越川道夫監督最新作映画『「アララト」誰でもない恋人たちの風景vol.3』予告編 解禁!
『アレノ』で監督デビュー以降、『海辺の生と死』『二十六夜待ち』など、男女の情愛を描き続けてきた越川道夫監督の最新作『「アララト」誰でもない恋人たちの風景vol.3』。
2019年公開の『愛の小さな歴史』、2020年公開の『あざみさんのこと』からなる「誰でもない恋人たちの風景」シリーズの最新作“vol.3”となる本作では、交錯する夫婦の願いや実情を美しくも儚げに映し出します。
左半身に麻痺を抱える夫と生活するためファミレスでの深夜勤務で生活を支える妻の揺れ動く恋心を描いた本作で主演を務めるのは、城定秀夫監督作『私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください』で鮮烈な初主演を飾った行平あい佳。
奴隷シリーズ以降も『タイトル、拒絶』やNHK連続テレビ小説「スカーレット」への出演など着実にキャリアを重ねてきた彼女が、夫との関係に悩み、彼を第一に考えながらも優しい同僚に惹かれてしまうヒロイン・サキ役で新境地に挑みます。
スギちゃんには自身も左半身に麻痺を抱えながら舞台「を待ちながら」(作・山下澄人、演出・飴屋放水)などで俳優として活動する荻田忠利。
サキに思いを寄せるユキオを新進気鋭の落語家、春風亭㐂いちが演じるほか、個性派バイプレイヤーの後藤ユウミ、ムーンライダーズの鈴木博文、監督が最も信頼を寄せる俳優のひとりである鈴木晋介などが脇を固めます。
あらすじ
サキとスギちゃん。左半身に麻痺を抱える夫と深夜のファミレスで働く妻は、東京の片隅で生きている。
「スギちゃんが描くと石とか草とか こんなにキレイだったのかって思うんだよね、だからさ、
スギちゃんが描いてくれた自分の裸を見たとき、初めてわたしの体が愛おしいものだって思えたんだ」
サキは画家のスギちゃんの妻。
スギちゃんは数年前に倒れて左半身が動かなくなり、すっかり絵を描かなくなってしまっていた。
深夜のファミレスで働き生活を支えるサキは、彼にまた絵を描いてほしいと思っていた。
道端の石ころや草花ばかり描いていたスギちゃん。
そんな彼がサキのヌードを描きたいと言った時、彼女は本当に嬉しかったのだ。
「また、わたしの絵を描いてくれるなら脱いでもいいよ」。
しかし、スギちゃんは、サキに依存しなければ生きられない自分に苛立ちを感じていた。
すれ違う身体と心。
愛し合うことさえままならず、ふたりの間に大きな亀裂が生まれた日、サキはファミレスの同僚ユキオと結ばれる。
そして、スギちゃんはサキと別れる事を決意するのだった。
キャスト・スタッフ
行平あい佳 荻田忠利 春風亭㐂いち 後藤ユウミ 鈴木博文 鈴木晋介
脚本・監督:越川道夫
製作:村上潔 プロデューサー:山口幸彦 音楽:宇波拓
撮影監督:武井俊幸 音響:近藤崇生 編集:菊井貴繁 メイク:杉本あゆみ フード担当:麻帆
カラーグレーディング:織山臨太郎 監督助手:内田周作 演出部応援:張元香織 劇中絵画:安永元典
製作:キングレコード株式会社 制作:スローラーナー 配給:キングレコード株式会社
2021年/120分/日本/カラー1/1:1.85/5.1ch/DCP
©2021キングレコード
公式サイト:ararato-movie.com
公式Twitter @EroticaQueen21
映画『「アララト」誰でもない恋人たちの風景vol.3』
5月15日(土)より K’s cinemaにて 2週間限定ロードショー
名古屋シネマスコーレにて5月中旬公開
大阪シアターセブンにて上映決定!
★幸せな日常のはずが「離婚しよう」の言葉が… 妻の願いと夫のやるせなさが胸を絞めつける、予告編解禁!
『「アララト」誰でもない恋人たちの風景vol.3』の予告編が完成!
初の映像解禁となる当予告編では、ベッドで目覚めた妻・サキ(行平)がベランダにいる夫・スギちゃん(荻田)の様子を見つめる場面から始まる。
深夜のファミレスで働くサキは左半身が不自由なスギちゃんのことを愛おしく思い微笑みかけるが、麻痺を抱える前の自分と比べて生活が思うようにいかない彼は苛立ちを抱え…。
仲睦まじい日常にも「別れ」が見え隠れする、切なさに満ちた予告編をチェック!
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