文化庁メディア芸術祭 小樽展「メディアナラティブ ~物語が生まれる港街で触れるメディア芸術」全103作品を発表
来る令和2年1月11日(土)~1月26日(日)までの16日間にわたって、文化庁メディア芸術祭 小樽展「メディアナラティブ ~物語が生まれる港街で触れるメディア芸術」を開催いたします。
今回、全103作品(うち18作品が大型展示)と会期中に実施するさまざまなイベントプログラムが確定しましたので発表します。
文化庁メディア芸術祭 小樽展 「メディアナラティブ ~物語が生まれる港街で触れるメディア芸術」開催概要 英文表記: JAPAN MEDIA ARTS FESTIVAL in OTARU – Media Narrative 【会 期】 令和2年1月11日(土)~1月26日(日) 【会 場】 小樽市産業会館〈展示〉 市立小樽文学館 〈展示〉 小樽市観光物産プラザ(運河プラザ)・三番庫〈展示〉 小樽市民センター・マリンホール〈上映〉 【入場料】 無料 【主 催】 文化庁 【共 催】 小樽市、小樽市教育委員会、小樽商工会議所、小樽観光協会 【エグゼクティブアドバイザー】 水口哲也 エンハンス代表、シナスタジアラボ主宰、慶應義塾大学特任教授、 第11回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査委員主査、小樽出身 【ディレクター】 岡田智博 アートプロデューサー、一般社団法人クリエイティブクラスター代表理事 【企画・運営】 クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 【公式サイト】 http://otaru2019.j-mediaarts.jp/
■ 本件に関する問い合わせ先 文化庁メディア芸術祭 小樽展事務局 PR担当 (クリプトン・フューチャー・メディア株式会社内) E-mail: cfm_pr@crypton.co.jp |
イベントプログラム(入場無料)
公開制作と成果展示「漫画×詩 Narrative Live」
本展のスタートより、漫画家・瀧波ユカリ(『モトカレマニア』ほか)と詩人・三角みづ紀(『隣人のいない部屋』第22回萩原朔太郎賞受賞ほか)が小樽におとまり滞在、ふたりがナラティブする公開制作を開催します。制作の成果は、会場のアトリエとなった空間で会期中展示します。展示だけでなく、作家が滞在し「ナラティブ」を紡ぐ、小樽展だけの特別企画です。
○ 漫画=瀧波ユカリ、詩=三角みづ紀
制作期間:1月12日(日)~14日(火)※1/12(日)、13(月)は制作風景を公開しています。
成果展示:1月16日(木)~ ※1/14(火)、15(水)、20(月)は会場休館日です。
会場:市立小樽文学館
トーク「ユカリそれからみづ紀のナラティブ」
漫画と詩で、多くのファンをつかんでいるふたりが、小樽でのおとまり滞在制作で生まれたナラティブ(物語)について話します。
○ 1月19日(日)18:00~ 小樽市産業会館 会場内「ナラティブラウンジ」
● 話し手:
瀧波ユカリ(マンガ家)(第12回マンガ部門審査委員推薦作品『臨死!!江古田ちゃん』、『モトカレマニア』ほか)
三角みづ紀(詩人)(第10回中原中也賞『オウバアキル』、第22回萩原朔太郎賞受賞『隣人のいない部屋』ほか)
● 聞き手:
玉川薫(市立小樽文学館館長)、岡田智博(文化庁メディア芸術祭小樽展ディレクター)
トーク「まきむぅ、長谷川愛とメディアナラティブ」
長谷川愛さんが受賞した第19回アート部門優秀賞「(不)可能な子供、01:朝子とモリガの場合」は、同性婚のカップルである朝子さんとモリガさんの遺伝子情報をもとに生み出した「不可能な子ども」との一家団欒の「写真」をメインに、その科学的背景を示す資料によって構成された現代美術作品(展示会場「小樽市産業会館」)です。
バイオテクノロジーで想像を超えた創造の時代の到来、その中で生まれる人間の意識のゆさぶりを作品にすることにより世界で注目される長谷川愛さんと、作品に登場した、タレントで文筆家のまきむぅこと牧村朝子さんが、それぞれが持つ創造性から、今、これからの「メディアナラティブ」をテーマに話します。
〇 1月12日(日) 17:00~ 小樽市産業会館 会場内「ナラティブラウンジ」
● 話し手:
長谷川愛(第19回アート部門優秀賞『(不)可能な子供、01:朝子とモリガの場合』)
牧村朝子(タレント、文筆家)
● 聞き手:
岡田智博(文化庁メディア芸術祭小樽展ディレクター)
シンポジウム「ナラティブシティ・創造都市小樽の可能性」
文化を積極的に活用することにより、新たな成長が生まれる「創造都市」が世界中で生まれています。成功した「創造都市」は、交流人口が増加、観光、新産業、そして新たな生きがいが市民に生まれています。物語を多く生み出してきた地域資源溢れる小樽そして北後志には、そのサクセスのチャンスがあります。本展も含め新たな価値を生み出す創造都市の可能性を、アジア規模で牽引するリーダーでかつ小樽地域に思い入れのある話し手とともに語り合います。
○ 1月13日(月・祝) 15:30~ 小樽市民センター・マリンホール
● 話し手:
佐々木雅幸(創造都市ネットワーク日本顧問、文化庁地域文化創生本部主任研究官)
山重徹夫(クリエイティブディレクター、「中之条ビエンナーレ」総合ディレクター)
迫俊哉(小樽市長)
福島慶介(デザイナー・文化庁メディア芸術祭小樽展シンボルグラフィック制作・N合同会社)
岡田智博(文化庁メディア芸術祭小樽展ディレクター)
オープニング・セッション「メディア芸術と物語性 - 街と結びつくナラティブ」
新しい表現や体験としてのメディア芸術は、街と結びついてどんな物語性(ナラティブ)を生み出しうるのでしょうか?
メディア芸術祭小樽展のエグゼクティブアドバイザーである水口哲也をモデレーターとして、メディア美学者であり、メディアアートの黎明期より、世界のメディアシーン、アートシーンを見続けてきた武邑光裕(ベルリン在住)と、初音ミクを北海道から世界に発信し続けているクリプトン・フューチャー・メディア代表の伊藤博之が、小樽のもつ街や都市の魅力、未来の可能性について考え、議論していきます。
○ 1月11日(土) 17:00~ 小樽市産業会館 会場内「ナラティブラウンジ」
● 話し手:
武邑光裕(メディア美学者)*遠隔参加
伊藤博之(クリプトン・フューチャー・メディア代表)
水口哲也(文化庁メディア芸術祭小樽展エグゼクティブアドバイザー)
クロージング・トークセッション「テクノロジーとエンタテインメントの融合がもたらす未来- より深いメディア・ナラティブに向けて」
新しい表現や体験としてのメディアテクノロジーが、音楽や映像をはじめとする様々なエンタテインメントと結びつくと、その街や都市にどのような可能性を生み出し、どんな物語性(ナラティブ)を生み出しうるのでしょうか?その未来の可能性について語ります。
○ 1月26日(日) 15 :00~ 小樽市産業会館 会場内「ナラティブラウンジ」
● 話し手:
小橋賢児(LeaR代表)
水口哲也(文化庁メディア芸術祭小樽展エグゼクティブアドバイザー)
岡田智博(文化庁メディア芸術祭小樽展ディレクター)
他、ゲスト調整中。
長編アニメーション映画の上映
『おおかみこどもの雨と雪』
文化庁メディア芸術祭の過去の長編アニメーションの受賞作品より3作品を会期中上映します。
鑑賞には上映入場整理券(無料)が必要となります。
整理券は、開催期間中、小樽市産業会館内の本展インフォメーションで配布します
○ 上映ラインナップ
上映会場=小樽市民センター・マリンホール
・ 1/24(金)19 : 00~
「花とアリス殺人事件」岩井俊二 第19回アニメーション部門優秀賞作品
・ 1/25(土)12 : 00~
「おおかみこどもの雨と雪」細田守 第16回アニメーション部門優秀賞作品
・ 1/25(土)15 : 00~
「君の名は。」新海誠 第20回アニメーション部門大賞作品
専門家によるメディア芸術の解説
ディレクターが、会場を巡りながら作品解説を行います。
○1/17(金)、1/18(土)、1/23(木)16:00~ 小樽市産業会館 会場集合
●講師:岡田智博(文化庁メディア芸術祭小樽展ディレクター)
展示作品
※産業会館=小樽市産業会館、三番庫=小樽市観光物産プラザ(運河プラザ)・三番庫、
マリンホール=小樽市民センター・マリンホール、文学館=市立小樽文学館
▼一覧は以下PDFよりご確認ください。
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文化庁メディア芸術祭とは 文化庁メディア芸術祭はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。 平成9年度(1997年)の開催以来、高い芸術性と創造性をもつ優れたメディア芸術作品を顕彰するとともに、受賞作品の展示・上映や、シンポジウム等の関連イベントを実施する受賞作品展を開催しています。 |
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社は、文化庁が主催する文化庁メディア芸術祭の関連事業である「文化庁メディア芸術祭地方展」の企画運営を受託しています。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
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