映像2020.03.04

ミクシィが取り組む共同研究プロジェクトで誕生したアンドロイド指揮者「オルタ3」がNTTドコモのスペシャル動画に起用

東京
株式会社ミクシィ

 株式会社ミクシィ(東京都渋谷区、代表取締役社長:木村 弘毅、以下ミクシィ)が参画する、「人と人工知能(AI)とのコミュニケーションを探求する共同研究プロジェクト」により開発されたアンドロイド指揮者「オルタ3」が、本年3月2日(月)より、NTTドコモ提供のスペシャル動画『爆奏オーケストラ』に起用されたことをお知らせします。

 

 NTTドコモが提供するスペシャル動画『爆奏オーケストラ』は、第5世代移動通信システム「5G」の速さを象徴的に表現したもので、アンドロイド指揮者「オルタ3」が実際のオーケストラを率いて、バッハ作曲の名曲「G線上のアリア」を指揮します。
 

 「オルタ3」は、人間とのコミュニケーションの可能性を探るため、また「生命を持つように感じさせるものは何か?」という問いを追求するために開発された人工生命を搭載したアンドロイド指揮者です。2019年にミクシィ、大阪大学石黒研究室、東京大学池上研究室、ワーナーミュージック・ジャパンによる「人とAIとのコミュニケーションを探求する共同研究プロジェクト」によって開発されました。

 

アンドロイド指揮者「オルタ3」とは

 機械が露出したむき出しの体、性別や年齢を感じさせない顔といった特徴により、人の想像力を喚起し、これまでにない生命性を感じさせることを目指したアンドロイドです。

 プロジェクトは、コミュニケーションによる豊かさを追求するミクシィ、世界的なアンドロイド研究のパイオニアである大阪大学石黒研究室、Alife(人工生命)研究のパイオニアである東京大学池上研究室、実証実験の場を提供するワーナーミュージック・ジャパンによって発足しました。

 


■「人とAIとのコミュニケーションを探求する共同研究プロジェクト」 担当役員
 ミクシィ 取締役CTO 村瀬 龍馬 コメント

「オルタ3」がテクノロジーとしてはもちろん、インパクトのある風貌からもわかるようにエンターテインメントの側面からも注目されているということが喜ばしいです。
 

「オルタ3」のプロジェクトを通じて、さまざまな分野がひとつになって何かを成し遂げたいと思ったときに、凄まじいスピードで実現可能になったと実感しました。また、「オルタ3」がドコモの動画に出演することで、通信とコミュニケーションによるシナジーを創出できて嬉しく思います。

 


■「人とAIとのコミュニケーションを探求する共同研究プロジェクト」 担当者
 ミクシィ ビジネス開発室 ビジネス開発グループ  関 麻里 コメント

2019年2月のプロジェクト発表よりちょうど1年間、様々な分野のプロフェッショナルがそれぞれの知見を持って意見をぶつけ合いながら、人とアンドロイドのコミュニケーションの可能性について探求してきました。プロジェクト担当者として私自身も一緒に追いかけて参りましたが、1年にわたってプロジェクトメンバーが費やしてきた熱量が、今回ドコモさんのCM起用により素晴らしい映像として表現され、とても嬉しく感じています。
今後もオルタ3は国内外を含めて様々なイベントに出演して参ります。ミクシィはその時々のプロジェクトの中で、コミュニケーションにまつわる豊かさの可能性について、引続き探求して行きたいと考えています。 

 

■スペシャル動画「爆奏オーケストラ」概要

出演者オルタ3
公開日2020年3月2日(月)
動画時間100秒
動画URLhttps://www.youtube.com/watch?v=H_5J6CJEP4g
動画概要株式会社NTTドコモが2020年春の商用開始を予定して研究開発を続けている
第5世代移動通信システム「5G」の速さを象徴的に表現したスペシャル動画。
生命としての人工知能(AI)である人工生命(ALife)を搭載したアンドロイド
指揮者「オルタ3」を起用し、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ作曲の名曲
『G線上のアリア』を3G、4G、5Gそれぞれをイメージした速さで演奏します。

 

■ミクシィグループ < mixi.co.jp >
ミクシィグループは、“ユーザーサプライズファースト”の企業理念のもと、ユーザーの皆さまの想像や期待を超える価値提供に取り組んでいます。当社グループは1997年の創業以来、SNS「mixi」やスマホアプリ「モンスターストライク」など、友人や家族といった親しい人と一緒に楽しむコミュニケーションサービスを提供してきました。これからも、“フォー・コミュニケーション”と定めたミッション(私たちのやるべきこと)を遂行するため、人々の生活がより豊かになる未来を思い描き、ITの側面からコミュニケーションの活性化を促す事業・サービスを推進し、より良いコミュニケーションの創造に取組んでいきます。

 

本記事に関するお問い合わせ:株式会社ミクシィ

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