パーソナライズ英語学習システム「cooori」、7万時間以上の学習者データを解析した独自開発AI「3O」のアップデート版をリリース
東京
株式会社コーリジャパン
人工知能(AI)を活用した英語学習システム 「cooori(コーリ)」を開発・販売する、株会社コーリジャパン(本社:東京都千代田区、代表者:エイソール・エイヨルフソン、以下 コーリジャパンhttps://www.cooori.com/)は、独自開発AI「3O(スリーオー)」に新たに2万時間以上の累積学習者データを加え計7万時間以上の学習者データを解析させたVer.3.21.0をリリースし、2019年10月30日(水)にcoooriに実装します。
2018年に発表した独自開発AI「3O」は、これまで約5万時間以上の日本人の英語学習データを蓄積し、そこから導いたデータをもとにcooori内で日本人英語学習者の実力を判断、陥りやすい間違いの解析や問題の出題を行い、効率の良い学習を誘導していました。
今回のアップデートにより、独自開発AI「3O」が保有・解析する学習者のデータが7万時間以上になり、ユーザーの英語能力や学習の癖をより綿密に判断します。「知っている」「知らない」「覚えた」「忘れた」単語をAIが解析し、ユーザー一人一人の学習能力や進度、忘却曲線に基づいた繰り返し学習を提供することで、よりパーソナライズ化した学習法を提供することが可能になりました。
これまで日本人の英語学習は、時代に合わせて様々な進化をしてきました。急速なAIの普及により、今後教育現場においてもAIやテクノロジーは活用されて行きます。「cooori」の、AIを活用しパーソナライズ化した英語学習の手法は、『英語学習第7世代』として、日本人の英語学習をサポートします。
■日本における英語教育の潮流とは
これまで日本では、様々な英語学習のスタイルがありました。
【第1世代:駅前留学ブーム】
1970~90年代前半は、ラジオ英会話やTV英会話番組が始まり、中でも外国人講師と会話する形の英会話学校が大ブームになりました。
【第2世代:CD学習が普及、TOEIC受験が一般的に】
1990年代後半~2000年代にかけては、CDが普及したことにより、リスニング学習がより一般的なものになり、「英語を聞くだけで話せる」というコンセプトの学習教材が大流行します。
また、TOEICの受験者が増え、英語力をはかる指標として、より一般的なものになりました。
【第3世代:一人一台電子デバイスの時代】
2000~2010年代にかけて、携帯電話が普及し、さらには携帯型のゲーム機で英語を学習するソフトなどが発売され、電子デバイスでの英語学習が一般的になりました。
【第4世代:スマホ時代到来】
2010年以降、スマートフォンが一般に普及します。SNSや動画投稿サイトが台頭し、英語学習のノウハウもスマートフォンでシェアされる時代に。オンラインで講師と会話する形の学習スタイルも一般化します。
【第5世代:人工知能(AI)時代:前半】
2012年は、第3次人工知能ブームと言われます※。スマートフォンでの言語学習は定着し、この頃、AIで英語の発音を認識してくれるサービス、アプリなどが誕生しました。
【第6世代:英語コーチングスクール台頭】
2016年ごろ、これだけ英語学習の教材が溢れる中でも、「英語の勉強の仕方がわからない」という需要に注目した、専属トレーナーが英語学習をサポートし、結果にコミットしてくれるようなコーチング型の英語学習スクールが流行しました。
【第7世代:人工知能(AI)時代:後半 ~AIパーソナライズ学習時代~】
第5世代のAI学習の波と第6世代の専属トレーナー(パーソナライズ)の波を受けて、時代はついに第7世代「AIパーソナライズ」に進化しています。AIが学習者のレベルを把握し、個々のレベルに合わせた効率の良い学習進路に導いてくれるパーソナルティーチャーとして、知識が最短で身に付く方法へ導きます。
※総務省発表 『平成28年版 情報通信白書』「人工知能(AI)研究の歴史」より
■cooori開発者/コーリジャパン創業者 アルナ・イェンソン博士のコメント
学びの最先端「教育のパーソナライズ化」がAIにより実現し、これまでになく、英語を効率的に学習できるようになりました。
今、学校教育を始めとして、「学び」のあり方が大きく変わろうとしています。それは、「教育のパーソナライズ化」の流れの加速です。一部の富裕層だけに対してではなく、現代のテクノロジーが、学習者それぞれに応じた、パーソナライズ教育を可能にしているのです。
誰もがパーソナルに学びを得ることができる現代で、寿命が延びた「人生100年時代」だからこそ、「大人の学び」も盛んに行われています。日本においては、厚生労働省等が、企業の社員への学び直しを支援しています。人口が減っている今、従業員を教育することは企業の成長に影響します。
私は、日本企業は他のアジアの国と比べて英語力をつけることにハングリーではない印象を受けます。英語の学習方法がわからない、という人も多いです。
私自身、日本語の習得に苦労したことから、人工知能を活用した、効率的な語学学習システムを実現しようと、coooriの開発を始めました。
今こそ、テクノロジーを用いて、効率的に英語力を伸ばして欲しいと思います。
■株式会社コーリジャパンについて
2010年にアイスランドで設立されたCooori ehfの日本法人として、2015年に設立。人工知能を用いた日本人向け英語学習プログラム cooori(コーリ)を開発・販売する。
テクノロジーを用いた効率的な学習法を世界に広げ、「世界中のすみずみに教育を普及させること」を目指し、現在は人工知能とクラウドを組み合わせ、時間・場所・デバイスを選ばない言語学習プログラムの開発・強化・普及に特に注力している。
設立 :2015年
本社 :東京都千代田区紀尾井町3-28 ADMIRAL紀尾井町ビル2階
代表者 :エイソール・エイヨルフソン博士
創設者 :アルナ・イェンソン博士
取締役 :古井貞煕 博士(豊田工業大学シカゴ校 前学長)
事業内容 :ソフトウェアの開発、コンピュータープログラミング、ソフトウェアの販売及び
インターネット、その他メディアを利用した言語教育に関するサービス
公式web :https://www.cooori.com/
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