検索ワード、販売動向から写真・イラスト表現の2021年トレンドを予測!「Creative Trend 2021」 発表 〜新型コロナがもたらしたビジュアル表現の変化〜
東京
ピクスタ株式会社
ピクスタ株式会社(東京都渋谷区 代表取締役社長:古俣大介、東証マザーズ:3416、以下「ピクスタ」)が運営する、写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」( https://pixta.jp)は、PIXTAサイト内で検索されたキーワードと販売された写真・イラストを分析し、2021年の写真・イラストのトレンドを考察した「Creative Trend 2021」を発表いたしました。
世界中が新型コロナウイルスの猛威に晒された2020年は、例年とは明らかに異なるビジュアルニーズが高まり、新たな価値観と需要が示唆されたことを踏まえた、2021年トレンド予測になりました。
Creative Trend 2021:https://pixta.jp/creative-trend/2021
世界中が新型コロナウイルスの猛威に晒された2020年は、例年とは明らかに異なるビジュアルニーズが高まり、新たな価値観と需要が示唆されたことを踏まえた、2021年トレンド予測になりました。
Creative Trend 2021:https://pixta.jp/creative-trend/2021
- Creative Trend とは
日本最大級のストックフォトサイト(※)を運営するPIXTAでプロジェクトチームを発足し、日本の社会トレンドと、PIXTAを通じて日本で購入された写真・イラストの傾向、検索キーワードを元に分析。3年間の検索キーワードの変化上昇率、ビジュアルの移り変わりを元に、今後、日本でより求められるであろうテーマとそのビジュアル表現について考察したものです。
※ストックフォトとは、広告等で使用される予め用意された画像素材(写真・イラスト・動画素材)を指します。
- 2020年を振り返って
ビジネスシーンでは明らかにテレワークの需要が高まりました。象徴的だったのは、これまでは海外に拠点があるようなグローバル企業が主に使っていたテレビ会議が、オンライン会議として当たり前に行われるようになったこと。
会議室に集うことなく、それぞれがそれぞれの場所からオンラインで集うニューノーマルなビジネススタイルは、2020年最大の需要を集めました。
また、ライフスタイルでも従来は、風邪や花粉症の辛さを表現するアイテムだった「マスク」が、ビジュアル表現の中でも体調不良とは異なる「日常」として求められました。
他にも、正しい手洗いやアルコール消毒、ソーシャルディスタンスなど2020年に誕生したニューノーマルが、強くビジュアルニーズに反映された一年でした。
- Creative Trend 2021紹介〜来たる2021年のトレンドを考察〜
また、写真・イラストの表現トレンドには「ビビットでカラフル」「ボタニカルの気配」「頑張りすぎないゆるさ」「立体感」「大胆なデフォルメ」の5つを見出しました。
【トレンドテーマ】
◼平成スローバック
人物のヘアメイクやファッション、背景色やグラフィックにも、90年代後半から00年代にかけての流行を思わせるパワフルさが求められています。
◼身近な非日常
休日の過ごし方も、仕事も、住まいのあり方も、ニューノーマル時代にこれまでの非日常はより身近な日常へと変化しています。
◼日常の中の多様性
これまで少しずつ培われてきた理解によって人々の多様性に対して社会は当たり前のものとして受け入れる準備が整ってきました。
◼信念の表明
SDGs然り、何を大事にするか、己の価値観をまっすぐに表明することで得られる共感や信頼によって社会が動いていく時代に向き合うビジュアルが求められています。
【表現トレンド】
◼ビビットでカラフル
社会不安を払拭しきれない今、人々が惹きつけられるのは、明るく鮮やかな色彩。
◼ボタニカルの気配
自粛生活が続く中でも、草木の影を忍ばせ自然の瑞々しさを匂わせる表現。
◼頑張りすぎないゆるさ
撮影機材もファッションや部屋も、肩肘張らずにありのままのほどよい「素」の表現。
◼立体感
わかりやすく人々の目を引きつけるような立体感を取り入れたグラフィック表現。
◼大胆なデフォルメ 強調したい部分を思いきりよくデフォルメしたインパクトある表現。
詳細は「Creative Trend 2021」特設サイトをご覧ください。
https://pixta.jp/creative-trend/2021
- ピクスタ株式会社 取締役CCO 内田浩太郎よりコメント
極めて特殊な環境下でありながらも、PIXTAでは様々なイメージの流通が活発に行われました。
これらの動向を活かすべく、昨年に引き続き本年度の取引データを軸に社内の担当チームによる分析と考察を経て9つのテーマに展開された「クリエイティブトレンド2021」として皆様にお届けする運びとなりました事をとても嬉しく思います。
昨年、私の考える当社のクリエイティブトレンドの意味合いの一つとして『PIXTAに蓄積している「差異視点」断面のマーケットへの再配分』を挙げましたが、今年はその「差異」を超えた新たな社会的視点がより際立ってきた一年であったろうと考えています。
世の中では様々なトレンド予測が発信されていますが、取引データと社会考察に基づいたPIXTAならではの「クリエイティブトレンド2021」は一味違うインスピレーションを皆様に感じていただけるのではないでしょうか。
まだまだ混沌とした状況下ではありますが、来る2022年に向けて本コンテンツが皆様の情報ソースの一つとして役立てていただければ幸いです。
ピクスタ株式会社 取締役CCO(チーフ・コンテンツ・オフィサー)
内田 浩太郎
- ビジュアル表現を通じて「伝える」生業の人々へ送るイベントを2021年1月に開催
[概要]
題 名:クリエイティブ業界人必見!2021年ビジュアルトレンド
日 時:2020年1月20日(水)20:00〜21:00
会 場:オンライン(Zoom)
ゲスト:クリエイティブプロデューサー 後藤あゆみ氏
参加費:無料
対象者:画像を活用したビジュアル表現に携わる人など
申 込:https://kokucheese.com/event/index/605261/
◆ クリエイティブ・プロデューサー 後藤あゆみ氏よりコメント
2020年は、多くの方が描いていたものとは全く違った景色になったのではないでしょうか。経済変動が、表現やものづくりにここまで大きな影響を及ぼしたのは、私自身初めての経験でした。
世界的大流行となったCOVID-19によって、人々の行動・生活・価値観に大きな影響を及ぼすと同時に、企業に求められる事業・サービスの在り方や、私たちクリエイターに求められるものづくりや働き方が大きく変化しました。緊急事態宣言時には、渋谷駅を賑やかしていた広告は消え、初めて見た真っ白な壁。広告・飲食・観光…と様々な業界が業務を止めざるを得ない状況となり、クリエイターたちの仕事も激減しました。今まで以上に、予想できない未来に不安を抱えていた方が多くいらっしゃったと思います。自宅で過ごす時間が格段に増えたことで、自身と向き合う時間も増え、他者からの視線や常識から解放されて、自分軸で判断して行動する人が増えました。そういった価値観の変化が、地方移住やご自愛時間を優先する生活などに影響していると考えます。
私たちの中心には経済活動があり、“クリエイティブトレンド”はそれらの変動に強く影響しているのだということが、改めてはっきりとした年でした。
2021年も引き続き、COVID-19と付き合いながら歩んでいかなければなりません。withコロナ時代に求められるビジネスやサービスとは何か。そして、それらに付随し、求められるクリエイティブとは何か。ニューノーマル時代の、クリエイターたちの働き方や仕事についてお話できればと思っています。
クリエイティブ・プロデューサー 後藤あゆみ氏
DeNA主宰のデザインプロジェクト・デザインフェスティバル『Design Scramble』立ち上げ / 運営代表
- PIXTAについて
PIXTA:https://pixta.jp
【会社概要】
社名:ピクスタ株式会社(東証マザーズ:3416)
設立:2005年8月25日
所在地:東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル5F
TEL:03-5774-2692 FAX:03-5774-2695
資本金:319,477千円(2020年9月末時点)
代表取締役社長:古俣 大介
URL:https://pixta.co.jp/
事業内容:デジタル素材のオンラインマーケットプレイス「PIXTA」の運営
出張撮影プラットフォーム「fotowa」
子会社:スナップマート株式会社
PIXTA ASIA PTE. LTD.
PIXTA VIETNAM CO., LTD.
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、リリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
本記事に関するお問い合わせ:ピクスタ株式会社
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