ironSource、広告収益型ゲーム開発スタジオを設立
世界最大規模のモバイルアプリプラットフォームであるironSourceは、広告収益モデルを用いたモバイルゲームのパブリッシングと開発を行うSupersonic Games(スーパーソニック・ゲームス)を設立しました。ゲームの制作及びリリース工程への関与を深めることで、ironSourceのプラットフォーム利用者のお役に立つ機会を一層増やしていきたいと考えています。
「本取り組みは、ゲーム業界との結びつきを強め、また『良質なゲームを事業的な成功に導く支援を行う』という当社の目標を具現化させたものです」。ironSourceの最高収益責任者を務めるオマー・カプランは続けて次のように述べています。「ironSourceは、当社のパートナーが最大限の力を発揮するためのプラットフォームでありたい。そのためには、モバイル端末上の可処分時間に占める割合を増やし続けるモバイルゲームの制作過程への深い関与が欠かせません」。
Supersonic Gamesは設立の10日後には早くもヒット作をリリースしました。同社が手掛けた「Sort It 3D」は、リリース当日に欧州主要国、米国、韓国、そして日本などにおいてランキングのトップ入りを果たしたのです。3月以降も新作が続々とリリースされる予定です。
Supersonic Gamesを利用するデベロッパーは、モバイル広告のメディエーションプラットフォーム、アドネットワーク、データドリブンなユーザー獲得プラットフォームといったゲームアプリの成長を支援する様々な機能を備えたironSourceのグロースプラットフォームを合わせて活用できます。さらにはユーザー獲得や広告収益を通じたマネタイズに関する知見を持つチームとの連携を図ることが可能です。
「ゲーム制作を通じて商業的な成功を収めることが今では非常に難しくなりました。Supersonic Gamesとしては、長期的な成功を目指して開発者と連携し、然るべき収益を生み出す事業モデルを構築していきます」。Supersonic Gamesのゼネラルマネージャーを務めるナダヴ・アシュケナージは合わせて下記の見解を示しています。
「『Sort It 3D』の成功を通じて、「ゲームの成長を支援する実績を有する企業」と「魅力的なゲーム」の二つがそろえば、驚異的な力を発揮することが証明できました。この組み合わせを活用することで、さらに多くのゲームを生み出していきたいと考えています」
近年のゲーム業界では、同業他社同士が合併する水平統合が積極的に行われてきました。加えて、過去2年間では、ゲーム制作スタジオとアドテクノロジー企業の組み合わせといった垂直統合の事例が増えてきています。厳しい競争が繰り広げられている現在のゲーム市場においては、広告運用とゲーム開発の両機能を融合させた企業が有利です。外部費用を削減することでPDCAサイクルを効率的に回し、より収益性が高い事業を構築できるからです。
ironSource最高収益責任者のカプランは、「ユーザーの注目を得るための競争が激しくなる一方の市場環境で成功を収めるためには、ゲーム事業の実績に加えて、ゲームに関するテクノロジーと豊富な資金力、さらにはそれらを運用するリソース資源が必要になります。これまで広告領域で蓄積されてきた技術的なノウハウとプロダクト開発力をパブリッシング程にも適用し、パブリッシング体験そのものを自動化するツールを提供し、より効率的にかつよりスケールするための支援を強化していきます」と述べています。
ironSource 会社概要
世界の主要モバイルゲーム企業を顧客とするironSourceは、モバイル広告のメディエーションプラットフォーム、モバイル広告ネットワーク、データドリブンなユーザー獲得プラットフォームといったゲームアプリの成長を支援する様々な機能を開発しています。2010年に設立された当社は、テルアビブ、ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、北京、深圳、ベンガル―ル、ソウル、東京に拠点を置くグローバル企業です。詳細は下記HPをご参照ください。http://www.ironsrc.com
お問い合わせ
峰 秀一郎(General Manager in Japan)
shuichiro.mine@ironsrc.com
アプリデベロッパーへのマネタイズおよびユーザー獲得のサポートを中心としてセールス、アカウントマネジメントなど日本におけるビジネス全般を幅広く担当
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