その他2022.05.17

プロサッカークラブを通じたSDGs 推進事例 2022Jリーグシャレン!アウォーズ 各賞決定

全国
Jリーグ

ⓒGAINARE TOTTORI

Jリーグは5月10日に、全58クラブのホームタウン・社会連携(シャレン!)活動の中から、特に社会に幅広く共有したい活
動を表彰する「2022Jリーグシャレン!アウォーズ」を開催し、各賞の受賞活動を決定しました。


Jリーグシャレン!アウォーズは今年で3 回目の開催となり、多くの協働者との連携や、取り組む課題や活動に関する発信力など、地域に根差したプロスポーツクラブの持つ価値をいかんなく発揮している社会連携活動を称える目的で実施しています。2022 年は2021 シーズンに行われた2000 を超える活動のうち、Jリーグ全58 クラブ(※)よりエントリーのあった活動に対し選考を行い、最終的に3 つの賞でそれぞれ2 クラブ、合計6 クラブの受賞を決定いたしました。

多くのファン・サポーターの皆様にも個性あふれるJクラブのシャレン!活動を知っていただき、魅力的な活動や応援したい活動に投票をしていただく「一般投票」も実施し、最終選考の参考とさせていただきました。一般投票は、応援したい活動をTwitterのリツイート機能でそれぞれのアカウントから拡散いただくことで1 票が入る方式を採用し、8,000 を超える投票をいただきました。
後日、受賞クラブのホームゲームにて授賞式を行い、その様子をJリーグ公式YouTube にて動画リポートとして公開予定です。

 

2022Jリーグシャレン!アウォーズ
■ソーシャルチャレンジャー賞

・ゴミで繋ぐ未来へのパス、グルージャごみゼロPJ(いわてグルージャ盛岡)
「スタジアムから出るごみを少しでも削減したい」という思いからスタート。ゴミを堆肥化、堆肥肥料をグルージャ米プロジェクトで活用し、出来たお米を子ども食堂へ活用。地域スポーツを応援する事をきっかけとしたゴミ問題解決と社会連携を目指した循環型のプロジェクト。

・FC琉球県産品&子ども応援プロジェクト(FC琉球)
FC琉球の選手やスタッフが、コロナ禍の影響を受ける県産品(農水産品)の流通促進や、同じくコロナ禍の影響を受ける沖縄県内の子ども達の食糧支援や自立支援を行なったプロジェクト。

■パブリック賞

・スタジアムトイレに生理用品の設置と生理への理解(松本山雅FC)
子どもたちの生理の貧困・生理に対する知識が浅いという課題に着目し取り組んだ活動。フェムケアに関する講習(Feminine(女性の)とケア(Care)をかけあわせた用語)を行い、試合の有無に関わらず、スタジアムトイレに生理用品を設置。

・神戸市新型コロナワクチン接種会場の運営協力活動(ヴィッセル神戸)
ノエビアスタジアム神戸をワクチン接種会場として提供することを打診し、“産学官”計19 者連携、約7 か月間に渡り安心安全な会場運営を実施。累計367,135 回、約18 万人の市民がノエスタに来場。有事にスタジアムを最大限活用し、試合運営で培ってきたノウハウを接種会場に落とし込んだ。

■メディア賞

・Be supporters!サポーターになろう!(カターレ富山)
高齢者・認知症の方など普段は周囲に「支えられる人」が「支える人」となるプロジェクト。誰かを“推す” “応援する”ことで施設にワクワクとトキメキが溢れ、誰も予想しなかった数々の「つながり」と「幸せな物語」が生まれ、高齢者に起きた変化には医学の専門家も注目している。

・サッカーだけじゃない、地域で共創する夜のスタジアム(ガイナーレ鳥取)
試合がない日でも地域の方々に使っていただけるスタジアムがあってもいい。そんな思いから生まれた新しいスタジアムの活用方法。行政と地域の元気な企業との共創による新たなスタジアムの使い方が「夜宴スタジアム」

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