上野アーティストプロジェクト2020「読み、味わう現代の書」
皆さんは「書」の鑑賞はお好きですか? 読みにくいと感じたり、書のよさが分からないと思う方からは概して敬遠されがちですが、書が好きな方も、それほどでもない方でも、作品を読み、味わいながら鑑賞できる展覧会を開催します。「公募展のふるさと」と称される東京都美術館の歴史の継承と未来への発展を図るために、2017年より開始したシリーズ「上野アーティストプロジェクト」の第4弾です。
書の公募展でかなや近代詩文書を発表し、昭和から平成、そして令和に至る激動の時代を生きてきた現代の書壇を代表する作家を紹介します。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、さまざまな困難な状況に見舞われている現在、その背中から、私たちは何かを学ぶことができるかもしれません。会場で彼らの作品に向き合い、選び抜かれた言葉を読み、鍛えられた線による造形をゆっくりと味わうことを通して、書の鑑賞の初心者はもとより、熟練の方たちにも、まるで言葉と造形の小宇宙を旅するかのようなひとときを過ごしていただけると思います。
出品作家
榎倉香邨(日本書芸院)
岡 美知子(現日会)
小山やす子(日本書道美術院)
中野北溟(創玄書道会)
村上翠亭
■開催期間 2020年11月18日(水)~2021年1月7日(木)※事前予約不要
■観覧料 当日券 | 一般 500円 / 65歳以上 300円/ 学生以下無料
■会場 東京都美術館 ギャラリーA・C
■開室時間 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
■夜間開室 なし
■休室日 12月7日(月)、21日(月)、29日(火)~2021年1月3日(日)
■主催 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
■後援 朝日新聞社、産経新聞社、毎日新聞社、読売新聞社
■協力 産経国際書会、一般財団法人 毎日書道会、読売書法会
■東京都美術館ウェブサイト https://www.tobikan.jp/
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