完売につき遊舎工房は名刺サイズキーボードキット『素-Shiro』増産分と新製品『BlackEdition』を2019年9月6日に販売開始
2019年7月28日に発売された名刺サイズ15キーの極小キーボードキット『素-shiro』はネット上でも各種ニュースサイトに取り上げられるなど反響が大きく、好評につき一か月以内に完売した。 そのため増産分と、基板の色を定番として人気のある黒を基調に変えた『素-shiro Black Edition』の2製品を日本初の自作キーボード専門店『遊舎工房』にて販売開始した。
2019年9月6日
迷宮商会・株式会社遊舎工房
共同プレスリリース
名刺サイズの極小キーボードキット『素-Shiro』は2019年7月28日に発売され、取扱店である国内初の自作キーボードの専門店『遊舎工房』(所在地:東京都台東区 代表取締役:倉内誠)とヤフーショッピングの店舗『迷宮商会』(所在地:東京都江東区 代表:矢野芳典)の2店舗では発売から1か月以内に完売していた。
その好調な売れ行きを背景として追加生産を行い、同時に基盤の色を黒基調に変えた色違いの新製品『素-shiro Black Edition』、すなわち「黒いShiro」も販売開始された。
『素-Shiro』および『素-shiro Black Edition』はキーボードクリエーターで都内IT系企業勤務エンジニアの篠原拓真(しのはら・たくま)(27)が設計製作した、15キーを名刺サイズに収めた薄く軽量コンパクトなキーボードキットで、比較的簡単(※1)なはんだ付けなどの技術や電子工作用の基本的な工具があれば組み立てられるキットであり、自作キーボードの初心者向けにも適している。
簡易な紙のマニュアルが添付し、組み立て手順を記したインターネットサイトアドレスやQRコードから作者本人による組み立て手順が参照でき、また製作者のtwitterアカウントや参加しているDiscordサーバからも組み立てに関して困ったことがあれば直接指導を受けられる。
店頭価格は税込2,500円(通販時の送料・手数料含まず)
組み立て完成時には小型のノートパソコンやミニキーボードでは実装されていないこと多いテンキーや十字キーの代わりにもなり、通常複数キーの同時押しやマウスなどでの操作を要するカット・コピー・ペーストや操作のやり直し、繰り返しなどもワンキーで簡単操作でき、製作者の篠原はマイクロソフト社のエクセルなどの操作もかなり楽になると説明する。
また文字や数値の入力が多い文章やプログラミングを書く作業、編集作業などでも便利に利用できる。
キーボードの内部のファームウェアというプログラムを書き換えることができる上級者であれば、キーを一つ押しただけでより多くのキーを同時押しした状態にしたり、定型文やマクロなどを打鍵するような操作も可能なため、繰り返し操作や複雑な操作の多いアプリケーションやゲームなどの各操作をボタン一発で処理することも可能になる。
■遊舎工房
■遊舎工房『素-Shiro』販売ページ
https://yushakobo.jp/shop/shiro/ (通常版)
https://yushakobo.jp/shop/shiro_be/ (Black Edition)
■迷宮商会(YAHOO!ショッピング内店舗)
https://store.shopping.yahoo.co.jp/meikyuu/
■迷宮商会『素-Shiro』販売ページ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/meikyuu/gj-kb-201907270001.html
■迷宮商会『素-Shiro Black Edition』販売ページ(2019年9月9日公開予定)
https://store.shopping.yahoo.co.jp/meikyuu/gj-kb-201909090001.html
■『素-Shiro』初回発売時のプレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/225397
※通販価格は店頭販売価格と変わります
※本製品は自作キーボードキットです、完成品として使用するためにはユーザ側でのはんだ付け、キースイッチやキーキャップの別途購入や組み立て作業、PCなどによるファームウェア書き込み作業が必要となります。そのためまずはキットを購入し説明書と照らし合わせて付属品の数量チェック状態の確認や別途必要になる部品と点数のリストを参照して間違いのないようお買い求めください。
※1 工作難易度は設計者側の主観によります。
【製品概要】
■選べる色は白と黒
『素-Shiro』本来の白に加え、今回黒い基盤色を基調とした『素-shiro Black Edition』追加した。
■小さく・薄く・軽いの三拍子がそろった携帯性の高さ
片手で持てる名刺サイズ、薄さは最も厚い部分で実測20mm
■操作性の良さ
電卓のように片手に乗せ、一本指で打鍵、机や椅子のひじ掛け(コンパクトなので狭い場所でも使えます)などの上に置いて一本指の打鍵などで、本来複数キー同時押しなどが必要な操作も楽々。片手のみでの操作も可能(※2)
■選べる打鍵感であなたの好みのカスタマイズが可能
メカニカル式のキースイッチ(別売り)の種類を自分で変えることができるために、キータッチの感触や重さを変えることで自分好みの打鍵感や指や手首に負担のかからないキーにすることができる
■少ないキー数で多くのキー入力が可能
上1列の3つのキーを押すことで(トグルスイッチとなるために押し続けなくてよい)、その下の3×4列のキー(12キー)を3パターンの別のキー(合計36キー相当)に変えることができる(※3)
■接続はmicroUSBケーブル一本で楽々
家に一本は余っている可能性も高く100円ショップやコンビニにもあるケーブルがそのまま使用可能。
接続は安価で入手性の高いスマフォ用として普及したmicroUSBケーブルを使用します(キットには同梱されません)
■ファームウェアのカスタマイズであらゆるアプリケーションやゲームの定型入力やショートカット入力も可能に(中・上級者向け)
QMK Firmware使用のため、比較的ネットなどでの情報収集もしやすく、ファームウェアを書き換えることで好きなキーマッピングで定型文入力やショートカットキーなどを自由にカスタマイズ可能、あらゆるアプリケーションやゲームで使用したらまるでチートのような神業もだるい同一操作の繰り返しも一発操作で簡単に
■キーボード自作の入門用に
自作キットながら電子工作の基本的な工具やはんだごての技術があれば比較的簡単に作れるため、キーボード自作に必要な基礎やPCでの環境構築などが一通り覚えられる
※2 片手のみでの使用は製作者によれば「可能ではあるが非推奨」
※3 キット完成時の標準状態では、3キーが未割当のため、キーマッピングを切り替えるために使用する3キー以外は33キーが利用可能
【現時点の自作キーボード業界の認知度の高まりについて】
かつてから自作キーボードは個人の制作・販売による「同人ハードウェア」としての扱いであったが一般への認知度は高くはなかった、一昨年ごろからコミックマーケット(毎年8月と12月に東京都江東区有明ビックサイトで行われる世界最大の同人誌即売会)にて頒布ブースが急増するなど認知度は上がり人気は次第に過熱していた。
このような動向を背景に今年(2019年)1月13日には日本初の自作キーボードの専門店『遊舎工房』(ゆうしゃこうぼう)が開店。
同店が5月18日(土)~26日(日)の期間に開催した名刺サイズキーボードキットと名刺サイズの小型自作キーボードを集めた展示会「meishi展」には60名以上の参加者があった。
NHK WORLD にて世界に向けて「日本で自作キーボードが盛り上がっている様子」が放映されるなど、遊舎工房と「meishi展」の様子が動画とサイトでも紹介された。
twitterやSNS上での自作キーボード情報も増え、Discord上でも自作キーボードの愛好者向けのサーバが設立され、2019年8月にはテレビ東京の人気番組『YOUは何しにニッポンへ』においても海外から自作キーボード作成のために遊舎工房に来店する方を取材した番組も制作された。
PC系ニュースサイトや秋葉系メディアなどでも頻繁に取り上げられるようになり、「自作キーボード」の世界の認知度は日ごとに高まっている。
また自作キーボードを作成するクリエーターも増え、遊舎工房での取扱製品数も増えている。
「meishi展」(公式告知ページ)
https://yushakobo.jp/news/2019/04/02/meishi-ten/
AKIBA PC Hotline!
「個性豊かな“名刺サイズ”の小型自作キーボードが多数展示、「meishi展」が遊舎工房で開催中」
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1186069.html
NHK WORLD(英文:動画内でも開始後すぐに紹介が始まります)
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/greatgear/20190704/2018248/
【製品仕様】
サイズ:幅55mm×奥行(薄さ)20mm(ゴム足・キーキャップ含む最厚部実測)×高さ91m
カラー:
『素-shiro』 素(白)
『素-shiro Black Edition』 黒
基板色:
『素-shiro』 素(白)
『素-shiro Black Edition』 黒
保証期間:初期不良交換のみ
キー数:15(3x5)
配列:格子配列
キーピッチ:18mm(実測)
キーストローク:3.0±0.5mm
動作力:n/a(別売りの付属しない使用するキースイッチにより変動)
接続:有線(USB2.0 microB ケーブル ※キットには含まれない ※充電のみ対応のものは使用不可)
使用スイッチ方式:メカニカル
対応キースイッチ:Kailh Low Profile(ユーザ側で好みのものを選ぶため要別途購入)
対応キーキャップ:Kailh Low Profile(ユーザ側で好みのものを選ぶため要別途購入)
状態:完成品ではなくキットとして販売のため、ユーザ側でのはんだごてでの作業やキースイッチやキーキャップなどの部品は別途入手と組み立て、PCによるファームウェア書き込み作業を要する、必要な部品と購入手段などはマニュアルにリストが記載
内容物:キット部品一式(8種)、部品リスト・別途購入リスト付き作成マニュアル1枚
必要な工具:はんだごて一式・ピンセット・ねじに合うプラスドライバー
【販売店情報】
■日本初の自作キーボード専門店『遊舎工房』
会社名:株式会社遊舎工房
会社名フリガナ:カブシキガイシャユウシャコウボウ
代表取締役:倉内誠
所在地:〒110-0005 東京都台東区上野3-6-10 ユニオンビル1F
電話番号:03-6803-0104
メールアドレス:shop@yushakobo.jp
PAYPALアカウント:shop@yushakobo.jp
ホームページURL:https://yushakobo.jp/
■『迷宮商会』
業者名:迷宮商会
業者名フリガナ:メイキュウショウカイ
代表:矢野芳典
所在地:ネットショップのみにて実店舗なし
電話番号:080-4808-6410
メールアドレス:yano.jp@outlook.com
ヤフーショップURL:https://store.shopping.yahoo.co.jp/meikyuu/
【本製品製作者プロフィール】
篠原拓真(しのはら・たくま)
27歳(プレスリリース発表時)
出身:長野県佐久市
Twitter:https://twitter.com/SHINOHARATTT
Facebook:https://www.facebook.com/shinoharattt
【本プレスリリースおよび取材に関しまして】
本プレスリリースは迷宮商会と遊舎工房との共同プレスリリースになります。
本プレスリリースの内容に関するお問合せは迷宮商会の矢野芳典までお願いします。
取材に関しましては遊舎工房、迷宮商会ともに窓口となりますが。
実店舗があり自作キーボード関係の製品や関連設備の揃った遊舎工房をお勧めします。
キットに同梱されていない別途購入の必要があるもの(一例です)
https://media.discordapp.net/attachments/414830658465300510/604128073624846343/20190707_033520.jpg?width=905&height=626
完成品キー側デザイン(白の無印キーキャップを使った一作例)
https://cdn.discordapp.com/attachments/414830658465300510/604128130705129472/logo.pdf
「素」ロゴ
https://cdn.discordapp.com/attachments/414830658465300510/604128157565583361/logo_confirm.pdf
Mac Book Pro とのサイズ比較
https://media.discordapp.net/attachments/414830658465300510/604128270828568669/P7070092_cp.jpg?width=1009&height=626
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