全3回 トークセッション・シリーズ ライブ配信決定!
渋谷PARCOに新たにオープンした文化発信拠点「ほぼ日曜日」を配信会場に、《まさゆめ》の企画者である現代アートチーム 目 [mé] の荒神明香、南川憲二、増井宏文と、ゲストに紫牟田伸子氏(第1回)、伊藤亜紗氏(第2回)、石川直樹氏(第3回)を迎えて、3つのテーマからプロジェクトを探求します。
Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13のひとつであるプロジェクト《まさゆめ》では、関連プログラムとして現代アートチーム 目 [mé] とゲストによる全3回のトークセッション・シリーズを開催します。
《まさゆめ》は、年齢や性別、国籍を問わず世界中からひろく顔を募集し、選ばれた「実在する一人の顔」を2020年の東京の空に浮かべるプロジェクトです。 2019年3月から6月にかけて、WEBサイトやワークショップを通じて集まった顔は1,400以上にのぼり、各所で盛りあがりをみせました。その後、顔を選ぶための手がかりを探る参加型公開ミーティング「顔会議」(2019年6月実施)などを経て、いよいよ今年の夏、ただ一人の顔が東京の空に浮かびます。
圧倒的な風景の実現を目前に控えたいま、本シリーズでは3つのテーマを設け、あらためてプロジェクトを多様な視点から探求します。出演者は 目 [mé] の荒神明香、南川憲二、増井宏文(第2回のみ登壇)に加え、第1回は編集の視点から様々な地域のプロジェクトに関わる紫牟田伸子氏、第2回は美学を専門にアート・哲学・身体が交わる境界で研究をおこなう伊藤亜紗氏、そして第3回は都市から辺境まで旅する写真家の石川直樹氏です。
本プログラムは、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から無観客にて実施し、その様子をライブ配信にてお届けします(配信URLは《まさゆめ》公式WEBサイト・SNSでお知らせ)。配信会場は、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」が運営する話題のスペース「ほぼ日曜日」。渋谷PARCOに新たにオープンした文化発信拠点よりお送りする、異なる専門性をもつゲストと目 [mé] が繰り広げるセッションをお楽しみください。
開催概要
視聴料 無料(通信料はお客さま負担です。)
視聴方法 イベント当日、《まさゆめ》公式WEBサイトおよび「ほぼ日曜日」公式WEBサイトにて視聴URLをご案内します。
▼《まさゆめ》公式WEBサイト
https://masayume.mouthplustwo.me
▼「ほぼ日曜日」公式WEBサイト
https://www.1101.com/hobonichiyobi/
主催 東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
企画運営 まさゆめ事務局
企画協力 株式会社 ほぼ日
紫牟田伸子 × 目 [mé] 街と人のつながりのこと
- 日時 2020年4月11日 [土] 14:30〜16:00 ライブ配信
- 出演 紫牟田伸子(編集家)、荒神明香(目 [mé] アーティスト)、南川憲二(目 [mé] ディレクター)
- 概要 「街をより良くするために、自分自身がかかわっている」そんな都市に対する市民の誇り=「シビックプライド」を軸に、街がつくられていく高揚感や未来へのビジョンをどのように共有することができるのか考えます。
伊藤亜紗 × 目 [mé] 「見る」ということ
- 日時 2020年4月12日 [日] 14:30〜16:00 ライブ配信
- 出演 伊藤亜紗(美学者)、荒神明香(目 [mé] アーティスト)、南川憲二(目 [mé] ディレクター)、増井宏文(目 [mé] インストーラー)
- 概要 顔、身体、思考、経験など、自分と完全に一致する人はいません。一人一人異なるわたしたちの「見る」という行為や経験をあらためて問い直し、違うからこそ見えてくるものの可能性を探ります。石川直樹 × 目 [mé] 東京の風景のこと
石川直樹 × 目 [mé] 東京の風景のこと
- 日時 2020年4月14日 [火] 19:30〜21:00 ライブ配信
- 出演 石川直樹(写真家)、荒神明香(目 [mé] アーティスト)、南川憲二(目 [mé] ディレクター)
- 概要 開発が進む湾岸エリアから風情が残る下町エリアまで、多様なイメージを持つ東京。オリンピック・パラリンピックを前にさらに変化しつづけるその風景を、アーティストの目線から見つめ直します。
《まさゆめ》とは
《まさゆめ》は、年齢や性別、国籍を問わず世界中からひろく顔を募集し、選ばれた「実在する一人の顔」を2020年 夏の東京の空に浮かべるプロジェクトです。各地の国際芸術祭や展覧会で独創性と創造性に満ちた作品を発表し、話題をさらってきた現代アートチーム 目 [mé]。そのアーティストである荒神明香が中学生のときに見た夢に着想を得ています。実際に顔が浮かぶ日に向けて、多くの人びとの体験や記憶に結びつきながら、プロジェクトの意味や本質を共有していきます。
公式WEBサイト:https://masayume.mouthplustwo.me
*「Tokyo Tokyo FESTIVAL」とは
オリンピック・パラリンピックが開催される2020年の東京を文化の面から盛り上げるため、多彩な文化プログラムを展開し、芸術文化都市東京の魅力を伝える取組です。
*「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」とは
斬新で独創的な企画や、より多くの人々が参加できる企画を幅広く募り、Tokyo Tokyo FESTIVALの中核を彩る事業として、東京都及び公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が実施するものです。国内外から応募のあった2,436件から選定した13の企画を、「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」と総称し、オリンピック・パラリンピックが開催される2020年にかけて、展開しています。
公式WEBサイト:https://ttf-koubo.jp/
出演者プロフィール *敬称略、出演順
紫牟田伸子 [編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー]
美術出版社、日本デザインセンターを経て、2011年に個人事務所設立。「ものごとの編集」を軸に、企業や社会・地域に適切に作用するデザインを目指し、地域や企業の商品開発、ブランディング、コミュニケーション戦略に携わる。また、都市と人の関わりの調査・研究も手がけ、編集・執筆を行っている。主な著書に、『シビックプライド:都市のコミュニケーションをデザインする』『シビックプライド2:都市と市民の関わりをデザインする』(共に共同監修/宣伝会議/2008、2015)、『シビックエコノミー:私たちが小さな経済を生み出す方法』(編著/フィルムアート社/2016)など。多摩美術大学ほか非常勤講師。
伊藤亜紗 [美学者]
東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター准教授。リベラルアーツ研究教育院。MIT客員研究員(2019)。専門は美学、現代アート。もともと生物学者を目指していたが、大学3年次より文転。2010年に東京大学大学院人文社会系研究科博士課程を単位取得のうえ退学。同年、博士号を取得(文学)。主な著作に『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『どもる体』(医学書院)、『記憶する体』(春秋社)など。WIRED Audi INNOVATION AWARD 2017、第13回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞(2020)受賞。
石川直樹 [写真家]
1977年東京生まれ。写真家。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。『CORONA』(青土社)により土門拳賞受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。最新刊に写真集『まれびと』(小学館)、『EVEREST』(CCCメディアハウス)など。
目 [mé] [現代アートチーム]
アーティスト 荒神明香、ディレクター 南川憲二、インストーラー 増井宏文を中心とする現代アートチーム。個々の技術や適性を活かすチーム・クリエイションのもと、特定の手法やジャンルにこだわらず展示空間や観客を含めた状況/導線を重視し、果てしなく不確かな現実世界を私たちの実感に引き寄せようとする作品を展開している。主な作品・展覧会に「たよりない現実、この世界の在りか」(資生堂ギャラリー、2014年)、《Elemental Detection》(さいたまトリエンナーレ 2016)、《repetitive object》(大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2018)などがある。第28回(2017年度)タカシマヤ文化基金受賞。2019年は、美術館では初の大規模個展「非常にはっきりとわからない」(千葉市美術館)が話題を呼んだ。
2020年 夏に向けて、プロジェクト進行中!
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公式WEBサイト https://masayume.mouthplustwo.me/
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