<プロマナー講師 西出ひろ子氏に聞く!>「年賀状との“新しい”付き合い方」
ご縁を繋いできた方々に感謝の気持ちを伝えつつ、これを節目に年賀状のやり取りを終える旨をお知らせする習慣「年賀状じまい」。近年この言葉を耳にする方も増えてきているのではないでしょうか。コミュニケーション手法のデジタル化や、年賀はがきの価格上昇をきっかけに、年賀状を通じた人との付き合い方を見直そうと考える方が増え始めています。一方で年賀状は親戚や友人との大切なつながりの機会として役割を果たしていると考える人が今もまだ多く存在しているのも事実です。
このような時流の中で、大切な繋がりや関係を切ってしまうことなく新年のご挨拶を続ける方法は、誰もが一度は考えるトピックスの一つではないでしょうか。
今、私たちは年賀状とどう付き合っていくべきか?株式会社スフィダンテ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:安本 圭佑)が運営する年賀状アプリ「スマホで年賀状™2025」は、プロマナー講師西出ひろ子氏と共に、「年賀状との“新しい”付き合い方」について考えてみました。
西出ひろ子氏 プロフィール
天皇皇后両陛下や敬宮愛子内親王など皇族の素晴らしい礼儀の解説や、大谷翔平選手の礼儀にマナー解説者としての取材依頼多数。NHK大河「龍馬伝」、NHKドラマ「岸辺露伴は動かない 富豪村」などのドラマや映画、CMなどのマナー監修および超一流俳優、モデル、タレントなどへのマナー指導も多数おこなっている。NHK「朝イチ」、日本テレビ「ヒルナンデス!」などのテレビ番組や新聞、雑誌などのメディア出演800本以上。著書は海外含め100冊以上。著者累計100万部を超えるマナー界のカリスマとして活躍中。
年賀状との“新しい”付き合い方、そのポイントは?
年賀状は親族や友人などに新年のご挨拶として送るものとして、時代の移り変わりを経て、形を変えながら、今もなお長く日本で大切にされている文化のひとつです。明治時代、郵便はがきが発行されたことをきっかけに多くの人が簡単に年始の挨拶を送ることができるようになり、広く広まったとも言われています。
昭和、平成、令和と時代が流れるにつれ、メールやSNSが普及し、新年のご挨拶の形がまた少しずつ変化を迎える今、どんなふうに年賀状と付き合っていくべきかを考えていきます。
■はがきで出す?メールやSNSを活用する?思い切って全部やめる?自分自身が“年賀状を出す”理由をまず一度きちんと考えてみることが重要
若い世代でも費用だけでなく時間のコストカットを目的に年賀状じまいを検討する層も増えているとか。結婚や出産をきっかけに年賀状を始めたという人も少なくないと思いますが、年賀状じまいをして後悔する人に多い理由は「コミュニケーション機会の損失」。何を目的に、どんなメリット・デメリットを感じてるのか?は人によって様々。自分にとっての年賀状の価値や理由を整理したうえで、「なんとなく年賀状を出す」から「きちんとした理由を持って年賀状と付き合う」に変えてみるのが、今どきの年賀状との付き合い方の第一歩になりそうです。
<年賀状をやめるメリット>
・年賀状を作るという億劫な作業がなくなる
・はがきを買いに行く、ポストに投函するという行動をしなくてよくなる
・年賀状を出すために掛かっていたコストがなくなる
・人脈や交友関係の整理ができる
<年賀状をやめないメリット>
・年賀状だけの交流に留まっている友人・知人との交流がつづくので、引越しなど生活の変化を把握し合える
・お世話になっている方にも、きちんとした形で感謝の意等を伝えられる
・SNSとは違う温度感のあるコミュニケーションが叶う
Pick UP!「終活」と年賀状について
■年賀状を「やめる」ことでのデメリットを、よりしっかりと考えておくことが重要
年賀状じまいをすることで、後悔してしまうことが多いのが「終活」のための「年賀状じまい」。何らかの理由から年賀状じまいをしたにもかかわらず、いざおこなってしまうと「相手からの連絡が途絶えて寂しくなった」「いざという時に相手の連絡先がわからなくなって困った」など後悔をしている人も少なくありません。しっかりと考えたうえで“やめ方”を決めていくことが、終活世代の納得感ある年賀状じまいの秘訣となりそうです。
■後悔しない年賀状じまいのために、おさえるべきポイントは?
マナーは互いに幸せになるために在るものです。年賀状じまいをすることで、後悔することのないようにまずは押さえておくべきポイントの基本は次の3つです。
【1】先方と連絡が途絶えないように、電話やメール、LINEなどいくつもの連絡の手段を把握しておきましょう。
【2】いつでも先方の様子がわかるように、共通の知人や友人、親戚などとの連絡が途絶えないようにしましょう。
【3】年賀状じまいは、関係を断ち切るものではない、ということを先方に誤解のないように伝えましょう。
年賀状との“新しい”付き合い方、そのポイントは?
ポイント1:送る・送らないの判断基準
あなた自身にストレスのないようにすることが大切です。マナーは相手への思いやりの気持ちを形で表すものですが、相手には自身も含まれます。高齢になってきたからなどの理由で送らないと決めるのも良いでしょう。しかしながら、その後に後悔をすることは本末転倒です。全員に送らないと決めつけるのではなく、年賀状リストから送る人と送らない人を選別し、様子を見てみることも大切です。送らない判断ポイントは、「先方から連絡がない」「儀礼だけの関係になっている」「先方から年賀状じまいの連絡があった」。このような相手には年賀状じまいをしても良いでしょう。それ以外の人には、後悔しないように、もう一年、様子を見るという選択肢もありますね。
ポイント2:送り先にあわせて、新年の挨拶方法を変えてみる
相手に応じてそのスタイル(型)を変えるのがマナーの本質です。相手との関係性などに応じて新年の挨拶の方法を整理してみることも一法です。例えば、いつも年賀状やハガキで連絡をくださる親戚や目上の方には、年賀状で。気心しれた友人や知人にはLINEなどのSNSを利用する。企業も近年はメールでのご挨拶に移行している傾向にあります。一方で、デジタル化が進んでいるからこそ、紙で届く年賀状にその人の心を感じる度合いが増すこともあります。年賀状じまいをしても、ハガキでコミュニケーションをとりたいと思う相手には、寒中見舞いや余寒見舞いを出すことも可能です。
ポイント3:やめる時も慎重・丁寧に
年賀状じまいを伝える際には、いつも以上に丁寧な書き方を心がけましょう。まず、賀詞は「謹んで新春のご挨拶を申し上げます」など丁重な言葉とともに、日頃の感謝の気持ちを伝えます。続いて、年賀状じまいの理由を伝えます。この時、「私事で恐縮でございますが」と伝えたいことの前にクッションとなる言葉を用いてから「高齢になったため」などの理由を伝えます。クッション言葉は、行末から書き始めることで謙虚な気持ちを表すことができます。次に、これからも「電話やメールで」などお付き合いを続けていく意向を記します。そして、相手の健康ご多幸を願う気持ちと言葉で締めくくります。これからも連絡を取り合えるよう、あなたの住所、電話番号、メールアドレスを忘れずに書いておけば安心です。
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※data.ai調べ、iPhone・Androidスマートフォン合計 2024年1月時点
「スマホで年賀状™」サービス概要
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※data.ai調べ、iPhone・Androidスマートフォン合計 2024年1月時点
■サービス名称 :スマホで年賀状™2025 / ネットで年賀状
■提供期間 :~2025年1月15日(水)※予定
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印刷代(普通紙) :1枚121円(税込) ※まとめ割あり
印刷代(写真用紙) :1枚143円(税込) ※まとめ割あり
送料(ネコポス) :550円(税込)
送料(宅急便) :880円(税込)
※別途はがき代(85円)
■URL :(スマートフォン版)https://app.adjust.com/1houalnj (パソコン版)https://net-nengajo.jp/
■お客様からのお問い合わせ先:「スマホで年賀状」事務局
E-mail: contact@net-nengajo.jp
電 話: 0570-000-766
※受付時間 10:00~18:00 ※12月のみ19:00まで
※2024年12月1日~12月31日のみ土日祝営業
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