チェコの写真家、キュレーターによる展示「ビロード革命 > 1989」
6月26日(水)まで、渋谷区広尾のチェコセンター東京にて写真展「ビロード革命 > 1989」が開催中です。1989年のビロード革命からちょうど30年の節目であることを記念して、40年にわたる共産党政権の独裁体制が終わり、チェコの新たな時代の幕開けとなる瞬間をとらえた写真作品の展示を行っています。1988年の全体主義体制に対するデモ、1989年に起こった動乱、そして1989年11月17日のビロード革命、それに続く熱狂。チェコの写真家15名による35点の作品をぜひご覧ください。入場無料。
会期:2019年5月17日(金)~6月26日(水)平日 10:00~17:00
場所:チェコセンター東京(東京都渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内)
詳細:http://tokyo.czechcentres.cz/program/more/sametova-revoluce-foto/
今年は1989年のビロード革命からちょうど30年の節目です。そこで、チェコセンターでは、40年にわたる共産党政権の独裁体制が終わり、チェコの新たな時代の幕開けとなる瞬間をとらえた写真作品を集めた記念展示を開催しております。1988年の全体主義体制に対するデモ、1989年に起こった動乱、そして1989年11月17日のビロード革命、それに続く熱狂。さらに、ビロード革命の終結を意味する1990年から1991年にかけてのソ連軍のチェコスロバキアからの撤退など、チェコの写真家15名による35点の作品をご紹介いたします。
皆さまのご来館を心よりお待ちしております。
展覧会概要
会期:2019年5月17日(金)~6月26日(水)
平日10:00~17:00
会場:チェコセンター東京展示室
〒150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内
03-3400-8129
入場無料
キュレーター:ダナ・キンドロヴァー
文:イジー・スク(チェコ科学アカデミー 現代史研究所 歴史家)
写真:
ラデク・ベイガル、ラドヴァン・ボチェク、カレル・ツドリーン、プシェミスル・フニェフコフスキー、ルボミール・コテク、ヤロスラフ・クチェラ、ミハル・クルムプハンズル(チェコ通信社)、ダナ・キンドロヴァー、ペトル・マチチュカ(チェコ通信社)、ロマン・セイコット、ヤン・シビーク、パヴェル・シュテハ、イジー・フシェテチュカ、ミロスラフ・ザイーツ
ダナ・キンドロヴァー Dana Kyndrová(1955年生まれ)
プラハ・カレル大学哲学部にてフランス語とロシア語を専攻(1979年卒)。10年間チェコ工科大学機械工学部言語学科で勤めた後、1989年11月以降はプラハ芸術アカデミー言語学科勤務。1992年からはフリーの写真家として活動、チェコ国内外で多数の展示を開催するほか、これまでに母親であるリブシェ・キンドロヴァーとの共作を含め8冊の書籍を出版。
受賞歴:
1995年~1999年、Czech Press Photo (合計7賞を獲得)
1998年、Fujifilm Euro Press Photo Awards 全国大会最優秀賞(1992年2月ロンドンにおけるヨーロッパ大会でチェコ代表として出場)
2006年、ロシア正教会巡礼の作品シリーズにてプラハ市助成金を獲得し、プラハのホームレスのとらえた作品を制作
近年では自身の制作活動に加え、写真関連のキュレーター、オーガナイザーとしても活動し始めた。ドキュメンタリー写真家のミロニュ・ノヴィーに関しての論文を発表(2000年)したほか、戦後のチェコに焦点をあてた展示を複数企画し、展示写真集も刊行している。このキュレーション活動が認められ、チェコプロ写真家協会より「チェコ写真における人物2008年」に選出された。
イジー・スク Jiří Suk (1966年生まれ)
チェコ科学アカデミー現代史研究所研究職。専門は1948年2月以降の共産主義体制、反体制の知的・政治的相続、1989年11月以降の共産主義政権後の変容。書籍や研究、論文の編纂のほか、自身も共産党体制や革命をテーマとした書籍を多数執筆。
本展に関してのお問合せ
チェコセンター東京
150-0012 渋谷区広尾2-16-14チェコ共和国大使館内
TEL 03-3400-8129
cctokyo@czech.cz
●チェコセンターは世界22ヶ国24都市においてチェコ文化の普及につとめている、チェコ外務省の外郭団体です。
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