未整理の情報を地図に -全国約28万件の犯罪発生情報が「GC Data」で見える-
株式会社インフォマティクス(本社:川崎市、代表取締役:齊藤大地)は、未整理の情報から位置情報を解析し可視化する「GC Data(ジーシー データ)」技術により、全国約28万件の犯罪発生情報を地図上に可視化した「GC Data 犯罪発生マップ」の提供を開始することを発表しました。
背景
全国の都道府県警では犯罪発生情報のオープンデータ化が始まっています。しかし、オープンデータにはメール文章のような未整理の情報も含まれているため、そのままでは地図上への可視化が難しいという課題がありました。
インフォマティクスは長年にわたり地図データ作成技術やノウハウを蓄積しており、近年では文章を地理情報システム(GIS)で利用可能な地図データへの変換技術の研究開発も行っています。
こういった背景から、広く一般市民の皆さまの安心安全に役立てていただくことを目的として、このたび独自技術である「GC Data」を使って作成した犯罪発生データを、スマートフォンアプリおよびWebサービス「GC Data 犯罪発生マップ」にて提供する運びとなりました。
特長
1. 地図上での表示
「GC Data 犯罪発生マップ」では、以下のような犯罪発生情報の文章を「GC Data」技術により地図データ化し、iPhone/iPadアプリ、Android/PC向けWebサービスにより地図上に表示します。
2018年11月08日(木)、午後4時ごろ、東京都豊島区雑司ヶ谷3丁目付近でつきまといがありました。 |
↓↓
2. 地図データの提供
「GC Data」技術により、文章を地理情報システム(GIS)で利用可能な地図データに変換できます。
変換した地図データをそのままご利用いただくことで、GISでの犯罪発生の傾向分析が可能となり、予測・対策に役立てることができます。
2018年11月08日(木)、午後4時ごろ、東京都豊島区雑司ヶ谷3丁目付近でつきまといがありました。 |
↓↓
「GC Data」により、通常の文章がGISで利用可能なデータへ変換
東京都豊島区雑司ヶ谷3丁目付近 | 35.721502 | 139.713796 | つきまとい | 20181108 | 16:00 |
適用例
「GC Data」は未整理の情報を地図化(見える化)することで空間的な分析ができ、様々な業務アプリに利用できます。
例えば、「防犯スマートフォンアプリ」や「営業報告を地図上に可視化するWebサービス」、「施設管理スマートフォンアプリ」などが実現できます。また、コンシューマー向けのアプリやWebサービスにも利用できます。
GC Data 犯罪発生マップ スマートフォンアプリ 利用方法
犯罪発生マップ WEBページ内の「App Storeからダウンロード」より移動したのち、アプリをダウンロードしてご利用ください。
・犯罪発生マップ WEBページ
https://www.informatix.co.jp/hanz/
今後の展望
「GC Data」はこれまで可視化が困難だった情報を地図上で見える化する、インフォマティクスの独自技術ブランドです。今後は安全安心分野のみならず、他の業務分野においても「GC Data」技術を利用したサービス提供を目指してまいります。
インフォマティクスについて
株式会社インフォマティクスは、1981年の設立以来、建築・設計向けのCADシステムおよび地理情報システムの開発、販売、保守サポートを行うシステムインテグレータとして成長を続けており、本社(川崎市)、営業所(大阪、名古屋)の総勢約190名の社員から成る企業です。国内の中央官庁、地方自治体、鉄道・高速、電力、金融機関、住宅メーカー、ゼネコン、設計事務所などに多数の導入実績があります。
会社名: 株式会社インフォマティクス
所在地: 川崎市幸区大宮町1310 ミューザ川崎セントラルタワー27F
代表者: 代表取締役社長 齊藤大地
設立: 1981年9月
URL: https://www.informatix.co.jp/
事業内容:
・コンピュータ利用におけるソフト開発、およびこれに伴う調査、コンサルティング業務
・ソフトウエアパッケージの販売、システムメンテナンスならびにユーザーサポート
・情報サービス、データバンク関連業務
・前各項に付帯、または関連する事業
お問い合わせ先
GC Data 製品・サービス関するお問い合わせ
株式会社インフォマティクス 岡部敬
TEL:044-520-0850 Email:info@informatix.co.jp
あなたの会社のニュースを掲載しませんか?
ニュースへの新規掲載お申込み(無料)