次世代を担う才能あるデザイナーやアーティストの発掘・支援 受賞者とのコラボレーションも目指す、デザインとアートのコンペティション「TOKYO MIDTOWN AWARD 2023」
~三澤 遥氏や中村拓志氏ら、7 名の審査員を新たに迎えて開催!~
東京ミッドタウン(港区赤坂 / 事業者代表 三井不動産株式会社)は、次世代を担うデザイナーやアーティストの発掘・支援、その先のコラボレーションを目的とした「TOKYO MIDTOWN AWARD 2023(東京ミッドタウンアワード)」を開催いたします。
今年で16 年目を迎える「TOKYO MIDTOWN AWARD」は、東京ミッドタウンが“「JAPAN VALUE(新しい日本の価値・感性・才能)」を創造・結集し、世界に発信し続ける街”をコンセプトに、才能あるデザイナーやアーティストとの出会い、支援、コラボレーションを目指してデザインとアートの2 部門で開催するコンペティションです。
アイデアや作品を生み出す『人』にフォーカスし、応募者の未来を支援するアワードを目指しています。なお、今年はデザインコンペで5 名、アートコンペで2 名、新たな審査員を迎えて開催いたします。
本アワードでは、顕彰後の受賞者支援やコラボレーションの機会創出にも積極的に取り組んでおり、東京ミッドタウンで実施される様々なイベントにおいてデザインやアートワークの提供・ワークショップ実施などを依頼するほか、新作発表の機会提供等も行っています。
アートコンペ
テーマ : 応募者が自由に設定
募集期間 4月24日(月)~5月15日(月)
東京ミッドタウンという場所を活かしたサイトスペシフィックな作品を募集します。テーマを自由に設定し、都市のまん中から世の中に、そして世界に向けて発信したいメッセージをアートで自由に表現してください。
デザインコンペ
テーマ : つながり
募集期間 6月9日(金)~7月6日(木)
人と人、人と社会、日本と世界、リアルとバーチャルーー
つながり方が多様化した一方で分断も進んでいます。少し先の未来を見据えた、新しい「つながり方」の提案をお待ちしています。
<説明会>
各コンペの説明会動画は、2023年3月下旬頃にウェブサイトにて公開予定です。また東京ミッドタウン現地での説明会をアートコンペは4月22日(土)、デザインコンペは6月10日(土)に予定しています。詳細はウェブサイトおよび公式Twitterにてご覧いただけます。
<結果発表・授賞式>
受賞作品発表・授賞式は、2023年10月5日(木)に行う予定です。
▼その他、各コンペに関する応募資格・方法等の詳細についてはこちらから
https://www.tokyo-midtown.com/jp/award/
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今年は7名の審査員を新たに迎えて開催
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◆【アートコンペ】2名が新たに審査員に就任
2019年度から審査員を務めるクワクボリョウタ氏(アーティスト/情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 教授/多摩美術大学情報デザイン学科非常勤講師)、2021年度から審査員を務める永山祐子氏(建築家)、林 寿美氏(インディペンデント・キュレーター/成安造形大学客員教授)に加え、新たに金澤 韻氏、ヤノベケンジ氏の2名を迎えて審査を行います。
金澤 韻 / 現代美術キュレーター
東京芸術大学大学院美術研究科、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート現代美術キュレーティングコース修了。熊本市現代美術館など公立美術館での12年の勤務を経て、2013年よりインディペンデント・キュレーターとして活動。近年の主な展覧会に「インター+プレイ」、「AKI INOMATA:シグニフィカント・アザネス」、「ウソから出た、まこと」、「毛利悠子:ただし抵抗はあるものとする」、「ラファエル・ローゼンダール:ジェネロシティ 寛容さの美学」(十和田市現代美術館、青森、2018~2022)、ヨコハマ・パラトリエンナーレ2020(横浜)、杭州繊維芸術三年展(浙江美術館ほか、杭州、2019)、「Enfance」(パレ・ド・トーキョー、パリ、2018)など。現代美術オンラインイベントJP共同主宰。株式会社コダマシーン共同代表。
ヤノベケンジ / 現代美術作家/京都芸術大学教授/ウルトラファクトリー・ディレクター
1990年代初頭より、「現代社会におけるサヴァイヴァル」をテーマに機能性を持つ大型機械彫刻を制作。ユーモラスな形態に社会的メッセージを込めた作品群は国内外から評価が高い。2017年、「船乗り猫」をモチーフにした、旅の守り神《SHIP’S CAT》シリーズを制作開始。2022年に開館した大阪中之島美術館のシンボルとして《SHIP’S CAT(Muse)》(2021)が恒久設置される。
◆【デザインコンペ】審査員5名を一新し新たな体制に
5名の審査員を一新、新たなメンバーで審査を行います。審査員には篠原ともえ氏、菅野 薫氏、中村拓志氏、三澤 遥氏、山田 遊氏と多岐にわたるジャンルの方々に就任いただきます。
篠原ともえ / デザイナー/アーティスト
1995年歌手デビュー。文化女子大学(現・文化学園)短期大学部服装学科デザイン専攻卒。メディアでの活動を経て、衣装デザイナー、イラストレーター 、テキスタイルデザイナーとしても活躍。2020年アートディレクターの池澤樹とともにクリエイティブスタジオ「STUDEO」を設立。2022年デザイン・ディレクションを手掛けた革の着物作品がニューヨークADC賞(銀・銅)、東京ADC賞を受賞。
菅野 薫 / クリエーティブディレクター/クリエーティブテクノロジスト
2002年、(株)電通入社。データ解析技術の研究開発職や、電通総研での主任研究員を経て、2013年クリエーティブ部門へ異動。デジタルテクノロジーと表現という専門性を活かして国内外のクライアントの商品サービス開発、広告企画制作など、幅広い業務に従事。
2022年1月、(株)電通から独立して、クリエーティブ・ディレクター・コレクティブ(つづく)を設立。経営戦略や事業戦略の立案、広告制作、プロダクト・サービス開発をはじめとしたデザイン、エンターテイメントの領域のクリエーティブ・ディレクションを中心に活動をしている。(つづく)
中村拓志 / 建築家
1974年東京生まれ。鎌倉と金沢で少年時代を過ごす。1999年明治大学大学院で建築学修士を修めた後、隈研吾建築都市設計事務所を経て2002年NAP建築設計事務所設立。
自然現象や人々のふるまい、心の動きに寄りそう「微視的設計」による、「建築・自然・身体」の有機的関係の構築を信条としている。そしてそれらが地域の歴史や文化、産業、素材等に基づいた「そこにしかない建築」と協奏することを目指している。
日本建築学会賞(作品)、日本建築家協会環境建築賞 大賞、日本建築士会連合会 建築作品賞 大賞、ARCASIA Awards for Architecture 2016, Building of the Year、LEAF AWARDS 2015, Overall Winner、WAN Sustainable Buildings of the Year, Winner ほか受賞多数。
三澤 遥 / デザイナー
日本デザインセンター三澤デザイン研究室室長。武蔵野美術大学准教授。同大学工芸工業デザイン学科卒業後、デザインオフィス nendo を経て、2009 年より日本デザインセンター原デザイン研究所に所属。2014 年より三澤デザイン研究室として活動開始。ものごとの奥に潜む原理を観察し、そこから引き出した未知の可能性を視覚化する試みを、実験的なアプローチによって続けている。主な仕事に、水中環境を新たな風景に再構築した「waterscape」、かつてない紙の可能性を探求した「動紙」、国立科学博物館の移動展示キット「WHO ARE WE」、隠岐ユネスコジオパーク泊まれる拠点「Ento」のアートディレクションがある。
山田 遊 / バイヤー
東京都出身。 南青山のIDEE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして活動を始める。現在、株式会社メソッド代表取締役、 武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科客員教授、東京ビジネスデザインアワード審査委員長、グッドデザイン賞審査委員。国内外の店づくりを中心に、あらゆるモノにまつわる仕事に携わり、多岐に渡って活動を続ける。2013年「別冊Discover Japan 暮らしの専門店」が、エイ出版社より発売。2014年「デザインとセンスで売れる ショップ成功のメソッド」が、誠文堂新光社より発売。 これまでの主な仕事に、国立新美術館ミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」、21_21 DESIGN SIGHT「21_21 SHOP」、「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA」、
「made in ピエール・エルメ」、「燕三条 工場の祭典」などがある。
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