プログラミング教育向けマイコンボード「micro:bit(マイクロビット)」がバージョンアップ。スイッチエデュケーションより2020年11月下旬から12月上旬に販売開始予定
東京
株式会社144Lab
Micro:bit教育財団が2020年10月13日にプログラミング教育向けマイコンボード「micro:bit(マイクロビット)」のバージョンアップを発表しました。株式会社スイッチエデュケーション(本社:東京都新宿区、代表取締役:小室真紀)は、2020年11月下旬から12月上旬に新しいmicro:bitを販売開始する予定です。
- micro:bit(マイクロビット)がマイクやスピーカーを搭載する大型バージョンアップ
- 日本での販売開始は2020年11月下旬〜12月上旬を予定。同時に現行バージョンの販売終了予定。
- 販売価格未定
- 最新情報はスイッチエデュケーションのウェブサイト(https://sedu.link/microbit-v2-news)にて更新
micro:bitは、イギリスのBBCが主体となって作ったプログラミング教育向けのマイコンボードです。動くものをプログラミングして作ることを通して、子供たちが論理的思考能力を身に着けられるようにデザインされています。日本では2017年8月5日に販売を開始し、2020年9月末までに約9万台を販売しています。
2020年10月13日、Micro:bit教育財団がmicro:bitのバージョンアップを発表しました。新バージョンのmicro:bit(以下、micro:bit v2.0)にはスピーカーやマイクが搭載されるなど、プログラミングや電子工作に初めて挑戦する子どもたちにより楽しんでもらえる機能が追加されます。また、より強力なプロセッサーを採用するなど、中級・上級者のプロトタイピングにおいても満足いただけるマイコンボードに生まれ変わります。
micro:bit v2.0は2020年11月下旬から12月の上旬に日本でもスイッチエデュケーションが販売を開始し、それと同時に現行のmicro:bit(以下、micro:bit v1.5)は販売を終了する予定です。販売価格は未定です。今後、バージョンアップに関する詳細や販売開始日や価格などの最新情報はスイッチエデュケーションのウェブサイト(https://sedu.link/microbit-v2-news)にてお知らせします。
micro:bit v1.5はmicro:bit v2.0が販売開始されたあとも同じ開発環境を使って継続してお使いいただけます。micro:bit v1.5に関するご質問は一度Q&A(https://sedu.link/microbit-v2-qa)をご覧いただき、解決しない場合はcontact@switch-education.com(担当:木原)までご連絡ください。
2020年10月13日、Micro:bit教育財団がmicro:bitのバージョンアップを発表しました。新バージョンのmicro:bit(以下、micro:bit v2.0)にはスピーカーやマイクが搭載されるなど、プログラミングや電子工作に初めて挑戦する子どもたちにより楽しんでもらえる機能が追加されます。また、より強力なプロセッサーを採用するなど、中級・上級者のプロトタイピングにおいても満足いただけるマイコンボードに生まれ変わります。
micro:bit v2.0は2020年11月下旬から12月の上旬に日本でもスイッチエデュケーションが販売を開始し、それと同時に現行のmicro:bit(以下、micro:bit v1.5)は販売を終了する予定です。販売価格は未定です。今後、バージョンアップに関する詳細や販売開始日や価格などの最新情報はスイッチエデュケーションのウェブサイト(https://sedu.link/microbit-v2-news)にてお知らせします。
micro:bit v1.5はmicro:bit v2.0が販売開始されたあとも同じ開発環境を使って継続してお使いいただけます。micro:bit v1.5に関するご質問は一度Q&A(https://sedu.link/microbit-v2-qa)をご覧いただき、解決しない場合はcontact@switch-education.com(担当:木原)までご連絡ください。
▶︎ 主な変更内容
- スピーカーを搭載
- マイクを搭載(マイク入力を示すLED付き)
- ロゴマークにタッチ検出機能を追加
- エッジコネクターの形状を変更(ワニ口クリップをはさみやすい凹みを追加)
- 電源のオンオフを示すLEDを搭載
- アンテナを変更(アンテナを露出、金メッキで加工)
- スリープ機能(電気が供給されている状態でmicro:bitの電源をオンオフできる機能)
- 接続した外部モジュールに供給できる電流が90mAから200mAに増加
新旧比較表
現行バージョン(micro:bit v1.5) | 項目 | 新バージョン(micro:bit v2.0) |
Nordic Semiconductor nRF51822 | プロセッサー | Nordic Semiconductor nRF52833 |
256kB Flash, 16kB RAM | メモリー | 512kB Flash, 128kB RAM |
なし | マイク | MEMSマイク マイクの入力を示すLED搭載 |
なし | スピーカー | あり |
なし | ロゴマークの タッチ検出 | あり |
25本 ・GPIO専用端子3本 ・PMW端子 ・I2C端子 ・SPI端子 ・3V端子など 形状に凹みなし I2Cは地磁気センサーや加速度センサーと共有 | エッジコネクター (端子) | 25本 ・GPIO専用端子4本 ・PMW端子 ・I2C端子 ・SPI端子 ・3V端子など 形状に凹みあり I2Cは周辺センサー類から独立 |
BLEとBluetooth 4.0(2.4Ghz帯) | 無線通信 | BLEとBluetooth 5.0(2.4Ghz帯) |
5V(microUSBポート経由) 3V(エッジコネクター、電池ボックス経由) | 電源 | 5V(microUSBポート経由) 3V(エッジコネクター、電池ボックス経由) micro:bitの電源状態を示すLED搭載 電源オンオフ機能あり |
90mAまで外部モジュールに供給可能 | 電流 | 200mAまで外部モジュールに供給可能 |
変更のない点
- 加速度センサーと地磁気センサー:ST LSM 303
- micro:bitをプログラミングできる言語:C++、MakeCode、Python、Scratch
- サイズ:5cm×4cm(W×H)
▶︎ スイッチエデュケーションについて
スイッチエデュケーションは株式会社144Lab(本社:東京都新宿区、代表取締役:金本茂)のグループ会社です。すべての子供にSTEM教育を実践することを目的に活動しています。考える、作る、発表するプロセスを体験できる環境と、安全でわかりやすく、手ごろな価格の教材を企画、開発しています。また、micro:bitの日本公式販売代理店として2017年8月のmicro:bit日本ローンチに貢献しました。micro:bitに追加して機能を拡張するモジュールの開発、ワークショップの実施などmicro:bitの普及活動も行っています。
https://switch-education.com/
▶︎ お問い合わせ
contact@switch-education.com(担当:木原)までメールでご連絡ください。
最新情報はスイッチエデュケーションのウェブサイト(https://sedu.link/microbit-v2-news)でお知らせします。
ご質問はQ&A(https://sedu.link/microbit-v2-qa)をご確認の上、解決しない場合はお気軽にご連絡ください。
本記事に関するお問い合わせ:株式会社144Lab
あなたの会社のニュースを掲載しませんか?
ニュースへの新規掲載お申込み(無料)