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その他2021.09.28

女性とノンバイナリーのフォトグラファーらを支援する「#ShowUs」助成金プログラム、日本語でも応募受付開始! テーマは「ボディ・ポジティブ」10月25日まで公式サイトより募集

東京
ゲッティイメージズ ジャパン株式会社

デジタルコンテンツ(静止画、動画および音楽)を世界 200 カ国以上に提供する、世界最大級のデジタルコンテンツカンパニーGetty Images(本社:米国・シアトル/以下ゲッティイメージズ)と、ユニリーバの美容ブランド「Dove」が、「女性のありのままの姿を見せることで、美に対する固定観念を変えていく」ことをミッションに掲げ、2019年に立ち上げられた協同プロジェクト「#ShowUs」は、2020年より、性自認が女性またはどちらでもないノンバイナリーのフォトグラファーや映像制作者の活動を支援することを目的に、「#ShowUs」助成金プログラムを開始した。

これまで3度の助成金プログラムを実施し、女性やノンバイナリーの、ありのままの姿を描いたビジュアルコンテンツを制作している、世界中の性自認が女性またはどちらでもないノンバイナリーのクリエイターを対象に、389の応募の中から5名に対して、総額30,000ドルを支給している。

そしてこの度、前回の「リーダーシップ」をテーマとした「#ShowUs」助成金プログラムの受賞者2名の発表を行い、受賞者にはそれぞれ5,000ドルずつ、合計10,000ドルの支給を行うことが発表された。


第3回「#ShowUs」助成金プログラム受賞者
テーマ:リーダーシップ

1)Zula Rabikowska(ズラ・ラビコフスカ)

Zula Rabikowska

ロンドンとポーランド・クラクフを拠点に活動するポーランド人の写真家。
今回の受賞プロジェクトでは、中欧・東欧における現代のジェンダーアイデンティティに焦点を当てる。鉄のカーテン(冷戦時代において、共産主義体制を敷くソ連およびその周辺と反共産主義の西欧の諸国との隔てた国境線)に沿った国々の女性やノンバイナリー、トランスジェンダーの人々を訪ね、性差別的なステレオタイプ、制限された美の基準、宗教や政治がこの地域の現代のジェンダー表現に与える影響などを検証しながら、共産主義以降の女性のアイデンティティがどのように形成されているかを表現する。

受賞コメント:
「この度、『#ShowUs』助成金プログラムの受賞者の一人に選ばれたことを光栄に思います。中欧・東欧に関するステレオタイプを打破する長期的なドキュメンタリーの制作を通して、国境や女性、ジェンダー問題の解決に貢献していきたいです。」


2)Alex Sanche(アレックス・サンチェス)

Alex Sanche

フロリダ州マイアミで生まれ育ったドキュメンタリー写真・映像家。受賞プロジェクトでは、6つの家族のダイナミクス(集団において、人の行動や思考は、集団から影響を受け、また、集団に対しても影響を与えるというような集団特性)と、家族における母親のリーダーシップの役割を調査する。さまざまな国籍、宗教、文化、非伝統的な背景を持つ家族に焦点を当て、『母性とは何か』を問いかける。社会的な規範や母性の表現に直面しながら、パレスチナ、カンボジア、フロリダ、ニカラグア、ラオス、エジプトの家族を取材し、家庭における文化的アイデンティティや、役割、母性の交差を捉えていく。

受賞コメント:
「世界が変化している今、リーダーとなった多くの女性たちは、さまざまな形で母親になっています。家長とは何かという伝統的な役割が変化して行く中で、本プロジェクトを通して、母性の本質に光を当てることができる作品を発信したいと考えています。」


 

また、2021年9月16日(木)~10月25日(月)16時59分(日本時間)の期間には、「ボディ・ポジティブ」をテーマとした4回目の「#ShowUs」助成金プログラムの募集を開始。募集は全世界で受け付けられ、日本語でも応募ができるとのこと。

コミュニティにおける、女性、ノンバイナリーのリアルなストーリーを描き、美に対する固定観念を打破する最も「ボディ・ポジティブ」なプロジェクトの応募者2名に対して、各5,000ドル、合計10,000ドルの助成金を給付する。
「世界をビジュアルで変えていく」というゲッティイメージズの理念に賛同し、各国で活躍するクリエイターを含む5名が審査員をつとめる。


第4回「#ShowUs」助成金プログラム概要
テーマ:リーダーシップ

応募サイト:
https://grants.gettyimages.com/en/grants/showus-grant-body-positivity

応募期間:2021年9月16日(木)~10月25日(月)16時59分(日本時間)
応募方法:サイトよりオンラインでエントリー(https://grants.gettyimages.com/en/grants/showus-grant-body-positivity
応募条件:プロフェッショナルとしてのキャリアが3 年未満の、性自認が女性またはどちらでもないノンバイナリーの写真家、映像制
作者
応募要項(公式英語サイトより応募。応募は日本語でも可能。)
 ・プロフィール
 ・これまでの活動内容や実績
 ・オンライン作品集へのリンクの提出
 ・プロジェクトの企画書 
   概要と目的、プロジェクトを通して「#ShowUs」の理念をどう世の中に発信していくかの説明(500~1000文字程度)など

審査員一覧;
1) Imogen-Blue Hinojosa – アメリカとイギリスを拠点に活動する、アーティスト、映像作家
2) Sarah Waiswa - African Women in Photographyの創設者
3) Shina Peng – 東京、台北、ニューヨークを拠点に活動するフォトグラファー
4) Leandro Barreto - Dove グローバル、バイス・プレジデント
5) Reya Sehgal - ゲッティイメージズ、クリエイティブ・インサイト・マネージャー

受賞者の特典(一人当たり)
・助成金:5,000ドル
・活動支援:ゲッティイメージズとiStockのサイト上で、受賞した作品のライセンス費100%払出。
 また、受賞者にはメンタリングサポートとガイダンスが提供される。


▼世界で人気のコレクション写真:
https://www.gettyimages.co.jp/collaboration/boards/52gcRTX9SUm9nEIizCIhQg
▼日本で人気のコレクション写真:
https://www.gettyimages.co.jp/collaboration/boards/38X3PaQgqE6Oy_pfacJwCg
▼「ボディ・ポジティブ」がテーマの写真例:
https://www.gettyimages.co.jp/collaboration/boards/qi-unZX3vkGfsM4UDokhpA

 

■「#ShowUs」プロジェクトとは
ゲッティイメージズ、Dove、Girlgaze の協同プロジェクト「#ShowUs」は、性自認が女性またはどちらでもないノンバイナリーのフォトグラファーと被写体による14,000点以上の素材を集めたコレクション。「女性はこうあるべき」という世間のイメージに捉われず生きる人々のありのままの姿を写し出し、その写真を世界各地の企業やメディアが使うゲッティイメージズでライセンス販売することで、偏った固定観念を打破することに挑む。プロジェクトには41ヶ国から200人以上のフォトグラファーが参加し、作品のライセンスによる収益は志を共にする次世代のフォトグラファーの支援に活かされている。

41カ国から200人以上の女性とノンバイナリーの写真家のコンテンツを集めたコレクションは、発足以来、ビデオグラファーを含む85人の新しいコンテンツ制作者が参画。2019年3月のプロジェクト開始以来、85,000人以上の女性、またはノンバイナリーの方が関心を示し、約4,000人がコレクションに参加することに手を挙げ被写体として登場した。ローンチから2年半が経ち、コレクションのライセンス使用は、世界中の約4,900社から実に42,000回以上に及ぶ。

 

■ゲッティイメージズとは
ゲッティイメージズは、世界で最も信頼され、尊敬されているビジュアルコンテンツの情報源の一つであり、写真、ビデオ、音楽を含む 4億2500万点以上の資産を持ち、業界をリード。ゲッティイメージズのウェブサイトは、世界のほぼすべての国のクリエイティブ、ビジネス、メディアにサービスを提供。世界最高のフォトグラファーやビデオグラファーによる信頼されたビジュアルコンテンツを発見、購入、共有するための最初の場所として利用されている。ゲッティイメージズは、35万人以上のコントリビューターと何百ものイメージパートナーと協力して、毎年16万件以上のニュース、スポーツ、エンターテイメントイベントを包括的にカバーし、 あらゆるコマーシャルコンセプトを伝えるためのインパクトのあるクリエイティブイメージ、そして世界で最も歴史のある写真のデジタルアーカイブを提供。

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