宮本亞門、落合陽一、ロナン・ブルレック他、世界で活躍するクリエイターが集結 「DESIGNART TOKYO 2020」オープニングセッション開催!
DESIGNART TOKYO 実行委員会は、森ビル株式会社が運営する「アカデミーヒルズ」と協働し、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセの助成のもと、「DESIGNART TOKYO 2020」のオープニングセッションを開催いたします。
2017 年に始まった「DESIGNART TOKYO」は、世界屈指のミックスカルチャー都市である東京を舞台に、世界中からインテリア、アート、ファッション、フードなどさまざまなジャンルのモノやコトが集結し、各展示を回遊して街歩きを楽しめる、まさに東京の街全体がデザイン&アートミュージアムになるイベントです。
今年、当イベント開幕を飾るオープニングセッションは「Creative for the future ~クリエイティブで切り拓く未来への架け橋」をテーマに、芸術、デザイン、建築、テクノロジーといった様々なジャンルの第一線で、国内外問わず活躍するクリエイターやアーティストが日本・フランスから集結し、クリエイティブで切り拓く未来について、今話すべき4 つのテーマで議論を展開します。
4 つのセッションは、日仏両国でオンライン配信され、これからの未来に対して、本当に大切なものとは何なのか、考えるきっかけを提供します。
DESIGNART TOKYO × アカデミーヒルズ
「CONFERENCE BRIDGE 2020」
Creative for the future ~クリエイティブで切り拓く未来への架け橋
【開催概要】
10 月23 日(金)
17:00 ~ 18:30 SESSION 1 「Art and Performance」
19:30 ~ 21:00 SESSION 2 「Beyond Design」
10 月24 日(土)
13:00 ~ 14:30 SESSION 3 「Sustainability」
15:30 ~ 17:00 SESSION 4 「The Future of Work」
PANELIST 宮本亞門(演出家)、片岡真実(森美術館 館長)、ロナン・ブルレック(デザイナー)
コンスタンス・ルビーニ(ボルドー装飾芸術とデザイン美術館 館長)、藤本壮介(建築家)、妹島和世(建築家)、皆川明(デザイナー)、落合陽一(メディアアーティスト/研究者)、遠山正道(株式会社スマイルズ 代表取締役社長)
形式 オンライン配信
料金 1DAY 2,000 円 / 2DAYS 3,500 円(税込)
公式WEB http://designart.jp/conference2020/
参加申込 https://eventregist.com/e/designart2020( 申込締切:10/20( 火)18 時)
主催 DESIGNART TOKYO 実行委員会、アカデミーヒルズ
助成 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
お問合先 DESIGNART TOKYO 実行委員会 info@designart.jp
CONFERENCE BRIDGE 2020 PROGRAM
【10.23 fri】
■17:00 ~ 18:30|SESSION1|「Art and Performance / アート& パフォーマンス」
観る概念が変容するこれからの芸術
フィジカルに感じることが前提として表現されてきた芸術の世界。これからの芸術の向かう先はどうなるのか、
舞伎まで、ジャンルを越えた演出を手がける宮本亜門と世界のアートシーンを見続けてきた森美術館館長の片岡真実が語ります。
宮本亞門|演出家
2004 年、東洋人初の演出家としてニューヨークのオンブロードウェイにて『太平洋序曲』を手がけ、同作はトニー賞の4 部門でノミネートされる。ミュージカルのみならず、オペラ、歌舞伎等、ジャンルを越える演出家として、活動の場を国内外へ広げている。13 年、オーストリア・リンツ州立歌劇場でモーツァルト『魔笛』を演出。18 年フランス国立ラン歌劇場において黛敏郎作曲オペラ『金閣寺』、20 年ワーグナー 『パルジファル』を新演出。18 年には、ベルサイユ宮殿オペラハウスにて、能×3D 映像『幽玄』を上演した。
片岡真実|森美術館 館長
ニッセイ基礎研究所都市開発部研究員、東京オペラシティアートギャラリー・チーフキュレーターを経て、2003 年より森美術館。2020 年より現職。2007 ~ 2009 年はヘイワード・ギャラリー(ロンドン)にて、インターナショナル・キュレーターを兼務。第9 回光州ビエンナーレ(2012 年)共同芸術監督。第21 回シドニー・ビエンナーレ芸術監督(2018 年)。CIMAM(国際美術館会議)会長(2020-2022 年)、京都芸術大学大学院客員教授、東京藝術大学客員教授。文化庁アートプラットフォーム事業・日本現代アート委員会座長。AICA(美術評論家連盟)会員。その他、日本およびアジアの現代アートを中心に執筆・講演・審査等多数。
■19:30 ~ 21:00|SESSION2|「Beyond Design / ビヨンド・デザイン」
今求められる物質的価値を超えたデザインとは
パリを拠点とし、ヴィトラやカッペリーニなどの家具デザインや、マイアミデザインディストリクトのパブリックアートなども手がける、世界的なデザインユニット、ロナン& エルワン・ブルレック兄弟の兄ロナン・ブルレックとボルドー市立装飾とデザイン美術館の館長でデザインの専門家としても知られるコンスタンス・ルビーニとフランス・モンペリエに建てられた集合住宅“白い木” を手がける建築家の藤本壮介が、フランスと日本の両国の視点から、デザインが抱える課題を読み解きます。こちらは、フランスと日本を繋ぎライブ配信いたします。
※本イベントは、日仏デザイントークシリーズの一環です。
https://www.institutfrancais.jp/tokyo/agenda/rencontres-design-2020/
ロナン・ブルレック|デザイナー
ロナン・ブルレック(1971 年生まれ)は、フランス・カンペール出身のクリエーター。1999 年より、弟エルワンと共同でデザイン活動を開始。ジュエリーのような小物から公共空間デザイン、建築、工芸品から工業製品、デッサンからビデオ、写真に至るまで幅広い分野のデザインを手がけ、ブルレック兄弟のデザインは私たちの日常に浸透しつつある。国際的な大手企業とのコラボレーションから、ヨーロッパや日本の伝統工芸職人とのコラボレーションまで、彼らの活動は多岐にわたる。世界の有名な美術館との様々な共同リサーチプロジェクトや、パリのシャンゼリゼ通りのフォンテーヌをはじめとする都市デザインプロジェクトも、世界各国で行っている。
コンスタンス・ルビーニ|ボルドー装飾芸術とデザイン美術館 館長
ボルドー装飾芸術とデザイン美術館館長。フランスとイギリスのアートマーケットでのキャリアを経て、1999 年パリ装飾美術館に入職。2005 年から2010 年にはデザイン都市サン・テティエンヌの文化施設「シテ・デュ・デザイン」が発行する「Azimuts」誌の編集長を務めた。2013 年より現職。キュレーションを担当した展覧会に『Oh couleurs ! Le design au prisme de la couleur』(2017 年)、『Construction - Martin Szekely』(2018 年)、『Memphis - Plastic Field』(2019 年)がある。若手デザイナーを紹介した展覧会も多い。ローザンヌ州立美術学校、パリ装飾芸術学校にて教鞭をとる。パリ政治学院のブルーノ・ラトゥール主宰「カルトグラフィー・プログラム」にて講師を務める。
藤本壮介|建築家
1971 年北海道生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、2000 年藤本壮介建築設計事務所を設立。 2014 年フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞(ラルブル・ブラン)に続き、2015、 2017、2018 年にもヨーロッパ各国の国際設計競技にて最優秀賞を受賞。2019 年に は津田塾大学小平キャンパスマスタープラン策定業
務のマスターアーキテクトに選定される。 2020 年、2025 日本国際博覧会の協会事務局会場デザインプロデューサーに就任。主な作品に、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリー・パビリオン 2013(2013 年)、House NA(2011 年)、武蔵野美術大学 美術館・図書館(2010 年)、House N(2008 年)等がある。
【10.24 sat】
■13:00 ~ 14:30|SESSION3|「Sustainability/ サスティナビリティ」
私が考えるサスティナビリティ
サスティナビリティや教育の面でテクノロジーを駆使し設計された、イタリア・ミラノにあるボッコーニ大学を手がけるなど、日本を代表する世界的建築家の妹島和世と、社会への考察や自然への詩情から図案を描くことで知られるファッションブランド「ミナ ペルホネン」を手がける皆川明が、今、人類が抱える共通課題である環境問題に触れながら、建築とファッションの世界で、今後、取り組むべき行動を議論します。
妹島和世|建築家
1956 年茨城県生まれ。1987 年妹島和世建築設計事務所設立。1995 年西沢立衛とともにSANAA を設立。2010 年第12 回ベネチアビエンナーレ国際建築展の総合ディレクターを務める。主な受賞として日本建築学会賞*、ベネチアビエンナーレ国際建築展金獅子賞*(イタリア)、プリツカー賞*(アメリカ)。主な建築作品として、金沢21 世紀美術館*(金沢市)、犬島「家プロジェクト」(岡山市)、ルーヴル = ランス*(ランス・フランス) など。( SANAA として)
皆川明|デザイナー
1995 年に設立した自身のブランドminä perhonen(2003 年まではminä)では、手作業で描かれた図案から作るオリジナルファブリックによるファッション、インテリア等で注目を集める。ストーリー性のあるデザインと、産地ごとの作り手の個性を活かした、長く愛用されるものづくりを目指す姿勢はブランド設立時から一貫している。個人の活動として、国内外の様々なブランドとデザインを通じての協業を精力的に続ける他、新聞や書籍への挿画、宿のディレクションなど活動は多岐にわたる。
■15:30 ~ 17:00|SESSION4|「The Future of Work / フューチャー・オブ・ワーク」
働き方のポストニューノーマル
メディアアーティスト以外に加え研究者や実業家など、様々な肩書きを持ち脚光を浴びる落合陽一とスープストックトーキョーやアーティスト支援プラットフォームArtSticker など、世の中が求める一歩先のビジネスを生み出し続ける実業家の遠山正道が、ニューノーマルな世界で求められる「人間がやるべき仕事とは何か」について、AI・ロボット、さらにはテクノロジーの進化によって変わらざるをえない私たちの仕事を踏まえ「これからの世界」を作っていくための考え方を提示します。
落合陽一|メディアアーティスト/研究者
1987 年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。筑波大学デジタルネイチャー開発研究センターセンター長、准教授 2015 年World Technology Award、2016 年PrixArs Electronica、EU よりSTARTSPrize を受賞。Laval Virtual Award を2017 年まで4 年連続5 回受賞、2019 年SXSW CreativeExperience ARROW Awards など多数受賞。
遠山正道|株式会社スマイルズ 代表取締役社長
1962 年東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、85 年三菱商事株式会社入社。2000 年株式会社スマイルズを設立、代表取締役社長に就任。現在、「Soup Stock Tokyo」のほか、ネクタイ専門店「giraffe」、セレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」、ファミリーレストラン「100 本のスプーン」、コンテンポラリーフード&リカー「PAVILION」、海苔弁専門店「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」を展開。「生活価値の拡充」を企業理念に掲げ、既成概念や業界の枠にとらわれず、現代の新しい生活の在り方を提案している。近著に『成功することを決めた』(新潮文庫)、『やりたいことをやるというビジネスモデル-PASS THE BATON の軌跡』(弘文堂)がある。最近では、もっともシンプルな結婚の在り方「iwaigami」、小さくてユニークなミュージアム「The Chain Museum」、アーティストを支援できるプラットフォーム「Art Sticker」などをスタート。
モデレーター: 永田宙郷
《DESIGNART TOKYO》
DESIGNART TOKYO は、2017 年に始まった毎年秋に開催するデザイン& アートフェスティバル。世界屈指のミックスカルチャー都市である東京を舞台に、世界中からアート、デザイン、インテリア、ファッション、フードなどさまざまなジャンルのモノやコトが集結し、都内各所で多彩な展示を行います。各展示を回遊して街歩きが楽しめるのも、このイベントの魅力のひとつ。東京の街全体がデザイン& アートミュージアムになるフェスティバルです。
▼DESIGNART TOKYO 2019 ダイジェスト映像
https://www.youtube.com/watch?v=tFWH2Ht-Cbg&feature=emb_logo
▼DESIGNART TOKYO 2019 レポート:http://designart.jp/designarttokyo2019/report/
【昨年実績】
来場者数: 約22 万人(延べ)/会場数・出展者数:104 会場・147 /参加クリエイター&ブランド数:390 /マッチング数: 39
《在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本》
2012 年9 月にフランス大使館文化部と東京日仏学院、横浜日仏学院、関西日仏学館、九州日仏学館が統合し、「アンスティチュ・フランセ日本」が誕生。東京、横浜、関西(京都/大阪)、九州(福岡)、そして2019 年からは沖縄(那覇)の5 支部(6 都市)を拠点にフランス政府公式機関としてフランス語講座を開講し、フランス発の文化、思想、学問を発信しています。
https://www.institutfrancais.jp/tokyo/agenda/rencontres-design-2020/
《アカデミーヒルズ》
森ビルは、「都市を創り、都市を育む」をテーマに、ハードとソフトの両面から都市づくりに取り組んでいます。「都市を育む」取り組みの一つとして、森ビルが運営するアカデミーヒルズは“自律的に自立する個人の支援” をミッションに、社会人に向けた「セミナー事業」、会員制図書館を運営する「ライブラリー事業」、貸しホール・貸会議室を運営する「フォーラム事業」の3 つの機能を軸に、都市生活者に対して「知的活動の場」と「知的情報交流の機会」を提供しています。
https://www.academyhills.com
DESIGNART TOKYO 2020 (デザイナート・トーキョー 2020)開催概要
■エリア:表参道・外苑前/原宿・明治神宮前/渋谷/代官山/六本木/新宿/銀座
■主催:DESIGNART TOKYO 実行委員会
■発起人:青木昭夫(MIRU DESIGN)、川上シュン(artless)、小池博史(NON-GRID・IMG SRC)、永田宙郷(TIMELESS)、アストリッド・クライン(Klein Dythamarchitecture)、マーク・ダイサム(Klein Dythamarchitecture)
※開催時間および日程は会場により異なります。一部入場料が必要な会場がございます。
会期:2020年10月23日(金)~11月3日(火・祝)
プレスデー:2020年10月22日(木)
オフィシャルWEBサイト:http://designart.jp/designarttokyo2020/
※新型コロナウィルスの影響により、一部内容に変更が発生する
可能性がございます。
DESIGNART TOKYO 実行委員会
107–0062 東京都港区南青山 2–15–19 フジハイツ402
TEL 03–6804–3819 info@designart.jp
FACEBOOK facebook.com/designart.jp
INSTAGRAM instagram.com/DESIGNART_TOKYO
TWITTER twitter.com/DESIGNART_TOKYO
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