「東京藝術大学 × READYFOR」、新型コロナウイルスの影響を受けた若手芸術家支援を目的としたクラウドファンディングプロジェクトを公開
日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFOR株式会社(本社︰東京都千代田区、代表取締役:米良はるか)にて、東京藝術大学(所在地:東京都台東区、学長:澤和樹)が、本日、クラウドファンディングプロジェクト「【東京藝術大学】若手芸術家支援基金、始動!#POWER TO THE ARTS」を公開し、5,000万円を目標に寄附金募集を開始いたしました。
東京藝術大学とREADYFOR社は2017年4月に、アーティスト支援、芸術支援文化の醸成を目的に業務提携を締結し、これまで17件のプロジェクト掲載し約5700万円の支援金を集めてきました。本プロジェクトは「東京藝大 × READYFOR」の第18号案件であり、これまでの藝大プロジェクトの支援総額に並ぶほどの高額な目標金額達成を目標としております。
また6月9日、本プロジェクトの開始に伴い、東京藝術大学にて記者会見を実施いたしました。
■「【東京藝術大学】若手芸術家支援基金、始動!#POWER TO THE ARTS」実施背景
新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、芸術家を取り巻く環境は大きく変化しました。美術館や演奏ホールが閉鎖、予定していた展覧会・音楽会は延期又は中止、経済的にも不安定な状態が続いています。さらに、「新しい生活様式」が求められる中で、これからどのような表現ができるのか、どのように表現と向き合っていくべきなのか、否応なしに考えさせられています。本学としても、在学生・卒業生が芸術活動を持続していくためにできることは何か、支援策を考えてきました。そしてこのたび、本学出身の若手芸術家(在学生を含む)を対象に、「新型コロナウイルス感染症 緊急対策 東京藝術大学 若手芸術家支援基金」を設置し、彼らの応援プロジェクトを展開します。直接的な救済支援(給付金)だけでなく、若手芸術家と一緒に新しい芸術のあり方を考えていくこと、新しい作品に希望と金銭的余裕をもてるように後押しをすることも、国内唯一の国立総合芸術大学である本学の使命のひとつです。また、今回の支援基金は、藝大としても初めて、かつ想定外で緊急の取り組みです。藝大独自のプロジェクトとして始動しているため、国からの予算の目処が充分に立っているわけではありません。そこで、基金のほとんどを大学財源と寄附によってまかなう必要があり、クラウドファンディングを実施する運びとなりました。
■クラウドファンディング概要
・プロジェクトタイトル:
「【東京藝術大学】若手芸術家支援基金、始動!#POWER TO THE ARTS」
・ページURL:https://readyfor.jp/projects/power_to_the_arts
・目標金額:5,000万円
・公開期間:2020年6月9日(火)~7月31日(金)23時
・形式:寄附型 / ALL-IN形式
※目標金額の達成の有無に関わらず、集まった寄附金を受け取ることができる形式です。
※本プロジェクトへの寄附は税制優遇の対象となります。
■支援基金の使いみち
「今のこの苦しい状況を救い、乗り越える手助けをすること。」「そして、未来の表現のカタチを率先して模索していくこと。」の両軸で支援策を展開していく予定です。「今を救う」支援策では、在学生を対象とした就学支援として、緊急給付金やオンライン授業に必要な通信機器の貸出し(通信費を含め無償)、オンライン授業窓口の体制拡充などを行います。「未来のカタチを作る」支援策では、オンライン藝大アートフェスティバル(仮称)の開催や、新たな WEBコンテンツの開発など若手芸術家の活躍の場を整備していきます。
◾READYFOR株式会社とは
READYFOR株式会社は、「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をビジョンに日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」、法人向け事業「READYFOR SDGs」を運営しています。2011年3月のサービス開始から1.3万件以上のプロジェクトを掲載し、58万人から約130億円以上の資金を集め、国内最大級のクラウドファンディングサービスとして、中学生から80代の方まで幅広い方々の夢への一歩をサポートしています(2020年6月時点)。「カンブリア宮殿」をはじめさまざまなメディアに掲載され、2016年6月サービス産業生産性協議会が主催する第1回日本サービス大賞優秀賞を受賞。2019年5月経済産業省等が主催する第5回日本ベンチャー大賞経済産業大臣賞(女性起業家賞)を受賞。
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