「Ulikeユーザー白書」発表!カメラアプリUlikeから見える「映え」を超えた新しい価値観とは
高性能のスマートフォンカメラが次々に登場する中、ここ数年で急速に需要が高まっているカメラアプリ。今回の調査では、Z世代から大人世代まで幅広い世代における人気のカメラアプリ「Ulike」の活用実態を通じて、新しい価値観を発見しました。
現代社会において、カメラアプリとはどのような存在であるのかを、発見した3つの新しい価値観とともにご紹介します。
1. 加工はエチケット
撮影した姿を加工することは、メイクと同じくらい気軽な感覚になっており、「カメラアプリでの加工に関する意識について、最も近いもの」として、「整形に近い」という回答はUlikeユーザーの25歳以上で45.2%と半数を下回り、Z世代では35.5%となっています。一方、「メイクに近い」という回答は25歳以上で54.8%、Z世代で64.5%といずれも「整形に近い」を上回っています。
また、「写真を加工してSNSに載せるのはエチケット・常識に近い」と回答したUlikeユーザーは53.7%とノンユーザーより上回っており、写真を加工することは、メイクをすることと同じぐらい、気軽で当たり前のことになり始めています。
2. 承認欲求を満たすより、撮影時間も楽しむ、遊びのツール
「カメラアプリを使っているときに、一番好きな・楽しい時間はどれですか?」という質問に対し、Ulikeユーザーの70.1%が「写真を撮影しているとき」と回答。他13社ユーザー平均でも50.6%と半数を超えています。一方、「加工をしているとき」と回答したUlikeユーザーは15.0%、他13社ユーザー平均も27.1%と「写真を撮影しているとき」と比べて大きく下回っています。さらに「SNSや友人知人からの反応をもらったとき」という回答は、Ulikeユーザー、他13社ユーザー平均のいずれも10%を下回っており、カメラアプリの使用目的は「承認欲求を満たすため」というよりも、「撮影を純粋に楽しむ」というところにあることが見えてきます。
特にUlikeユーザーのZ世代は、カメラアプリでの撮影自体を楽しむ傾向がより強く、各機能の使用率を見ると、「明るさ調整機能」「美肌補正機能」といった自分自身を綺麗に見せるための機能よりも、エフェクトでの演出効果や猫耳などの変装効果のある「スタンプ・ステッカー機能」の使用率が高くなっています。
カメラアプリは多目的に遊べるツールとして活用され、綺麗に撮るという本来の目的を超えて、撮影すること自体がエンタメになっていると言えます。
3. 多面性を楽しんでいる
「カメラアプリでの加工に対する意識について、最も近いもの」として、「SNSでは加工しているのがリアル」と回答したUlikeユーザーは54.4%と半数を超え、ノンユーザーの34.9%を大きく上回っています。さらに「SNS上の自分は理想の姿でいたい」と回答したUlikeユーザーはノンユーザーの41.6%よりも58%と高い結果となりました。
SNS上の自分に理想の姿を求める傾向はUlikeユーザー、ノンユーザーのいずれにおいても見られますが、特にUlikeユーザーにとって、SNSで加工している自分の姿は偽りの姿ではなく、「もう一人の自分」としてSNSでのリアルな存在になっています。
カメラアプリとは、彼らの「多面性」を満たすもの
今回の調査で、カメラアプリは「映える写真を撮る」「盛って可愛くする」といった単なる承認欲求を満たすためだけのツールではないということが見えてきました。
アプリで加工された自分やSNS上で演じている自分もすべてがリアルであり、その多面性を楽しみ、表現することを楽しむためのツールとして、カメラアプリは欠かせない存在になりつつあります。
この他、詳細については「Ulikeユーザー白書(2020.10)」完全版レポートに掲載しています。ご希望の方はTikTok For Business公式メディア(https://tiktok-for-business.co.jp)の「お問い合わせ」から広報担当までご連絡いただければ幸いです。
なお、TikTok For Business公式メディア「TikTok For Business」では、本リリース内容もご覧いただけます。
<調査概要>
・調査時期:2020年5月
・調査方法:インターネットリサーチ (調査委託先:マクロミル)
・調査対象:全国12〜49歳の男女
・調査人数:1,510ss
Z世代(15-24歳):189ss、25歳以上の世代:1,321ss
<調査データの引用・転載について>
調査データの引用・転載の際は、必ず「出典: Ulikeユーザー白書(2020.10)」と明記いただき、併せて、広報担当までご連絡をお願いいたします。
なお、Webページ(メディア/ブログなど)にて引用・転載される場合は、TikTok For Business公式メディアに掲載している該当記事URLリンクも合わせてご掲載ください。
※『TikTok For Business』: https://tiktok-for-business.co.jp/archives/4214
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