザ・ダーク、サイレンス、ウィズタイムがそろう
ダイアログ・ミュージアム「対話の森®」が東京・浜松町にできる
複合施設「ウォーターズ竹芝」に誕生します!
~対話のプロを育てる「ダイアログ・アテンドススクール」も開講~
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(本社:東京都中央区 代表理事:志村季世恵)は、2020年、「ウォーターズ竹芝」(東京・浜松町)にて、ダイバーシティをテーマとしたダイアログ・ミュージアム「対話の森®」をオープンいたします。また本施設のオープンに先立ち、2019年秋、新たに「ダイアログ・アテンドスクール」の開講も予定。より多くの障害者・高齢者が日本で活躍できる社会を目指し、多くの人材育成プログラムを提供いたします。
① 2020年、東京・浜松町にて、ダイアログ・ミュージアム「対話の森®」をオープン
2020年、楽しみながらダイバーシティを体感できるダイアログ・ミュージアム「対話の森®」を、東京・浜松町にできる複合施設「ウォーターズ竹芝」内にオープンいたします。これまで弊法人が提供してきた「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」、「ダイアログ・イン・サイレンス」、「ダイアログ・ウィズ・タイム」の3つのソーシャルエンターテイメントが揃う、日本初の場となります。また「ダイアログ・アテンドスクール」で養成された視覚障害者、聴覚障害者、70歳以上の高齢者もエンターテイメントの中心として活躍予定です。
ダイアログ・ミュージアム「対話の森®」HP:https://taiwanomori.dialogue.or.jp/
② 2019年秋、「ダイアログ・アテンドスクール」を開講
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティは、視覚障害者がアテンドとなる「ダイアログ・イン・ザ・ダーク(真っ暗闇の中の対話)」、聴覚障害者がアテンドとなる「ダイアログ・イン・サイレンス(静けさの中の対話)」、そして70歳以上の高齢者がアテンドをつとめる「ダイアログ・ウィズ・タイム(生き方との対話)」の3つのソーシャルエンターテイメントを長年実施してきました。その中で蓄積された対話のプロフェッショナルを養成するためのノウハウと、各専門分野で活躍する講師陣による講義・ワークショップから、「対話を通じて社会を変える」変革者を目指すためのスクールです。視覚障害者、聴覚障害者、70歳以上の高齢者が受講対象です。現在日本では、約3人に1人が障害者か高齢者であるといわれています。彼らは弱者ではなく、むしろ、不便な生活の中で人と関わり、人が本来もつ温かさを知っているからこそ、今後の日本に必要な流れをつくる優しい変革者であると考えています。「見えないも、聞こえないも、歳をとるも、すごい能力に変えることができる」をキャッチコピーに、弊法人が行うエンターテイメントでのアテンドを目指す方のほか、企業や行政に所属しながら組織の中でのコミュニケーションを促進したい方、新たな時代に広く社会で活躍されたい方向けのプログラムを予定しています。
「ダイアログ・アテンドスクール」HP:https://attend-school.dialogue.or.jp/
③ クラウドファンディングも開始
ダイアログ・ミュージアム「対話の森®」オープンおよびダイアログ・アテンドスクール開講にあたり、2019年6月25日より、「Ready for」にてクラウドファンディングを行います。
「Ready for」プロジェクトページ:https://readyfor.jp/projects/dialogue
◆◆◆ダイアログ・ミュージアム「対話の森®」概要◆◆◆
2020年、東京・浜松町にオープン予定の複合施設「ウォーターズ竹芝」内で開催します。「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」、「ダイアログ・イン・サイレンス」、「ダイアログ・ウィズ・タイム」が揃い、楽しみながらダイバーシティを体感できるミュージアムです。同時に2つのプログラムを開催、2020年はダークとサイレンス、2021年はダークとウィズタイムを予定しております。目以外の感覚で味わうことのできるダークでは、見た目や固定概念から解放され、表情やボディーランゲージで楽しむサイレンスでは、言語や文化の壁を超えることができる。そしてウィズタイムでは、年齢や世代を超えて、生き方を語りあうことが可能となります。このようにさまざまな違いを超え、対等な対話を体感できるプラットホームが、このミュージアムの特徴です。
日本初の試みとなるほか、「ダイアログ・アテンドスクール」で養成された視覚障害者、聴覚障害者、70歳以上の高齢者もエンターテイメントの中心として活躍予定です。
なお、オープン日や体験内容、チケット発売スケジュールなどは随時WEBにて発表いたします。
ダイアログ・ミュージアム「対話の森®」HP:https://taiwanomori.dialogue.or.jp/
■開催予定地
場所:複合施設「ウォーターズ竹芝」内(開発事業者:東日本旅客鉄道株式会社)
所在地:東京都港区海岸一丁目10番30号 他
ウォーターズ竹芝HP:http://cityup.jp/waters/
◆◆◆「ダイアログ・アテンドスクール」概要◆◆◆
対象者は、視覚障害者、聴覚障害者、70歳以上の高齢者。約4カ月にわたり合計12回のプログラムを実施します。20年間にわたって対話のプロフェッショナルを養成してきたダイアログのノウハウと、コミュニケーションや社会課題解決のスペシャリストの講義やワークショップを経て、「対話を通じて社会を変える」変革者を目指すための能力を培います。ダイアログのアテンドを目指す方はもちろん、企業や行政に所属しながら、活躍の幅を広げたい方のご応募をお待ちしております。なお、第1回は9月、視覚障害者を対象としたダークコースより順次開講いたします。
■「ダイアログ・アテンドスクール」が目指す人材像:
・社会的な基本情報を把握し、バランス感覚を持って動ける
・コミュニケーションの基本を体得し、進んで円滑な対話を進められる
・チームや組織の状況を把握し、より良い関係構築を促せる
・ダイアログ・アテンドの基礎をマスターし、さらなるステップアップを目指せる
・チャレンジ精神を持って、新たなことに取り組める
■講師一例:
「イノベーションってなに?」米倉誠一郎氏(法政大学教授・一橋大学イノベーション研究センター名誉教授)
「対話が生むもの~より深い理解をつくる」岩井睦雄氏(日本たばこ産業株式会社取締役副社長)
「声を出す~コミュニケーションと発声」山口容子氏(フリーアナウンサー、声と話し方トレーナー)
「ダイアログのアテンドが拓く社会」大胡田誠氏(弁護士)
「対話のレッスン~人と関わりをつくる」菅原聡氏(Minit Asia Pacific Co.,Ltd CSO)など多数
■ダイアログ・アテンドとは:
ダイアログ・イン・ザ・ダークとダイアログ・イン・サイレンス、そしてダイアログ・ウィズ・タイムの世界を案内するスタッフです。
真っ暗闇や静寂などは、多くのお客様にとっては非日常空間。そんな空間をエンターテイメントとして存分に味わい楽しんでいただくために、戸惑うお客様を緩め、ときに見守りながら、常に一人ひとりのお客様に寄り添う存在です。
また、同時にアテンドは対話のプロフェッショナルでもあります。特別なトレーニングを積んだ彼らは、空間を安心安全にご案内するなかで、お客様との対話、ご自身との対話、そしてお客様同士の対話を、静かに促し導いていきます。
≪ダークコース1期概要≫
日程:下記12日程、いずれも11時~17時
9月7日(開講式)、14日、21日、10月5日、13日、19日、26日、11月16日、23日、30日、12月7日、14日(修了式)
応募方法:受講を希望される方は、履歴書(所定のフォーム)を 7月31日(水)18時00分必着で
メール(attend-school@dialogue-japan.org)にてお送りください。選考の上、ご本人宛にメールにて通知いたします。
応募の流れ:
①受講応募〆切 7月31日(水)18時00分
②面接(書類審査合格者のみ) 8月4日(日)~7日(水)予定
③結果通知 8月14日(水)予定
④受講証の送付 9月2日(月)より随時発送
定員:16名(予定)
受講料:無料 ※交通費は各自負担
詳しくは以下をご確認ください HP:https://attend-school.dialogue.or.jp/
【ダイアログ・イン・ザ・ダーク(DIALOGUE IN THE DARK)」とは】
純度100%の真っ暗闇の中で、見ること以外の感覚を使い、驚きに満ちた発見をしていくエンターテイメント、それがダイアログ・イン・ザ・ダーク。体験を案内するのは、普段から目をつかわない視覚障害者のアテンドです。視覚以外の感覚を広げ、新しい感性を使い、チームとなった方々と様々なシーンを体験します。1988年、ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれ、これまで世界41か国以上、800万人を超える人が体験。日本では1999年に初開催し、これまで22万人以上が体験しました。現在は東京・浅草橋で法人・団体向け暗闇ワークショップや、大阪「対話ある家」で開催中。
法人・団体向けワークショップHP:https://biz.dialogue.or.jp/
【「ダイアログ・イン・サイレンス(DIALOGUE IN SILENCE)」とは】
音のない世界で、言葉の壁を超えた対話を楽しむエンターテインメント、それがダイアログ・イン・サイレンス。体験を案内するのは、音声に頼らず対話をする達人、聴覚障害者のアテンドです。参加者は、音を遮断するヘッドセットを装着。静寂の中で、集中力、観察力、表現力を高め、解放感のある自由を体験します。そしてボディーランゲージなど、音や声を出さず、互いにコミュニケーションをとる方法を発見していきます。たとえ母国語の異なる人であっても、想像以上の交流が深まります。1998年にドイツで開催されて以降、フランス、イスラエル、メキシコ、トルコ、中国でも開催。これまで世界で100万人以上が体験しています。日本では2017年に初開催し、約1万人が体験しました。2019年夏、東京・新宿で開催予定。
【「ダイアログ・ウィズ・タイム(DIALOGUE WITH TIME)」とは】
歳を重ねることについて考え、世代を超えて、生き方について対話する体験型エンターテイメント、それがダイアログ・ウィズ・タイム。体験を案内するのは、豊かに歳を重ねられた高齢者のアテンドです。戦後から現在まで、激しく時代が変化する中、どのように生きてきたのか。人生経験を共有し、世代を超えた対話により、自らのこれからを考えるきっかけを生み出します。2012年にイスラエルで開催されて以降、ドイツ、スイス、フィンランド、台湾、シンガポールでも開催。日本では、2017年の3月に東京・外苑前会場にてプレ開催しました。2019年夏、東京・新宿で開催予定。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
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