その他2020.08.23

オリコン顧客満足度®調査 『テレワーク』に関する利用実態レポートを公開

東京
株式会社oricon ME
“見えない満足を可視化する”をコンセプトに、第三者の立場で顧客満足度調査を実施する株式会社oricon ME(読み:オリコン エムイー 本社:東京都港区 代表取締役社長:小池恒)は、今回初調査となる『ビジネスチャットツール』『Web会議ツール』の顧客満足度調査を実施。10月のランキング発表に先駆けて、一部設問から『テレワーク』の利用実態に関するレポートを作成いたしましたので、その内容を報告いたします。
※調査期間:2020年6月22日(月)~2020年7月3日(金)

※『テレワーク』の利用実態に関するレポートは、こちらより閲覧できます。
▶ https://cs.oricon.co.jp/michitari/special/2020/img/telework-survey-report.pdf
メールでの送付も承っておりますので、ご希望の際は下記の【お問い合わせ先】までご連絡頂ければ幸いです。
また、次ページ以降のグラフや表などの画像データもございますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
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-TOPICS-
■テレワーク「賛成」82.2%も、指示・推奨は34.6%にとどまる
今後のテレワーク実施意向、「6割が意向なし」
オフィスワーク意向の主な理由は、「自分の仕事が在宅勤務に適した業務内容ではないから」が最多も、「出勤した方が規則正しい生活リズムを維持できるから」「出勤した方が適度な運動になって良いから」と、生活リズム、運動と、仕事外の個人の考え方が強い

■今後のテレワーク実施意向が一番高い年代は「女性10・20代」で54.1%。

■居住エリア別の今後のテレワーク実施意向、「42.9%」で首都圏が最多
次いで、「九州・沖縄」(41.7%)、「北海道」(40.6%)が続き、「近畿」は38.7%で4番手

 ■テレワークを指示・推奨される割合は、役職別「課長クラス」が73.3%で全役職中、最も高い結果に。
一方、テレワークを「全く実施していない」も「課長クラス」が17.8%で最多となり、次いで「部長クラス」は17.4%となった。

 ■「ビジネスチャットツール」の利用状況、【Microsoft Teams】が従業員規模1000人以上の大企業勤務者で特に利用率が高い。「Web会議ツール」は、【Zoom Meetings】が業種別の学校・教育産業従事者で特に利用率が高い。
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 なお、本調査は、全国のビジネスパーソンまたはアルバイト従事者の18歳~69歳の男女を対象に実施。回収サンプル数は、10,519名となっています。

■今後のテレワーク実施意向、「6割が意向なし」
テレワークが浸透しにくい背景には「仕事に対する固定観念」も

 テレワークに「賛成」が82.2%も、「在宅勤務が指示(命令)された(自宅待機命令も含む)」(23.3%)、「在宅勤務を推奨されたが、強制ではない(各部署の判断に委ねる)」(11.3%)と、指示・推奨は34.6%にとどまりました。また、「今後のテレワーク実施意向」では、「オフィスワークがいい」(29.0%)、「どちらかといえばオフィスワークがいい」(31.6%)で、実に6割がオフィスワークの意向を示しました。
 その理由として(n=6378)(複数回答)、上から順に「自分の仕事が在宅勤務に適した業務内容ではないから」が最多の42.6%。次いで「出勤した方が規則正しい生活リズムを維持できるから」(29.9%)、「出勤した方が適度な運動になって良いから」(22.3%)となり、“通勤”を「規則正しい生活リズム」 「適度な運動」という捉え方をする意見もあり、テレワークが浸透しにくいのは、仕事外の個人の考え方が強く、実施する個人の意識も一因のようです。

■今後のテレワーク実施意向が一番高い年代は「女性10・20代」で54.1%
 「年代別」で見た今後のテレワーク実施意向に関し「女性10・20代」が最多でしたが、理由のTOP3は、「移動しないので疲れずに済むから」(61.4%)、「服装・化粧・身だしなみに時間をかけなくて済むから」(60.8%)、「朝遅くまで寝ていられるから」(51.3%)でした。特に「服装・化粧・身だしなみに時間をかけなくて済むから」と「朝遅くまで寝ていられるから」は、全体のパーセントと比べ、それぞれ24.5%、25.7%も多く、朝の仕度時間軽減など、朝ゆっくりできるのがポイントのようです。
 また、「居住エリア別」の今後のテレワーク実施意向は、42.9%で首都圏が最多。次いで、「九州・沖縄」(41.7%)、「北海道」(40.6%)が続き、「近畿」は38.7%で4番手となっています。

 

 

■「課長クラス」、73.3%がテレワーク指示・推奨されるも、「全く実施していない」が全役職中、最多
 「課長クラス」が「在宅勤務が指示(命令)された」44.3%、「在宅勤務を推奨されたが、強制ではない」29.0%で、全役職中、最も高い73.3%となり、テレワークの指示・推奨はあったようですが、テレワークを「全く実施していない」も17.8%で最多。「全く実施していない」は、次いで「部長クラス」の17.4%となり、管理職のテレワークがしづらい実態が浮かび上がりました。

■「ビジネスチャットツール」「Web会議ツール」の利用状況
「ビジネスチャットツール」と「Web会議ツール」は、以下を定義としております。

<ビジネスチャットツール>
ネットワークを介したリアルタイムコミュニケーションを実現するチャットツールの中でビジネス用途に特化したもの
主なツール:【Microsoft Teams】【Chatwork】【LINE WORKS】
<Web会議ツール>
遠隔地点の相手と音声通信やビデオ通信によるコミュニケーションを実現するツール
主なツール:【Zoom Meetings】【Microsoft Teams】【Google Meet】【Cisco Webex Meetings】

 利用状況について、「ビジネスチャットツール」は「Microsoft Teams」が13.4%、「Web会議ツール」は「Zoom Meetings」が12.1%で、それぞれ最多となっています。また、ビジネスチャットツールの「Microsoft Teams」は、従業員規模が1000人以上の大企業勤務者で特に利用されており、これはWeb会議ツールでも同様の傾向となっています。Web会議ツールでは、「Zoom Meetings」は、業種別の学校・教育産業従事者で特に利用されています。

●ビジネスチャットツール

 

 

●Web会議ツール

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、リリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

本記事に関するお問い合わせ:株式会社oricon ME

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