• サイトトップ
  • ニュースリリース
  • シナモンAI、アニメ業界のDX推進に向けて、「アニメーション自動着色AI」をギークピクチュアズへ提供開始。プロジェクトを共同推進。
アニメ2021.02.01

シナモンAI、アニメ業界のDX推進に向けて、「アニメーション自動着色AI」をギークピクチュアズへ提供開始。プロジェクトを共同推進。

東京
株式会社シナモン

国内でも有数の人工知能(以下、「AI」)ソリューションを提供する株式会社シナモン (代表取締役社長CEO:平野未来 以下、シナモンAI)は、映像・グラフィック・アニメーション(以下、アニメ)・CGIコンテンツなどの企画制作を行う株式会社ギークピクチュアズ(代表取締役 : ⼩佐野保 以下、ギークピクチュアズ)へ、アニメ自動着色AIの提供を開始いたしました。シナモンAIとギークピクチュアズでは、本アニメ自動着色AIをはじめとする様々なAI技術の活用を通じて、アニメ産業のデジタル・トランスフォーメーション(以下、DX)を推進いたします。

 

■本プロジェクトの背景
アニメ制作には30分ほどのアニメでも数千枚以上のセル画を描くことが必要で、セル画の着色には一定のスキルを持った人間の手作業が求められます。これまで、多くのアニメ制作会社では、専門的なスキルを持った職人を自社で採用するか、セル画の色付けを専門的に扱う海外のアウトソーシング会社に依頼をすることが一般的でした。アニメ産業は我が国のクールジャパン戦略の一角を担う日本のソフトパワーを強化する重要な産業ですが、アニメ制作現場における専門人材の不足は大きな課題となっています。

シナモンAIは、「創造あふれる世界を、AIと共に」をミッションに、産業レベルでの変革を生み出すDXの推進を支援しております。今回、アニメ産業の変革に向けて、シナモンAIとギークピクチュアズは共同で本プロジェクトを推進してまいります。シナモンAIが提供するアニメ自動着色AIを活用することで、これまでの成果物よりも正確かつスピーディーな着色を実現します。具体的には、AIの自動処理により全体の処理枚数のキャパシティを増やすことで、アニメ制作者の高付加価値業務を増やし、アニメ産業のDXに取り組みます。


■取り組みの概要
アニメ自動着色AIは、業務負荷が高い色付け業務に対してAIを導入し、アニメ制作者の生産性を向上させることを目的としています。システムの構成としては、セル画の前処理から着色までの各フローにおいてAI技術を活用しております。具体的には、ピクセル値単位における着色精度が96%と、非常に高い水準での着色ができ、セル画への色付け業務の時間を1/10に短縮、コストも50%以上の削減が可能になります。今後は、必要に応じてペイントツールとの連携インターフェイスも視野に、システムの構築を検討しております。

シナモンAIとギークピクチュアズでは、本アニメ自動着色AIプロジェクトを共同で推進してまいります。また、今後は、ギークピクチュアズを通じて一般企業向けのサービス提供も予定しております。
 

*イラストはイメージで、実際にAIが着色したものではありません。

 

 

【株式会社ギークピクチュアズ会社概要】
社名:株式会社ギークピクチュアズ
URL:https://geekpictures.co.jp/
所在地:東京都渋谷区神宮前2-27-5
設立:2007年2月
代表者:代表取締役  小佐野保

■事業内容:
TVCM・映画・ミュージックビデオなどマルチメディアにおける映像コンテンツの企画・制作
イベント・セールスプロモーションの企画制作
グラフィック・アニメーション・CGIコンテンツなどの企画制作
キャラクターをはじめとするIPの開発、クリエイターのマネージメント、および著作権の管理
デジタルメディアの企画・運営

【株式会社シナモン会社概要】
社名:株式会社シナモン
URL:http://www.cinnamon.is
所在地:東京都港区虎ノ門3-19-13 スピリットビル6F
設立:2016年10月
代表者:代表取締役社長CEO 平野未来

■事業内容:
人工知能プロダクト事業、人工知能コンサルティング事業
シナモンAIは、「創造あふれる世界を、AIと共に」をミッションとし、高度なビジネスAIソリューションの開発に取り組んでおり、多数の国内大手企業への提供実績を有しています。また、人工知能研究所をベトナム(ハノイ・ホーチミン)および台湾に構え、大量のAI技術者の獲得に成功しています。直近では、AI-OCR「Flax Scanner」に加えて、特化型音声認識技術「Rossa Voice(ロッサ・ボイス)」の商用化も始まり、大手企業を中心に販売を開始しております。また、シナモンAIでは、”Digitize(デジタル化)”“Structure(構造化)” “Understand(理解・活用)” という3つの独自の研究領域に基づき、高度なAIアルゴリズムを数多く保有し、業界特有の非構造化データを活用するビジネスAIソリューションの開発を継続的に行っております。

 

本記事に関するお問い合わせ:株式会社シナモン

あなたの会社のニュースを掲載しませんか?

ニュースへの新規掲載お申込み(無料)

日本中のクリエイターを応援するメディアクリエイターズステーションをフォロー!

TOP