ブロックチェーン技術を活用し信頼関係を見える化するSNS『bajji(バッジ)』、2件の特許出願のお知らせ
東京
株式会社bajji
株式会社bajji(バッジ)は、「未来を変える出会いを増やす」をビジョンに、ブロックチェーン技術を活用したSNS『bajji(バッジ)』を開発しています。このたび、2件の特許の出願が完了しましたことをお知らせいたします。
- 『bajji(バッジ)』とは
- 『bajji(バッジ)』が生まれた背景
このような中では、「どこにいるか」「何をするか」よりも、「誰と」するかが最も重要となります。
一方、世の中は匿名での発信やフェイク情報が増え、会ったことがない人にも気軽に誹謗中傷することができるようにもなり、年々、不確かで本質的でないものであふれるようになってきました。
こんな時代に、自分にとってふさわしい「誰か」と出会うにはどうすれば良いでしょうか。
この状況を解決すべく、人と出会うためのサービス『bajji(バッジ)』を開発しました。
『bajji』は、人との出会いをスムーズにするために、その人の人生(生きてきた軌跡)を見える化します。
具体的には、エンカウント(リアルでの出会い)と、出会った相手へのbajji(信頼・応援・期待の証)の贈り合いの記録をブロックチェーンに刻むことで、その軌跡を誰も操作することができない状態にしています。
この機能によって、これまで見えなかったその人の経験、人生の軌跡、人となり、実績、信頼関係を可視化していきます。
<『bajji』によって人との出会いが生まれている事例>
大阪の某Barでは月1回ペースで「bajji酒場」という会合が9月から開催されることになり、毎回新たな出会いが生まれています。
また、自社でも「未来を変える人との出会い」が生まれる場を作るべく、コワーキングスペース『BUTAI(ぶたい)』を浅草橋に10月末にオープン。BUTAIでは毎週イベントを開催しており、これまで出会うきっかけがなかった人たち同士のつながりが生まれています。
今月からは、東京・渋谷のBarでも『bajji』を起点とした集まりが始まる予定です。
- 特許概要
出願番号 | 特願2019-204096 |
発明の名称 | 通信システム、移動端末、及びサーバ |
背景 | 近年、スマートフォン、タブレット端末又はノート型パーソナルコンピュータ等の移動端末の普及に伴い、移動端末を用いたユーザ同士のコミュニケーションが広く行われている。 また、移動端末を介してアップロードされた画像や文章等のデジタルコンテンツを他のユーザが評価し、その評価をもとにユーザの評価を構成する仕組みも広く一般である。 一方で、ユーザーは基本的に制限なくデジタルコンテンツに対して評価できるため、コンテンツやコンテンツの所有者の本質的な良悪・真偽が不明瞭となりつつある。 本開示は、上記の問題をユーザーやコンテンツに対する評価に重みを設け、評価の価値を再定義する試みである。 |
技術概要 | 本件は、「bajji (バッジ)」というユーザーのポジティブな感情や称賛を表現した評価コンテンツをユーザーやモノに対して送信することで、送信者および受信者の評価を定性的側面と定量的側面から可視化するものである。 |
2. 同時刻に、地理的に同一空間内で出会っていたことを保証する機能(マジックカラーによるエンカウント)に関する特許
出願番号 | 特願2019-204074 |
発明の名称 | 通信システム、移動端末、及びサーバ |
背景 | 弊社が開発する『bajji (バッジ) 』というWebアプリケーションでは、「エンカウント」というユーザー・モノ同士が実世界で出会った事実を保証し、ブロックチェーンに記録する機能が存在します。 本機能で満たさなければならない要件としては、2つ以上の移動端末が同時刻に地理的同一空間内に存在したことを保証するものがあります。 本要件を実現する方法として、QRコード、Bluetooth、GPSと加速度センサーを使用した方法などが考えられますが、これらの通信技術はハードウェア的・環境的制限を受けやすいため、今後ユーザーだけでなくモノなども本機能を使用する想定している我々のサービスには十分に要件を満たすものではありませんでした。 そこで、固定された端末やカメラが使用できない端末、Bluetoothなどが使用できないレガシー端末にも対応可能な通信システムとして、インターネット通信環境さえあれば、本要件を満たすことができる新しい通信システムを開発いたしました。 |
技術概要 | 本技術は、互いの端末に短時間で切り替わり表示される色や記号といった固有オブジェクトを交換し合うことで、同時刻に地理的同一空間内に存在していたことを保証するものです。 『bajji (バッジ)』のエンカウントページは、上下2つの異なる領域によって構成されております。 1つ目は、自分が端末を持った際に正の方向で構成された下部領域で、相手の端末に表示されている色や記号を複数の選択肢から選ぶボタンが設置された領域となっております。 2つ目は、自分が端末を持った際に逆の方向 (相手側に正の方向) で構成された上部領域で、自分の色や記号を相手に示すため使用されます。 この2つの領域で構成されたページをお互いに表示し、相手の色を同時に選択し合うことで、同時刻に同一空間にいた事を保証します。 こちらの技術は、通信を行う際にオフラインであっても、それぞれの端末に選択した色と時間を保持しておくことで、オンライン環境化に復帰した段階で通信を完結させることも可能となります。 また、本件はコンシューマー向けサービスに組み込むことを想定していたため、色や記号を交換するという、元来の通信処理を感じさせない設計も新規性があると考えております。 |
本記事に関するお問い合わせ:株式会社bajji
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