2019年⽇本⺠間放送連盟賞においてオリジナル番組2作品が優秀を同時受賞
株式会社WOWOW(本社:東京都港区、代表取締役社⻑ ⽥中 晃、以下「WOWOW」)が制作し、放送したオリジナル番組2作品が、⽇本⺠間放送連盟賞 番組部⾨で優秀を受賞しました。詳細は以下の通りです。
■番組部⾨ テレビドラマ 優秀
「連続ドラマW 坂の途中の家」
■番組部⾨ テレビ教養 優秀
「ノンフィクションW 野村家三代 パリに舞う 〜万作・萬斎・裕基、未来へ」
「連続ドラマW 坂の途中の家」は、直⽊賞作家・⾓⽥光代による家庭に潜む究極の⼼理サスペンスを描いた傑作を柴咲コウ主演で連続ドラマ化した作品です。「"事件を起こす⼈は特別な⼈なんだ"というのはただの思い込みであることを、ドラマが進んでいく中で、静かに訴えかける演出が⾒事である。」との評価を受け、同賞を受賞しました。
「ノンフィクションW 野村家三代 パリに舞う 〜万作・萬斎・裕基、未来へ」は、狂⾔650年の歴史を担う野村万作・萬斎・裕基の野村家三代が、フランス・パリにて"狂⾔師・究極の舞"と呼ばれる「三番叟(さんばそう)」を⽇替わりで舞うという前代未聞の舞台に挑んだ、⽣きた伝統の現在と未来を伝えるドキュメンタリー作品です。「伝統がどのように伝承されていくか、野村家三代を通して表現されている。臨場感のある三者三様の舞台がカメラワークにより美しく表現され、引き込まれる。」との評価を受け、同賞を受賞しました。
⽇本⺠間放送連盟賞は、番組、CM、放送技術の向上と、放送活動のより⼀層の発展を図ることを⽬的に、⽇本⺠間放送連盟(⺠放連)が1953年に創設した賞です。
WOWOWは、コーポレートメッセージ「⾒るほどに、新しい出会い。」のコンセプトのもと、今後もオリジナルコンテンツの充実を図り、上質なエンターテインメントをお届けしていきます。
■「連続ドラマW 坂の途中の家」の概要
初回放送
2019年4⽉27⽇(⾦)〜6⽉1⽇(⼟) [WOWOWプライム](全6話)
再放送予定
2019年11⽉放送予定 [WOWOWプライム]
番組内容 ※番組情報は初回放送時のものです。
乳児虐待死事件の補充裁判員に選ばれた主婦である主⼈公は、⾃らも幼い⼦どもを持つ⺟親として、次第に被告と⾃分⾃⾝を重ね合わせていく。やがて裁判を通し、"家庭"という閉ざされた世界に隠された衝撃の事実が浮かび上がり...。
柴咲コウ主演で、直⽊賞作家・⾓⽥光代のべストセラー⼩説をドラマ化する本作。柴咲の連続ドラマ主演は、2017年の⼤河ドラマ「おんな城主 直虎」以来2年ぶりで、連続ドラマWは初出演となる。柴咲が演じる3歳の娘を持つ主婦・⾥沙⼦は、世間から注⽬される乳児虐待死事件の補充裁判員を務めながら、育児ストレス、夫との関係、義⽗⺟からの重圧、実⺟との確執など、⾃らに降り掛かる苦悩と向き合うという難役だ。脚本は映画『⼈⿂の眠る家』など、⼈間の深層⼼理を鋭くかつリアルに描くことで定評のある篠﨑絵⾥⼦が担当。⾓⽥光代作品では、恋愛と⾦銭が交錯する⼼理サスぺンスを描いたドラマ「紙の⽉」を⼿掛けている。監督は、2017年に初の映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』で数々の賞を受賞し、注⽬を集めている新進気鋭の映像ディレクター森ガキ侑⼤が担当し、連続ドラマ作品に初挑戦する。
<スタッフ・キャスト>
出演:柴咲コウ、⽥辺誠⼀、伊藤歩、眞島秀和、桜井ユキ、松澤匠、松本笑花、⻄⽥尚美、倍賞美津⼦、
⾼畑淳⼦、佐藤めぐみ、滝沢沙織、利重剛、酒井美紀 、光⽯研、⾵吹ジュン、⽔野美紀
原作:⾓⽥光代『坂の途中の家』(朝⽇⽂庫刊)
脚本:篠﨑絵⾥⼦(『⼈⿂の眠る家』)
監督:森ガキ侑⼤(『おじいちゃん、死んじゃったって。』)
⾳楽:⼭⼝由⾺
プロデューサー:岡野真紀⼦、黒沢淳、⾦澤友也
■「ノンフィクションW 野村家三代 パリに舞う 〜万作・萬斎・裕基、未来へ」の概要
初回放送
2018年11⽉11⽇(⽇) [WOWOWプライム]
再放送予定
2019年12⽉放送予定 [WOWOWライブ]
WOWOWメンバーズオンデマンドで配信中
番組内容 ※番組情報は初回放送時のものです。
「3⼈を⾒⽐べていただくと、どういうふうに継承が⾏なわれているかを感じていただけるはず」。今や狂⾔師の枠にとどまらず、映画、ドラマなどさまざまなジャンルで活躍する野村萬斎は語る。2018年9⽉、野村家の親⼦三代はパリで、"狂⾔師・究極の舞"といわれる「三番叟(さんばそう)」を⽇替わりで披露するという前代未聞の舞台に挑戦した。87歳にして終わりなき芸と⾁体への挑戦を試みる⼈間国宝・万作。狂⾔師として歩みだしたばかりの萬斎の息⼦・裕基、18歳。三⼈三様の舞を⾒せ、芸の伝承に真正⾯から挑戦した姿に迫る。
「三番叟」は、狂⾔師が神のよりしろとなり五穀豊穣を願う"神秘の舞"。萬斎が狂⾔師となる決意をしたのは、万作の「三番叟」を⾒たことが⼤きなきっかけだった。そんな万作も87歳にして、79歳で亡くなった⽗・六世万蔵を超えようと意気込む。⼀⽅、裕基にとってパリで「三番叟」を披露するのは初の挑戦。そこには、狂⾔の精神を裕基に伝承することへの萬斎の想いがあった。そして、裕基は2⼈の芸を受け継ぎ、新しい世界を切り開く成⻑著しい姿を⾒せていった。
番組は、300年近くにわたる芸の伝承を⾏なってきた野村家の親⼦三代がパリでどのような"花"を咲かせ、3⼈の「三番叟」がパリの観客の⼼、そして現代にどう響くのかを⽬撃した。
<スタッフ・キャスト>
出演:野村万作、野村萬斎、野村裕基、杉本博司、⻲井広忠
企画:射場好昭
監督:稲垣綾⼦
プロデューサー:⻑野公美、松本裕⼦
撮影:⾓⼭正樹
舞台撮影:油⾕真⼀
協⼒:万作の会
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